ヘヴン&エール:パッケージ

ゲーム名ヘヴン&エール (Heaven and Ale)
ゲームデザイナーMichael Kiesling, Andreas Schmidt
人数2~4人
時間60~90分
年齢12歳~
メーカーeggertspiele
取扱ホビージャパン
価格7,000円(税別)

美味しいビールを醸造するために修道院の庭を充実させるゲーム!

ヘヴン&エール:盤面

古い修道院の院長となり、ビールを醸造します。最高のビールを作り出すために、修道院の庭で作物を栽培し、その収穫に必要な修道僧を雇う必要があります。

ゲームデザイナーは、『トーレス』や『ティカル』でドイツ年間ゲーム大賞受賞経験のあるミハエル・キースリング氏と相方はアンドレアス・シュミット氏となっています。シュミット氏は、『ポルターファス』の作者です。

ゲームの目的

修道院の庭を立派にし、最高のビールを造ります。

勝利条件

ゲーム終了時、最も多くの得点を獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。

終了条件

全6ラウンドが終了すると、ゲームが終了します。

ゲームの準備

ヘヴン&エール:ゲームボード

場の中央にゲームボードを準備します。ゲームボードはトラック状になっており、各マスに必要コンポーネントを配置します。

ゲームボードの中央には、樽型の目的タイルが配置されます。

個人ボード

ヘヴン&エール:個人ボード

各プレイヤーには、個人ボードが用意されています。ボードの中央が庭となっており、右側の暗い方が日陰、左側の明るい方が日向となっています。

日向エリアにタイルを配置する場合は、日陰エリアの倍のコストがかかります。

個人ボードの左端から上端にかけて、トラックになっており5つの作物と院長駒が移動できるようになっています。

ヘヴン&エール:達成カード

各プレイヤーには、上の写真の通り5枚の特典カードが配られます。これは、決算を2箇所行うことで得られる特典となっています。

手番でやること

手番では、各プレイヤーはゲーム中央のトラックの好きな場所に駒を移動させます。(逆方向には動けません)

ヘヴン&エール:手番でやること

止まったマスで、タイルの購入などを行います。マスの種類は、全4種類です。

マスの種類

ヘヴン&エール:マスの種類

(左側から)
  1. 作物の購入
  2. 目的の達成
  3. 修道僧の雇用
  4. 決算

1.作物の購入

ヘヴン&エール:作物の購入

作物タイルに書かれたお金を支払い、個人ボードに作物タイルを配置します。配置する際のコストは、日陰が1倍、日向が2倍です。

2.目的の達成

共通ボード中央にある目的達成タイルの条件を満たしていれば、樽タイルを獲得することができます。早いもの勝ちで、1位が4点、2位が2点です。条件を満たしていれば同時にいくつも獲得することができます。

ここの点数は結構大事。

3.修道僧の雇用

ヘヴン&エール:修道僧

ゲームボードに書かれたお金を支払い、個人ボードに修道僧タイルを配置します。配置する際のコストは、日陰が1倍、日向が2倍です。

修道僧は全4種類です。なんとも言えない味のあるイラストが特徴です。

4.決算

ヘヴン&エール:決算

個人ボードの左端に示された10種類の要素にもとづいて決算が発生します。それぞれ1回のみしか行うことができません。「作物の数字/種類」「修道僧の種類」の2種類に分かれています。

好きな1つを選択して決算をします。

作物を選んだ場合

  • 日向にあるタイル:タイルの数字の合計値分、個人ボード上の作物駒を移動させます。
  • 日陰にあるタイル:タイルの数字の合計値分のお金を獲得します。

修道僧を選んだ場合

修道僧のまわりにある作物タイルの効果を得ます。上と同様、日向では作物駒の移動。日陰ではお金の獲得が発生します。

隣り合う2箇所が埋まった場合

ヘヴン&エール:特典カードの適用

ゲーム開始時に配られた特典カードを適用することができます。

建築タイル

ヘヴン&エール:建築

個人ボード上には建設予定地があり、 そのまわりに作物タイルや修道僧タイルが配置されます。

建設予定地のまわりを6枚のタイルが囲うと、建物タイルが配置されます。

ヘヴン&エール:建物タイル

建物タイルの種類は上の写真の通りです。建設予定地のまわりにある作物タイルの数字の合計値に応じて、建物が決まります。

建物タイルは建築されると同時に、その効果が適用されます。その矢印方向の先にある各タイルの効果が発動します。

得点計算

得点計算は、個人ボード上のトラックの進み具合と獲得した樽タイルを合計します。<

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個人ボード上のトラックの計算は、「最も進んでいない作物駒のトラック上の数字」×「修道長駒の位置に書かれた倍数」が入ります。

得点計算時に他の作物駒を動かすことで、最下位の作物駒を動かすことができます。その交換比率も修道長駒の位置によって決まります。上の場合は「1:3」です。

この点はどうしてそうなるのかの理由が謎ではありますが、そういうルールとなってます。

実際に遊んでみて

まず、ビールつくってる感じが全然しない!というのが第1印象です。それはさておき、遊んでみると複数用意されている決算をいかに発生させるかに悩むゲームです。

共通ゲームボード上に用意された、決算と建物を建てることにより発生する小決算をうまく組み合わせてマーカーを動かします。特に小決算では修道僧との絡みも重要になっており、どこを発動させるかどのような効果の建物にするかなどを考えなくてはいけません。

そこで、どのようなタイルで埋めるかの指標になっているのが目標タイル(樽タイル)となっていてこれを取るのを目指します。よく他プレイヤーの盤面を見て異なった目標達成を目指すことで共通ボードのタイルの取り合い合戦も回避できるでしょう。目標タイルの得点割合は非常に大きく、ここをしっかり取らないと1位をとることはできないと思います。

このゲーム、初プレイでうまく立ち振る舞うことは難しいかと思います。経験値による力量差が大きくでるゲームです。なので、繰り返し遊ぶことによってタイル獲得や配置のコツが掴めるはずです。初回プレイは、お試しプレイくらいの感じに結果なると思われます。

修道長を動かさなければいけないのに動かせるアクションが少ないことも頭を悩ませます。いつか「1:1」のところまでいってみたい!お金足りない、でま沢山タイルの欲しい!どこに置くか悩む!そして、タイル効果発動楽しい!!なゲームでした。ビール醸造感はゼロだけどね。

おわりに

今回は、美味しいビールを醸造するタイル配置ゲーム『ヘヴン&エール』をご紹介しました。

苦しいゲームやタイル配置ゲームが好きな方にはオススメです!そいではまた~

お気に入り度
★★★★★★★★☆☆ (8/10)