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今回は、アメリカで行われるゲームイベントの「GEN CON 2016」で発表される日本人ゲームデザイナーのゲームを紹介したいと思います。

『Gen Con』について

    Gen Con(ジェンコン)は、来場者数と行われるイベントの種類の双方において北米最大の卓上ゲームコンベンションである。伝統的なペンと紙、ボード、カードを用いるロールプレイングゲーム、ミニチュア・ウォーゲーム、ライブアクションRPG、トレーディングカードゲーム、ボードゲームなどが対象とされる。 (引用:Wikipedia

    2003年以降、インディアナ州の「インディアナポリス」で開催されており、2015年の来場者数は61,423人でした。アメリカ市場向けの商品の発表などがエッセンなどに先駆けて行われる重要なイベントとなっているそうです。今年は、8月4日~8月7日の4日間に渡って行われます。

A.ボウザ氏とのコラボ!『Welcome back to the dungeon』

    Junk Art
    ゲーム名 Welcome back to the dungeon (2016, iello)
    デザイン Antoine Bauza, Masato Uesugi
    人数 2~4人
    年齢 10歳~
    時間 10~30分

    「ダンジョンオブマンダム」の海外版「Welcome to the dungeon」の拡張ゲームです。拡張の扱いですが、こちらのゲーム単体でも遊べるようになっているようです。本作では4体のキャラクターが追加されています。

    ゲームデザインは、「ヴォーパルス(Vorpals)」や「Twelve Heroes」のゲームデザイナー「上杉真人」氏です。今回の拡張では、「世界の七不思議」のゲームデザイナー「アントニー・ボウザ(Antoine Bauza)」氏とのコラボ作品となっています。
    Junk Art

ふるよにの海外版!『Sakura Arms』

    Sakura Arms
    ゲーム名 Sakura Arms (2016, BakaFire Party)
    デザイン BakaFire
    人数 2人
    年齢 12歳~
    時間 10~20分
    キャラクター二人を選んで組み合わせ、それらのカードからデッキを構築し、相手と決闘します。特徴はこれらすべてが相手の目の前で行われることです。
    (引用:桜降る代に決闘を)
    デッキを構築して闘う2人用ゲームです。キャラクター毎に異なった個性をもっており、それらをうまく駆使して相手を倒します。 日本では、「ふるよに」の略称で呼ばれており、大会なども開催されています。

    ゲームデザイナーは、「惨劇RooperR」シリーズのゲームデザイナー「BakaFire」氏です。アメリカでは、「惨劇RooperR」がZ-man Gamesから出版されており、人気のようです。
    Sakura Arm

フランスのボードゲーム雑誌の表紙を飾ったゲーム『Imagine』

    Imagine
    ゲーム名 Imagine (2016, Gamewright)
    デザイン 藤田 真吾 (Shingo Fujita), 大木基至 (Motoyuki Ohki), Hiromi Oikawa
    人数 3~8人
    年齢 12歳~
    アイコンの描かれた透明なプラスチックカードを重ね合わせて、お題カードの内容を伝えるパーティーゲームです。 「ボドゲイム」から発表された『ピクテル』の海外版となっています。
      Imagine
    フランスのボードゲーム雑誌「plato」の表紙を飾るなど、海外での注目度も高そうです。

海外ではドーナツ屋!『Doughnut Drive-Thru』

    Doughnut Drive-Thru
    ゲーム名 Doughnut Drive-Thru (2016, Grail Games)
    デザイン いかが屋 (Ikaga-ya)
    人数 3~4人
    年齢 10歳~
    時間 20~30分

    ボードゲームPodcast 『いかとりにょりのいかがわしいラジオ』を配信している「いかが屋」さんが、ゲームマーケット2015秋で発表したゲーム「パンパカパン」のリメイクです。テーマがパン屋さんからドーナツ屋さんに変更になっており、ルールも多少変更になるとか。

    「シンデレラが多すぎる」の海外版を手がけたことのあるオーストラリアのメーカー「Grail Games」が手掛けています。

ダイスでコロニーを発展させよう!『Colony』

    Colony
    ゲーム名 Colony (2016, Bézier Games, Inc)
    デザイン Ted Alspach, Toryo Hojo, N2
    人数 1~4人
    年齢 13歳~
    時間 45~60分

    「ノイシュヴァンシュタイン城」や「シティー・ビルダー」の作者である「Ted Alspach」と「北条投了」氏の共作のゲームです。「北条投了」氏のデザインした「エイジ・オブ・クラフト(AGE of CRAFT) ~大建築時代~」をリメイクした作品となっています。資源をやりくりして建物を建てることで発展させる拡大再生産ゲームです。ダイスを使って資源獲得などのアクションを行います。

    Colony

海外でもコアなファンが生まれるかも?『Hert of crown』

    Hert of crown
    ゲーム名 Heard of Crown (2016, Japanime Games)
    デザイン ginkgo
    人数 2~4人
    年齢 12歳~
    時間 30分

    帝国の皇位継承者争いがテーマのデッキ構築型カードゲームです。個人の山札を循環してカード効果をプレイするシステムになっており、ドミニオンクローンのシステムとも呼ばれています。

    個性的な王女様を擁立するという点が大きく異なっており、日本国内に熱狂的なファンを多いです。出版社は、「Japanime Games」が手掛けており、「たんとくおーれ」の多言語版の販売なども手掛けています。

モンスターを談合して倒そう!『Dungeon Busters』

    Dungeon Busters
    ゲーム名 Dungeon Busters (2016, Mayday Games)
    デザイン 榎 智洋 (Tomohiro Enoki)
    人数 3~5人
    年齢 8歳~
    時間 20分

    ダンジョンに潜り、モンスターを倒して宝石を貰い山分けをするゲームです。山分けの優先度がより低い数字を出したプレイヤーなのですが、モンスターは倒さなければいけないというジレンマがあるゲームです。

    日本では「ダンゴー・ダンジョン」というタイトルで「榎之家」から発表されています。イラストなどはそのままですが、海外版では少しルールが異なっているとか。

ワーカープレイスメントクイズゲーム!『Word Portes』

    Word Porters
    ゲーム名 Word Porters (2016, Pandasaurus Games)
    デザイン Hisashi Hayashi
    人数 3~6人
    年齢 6歳~
    時間 20分

    ワード連想クイズゲームです。配られたお題について、連想される単語のヒントを出して他のプレイヤーに当ててもらうゲームです。答えあわせ時、当てて貰えた分だけ得点になります。言葉のチョイスに突っ込みが入るパーティーゲームです。

    過去にブログでも紹介させていただいているので、詳細はそちらをご参照ください。

12人の英雄で闘う2人用ゲーム!『Twelve Heroes』

    Twelve Heroes
    ゲーム名 Twelve Heroes (2016, Product Arts)
    デザイン Takashi Sakaue, Masato Uesugi
    人数 2人
    年齢 12歳~
    時間 20分

    12人の英雄を編成し、領土拡大を巡って争う2人対戦カードゲームです。ゲームデザインは、「Product Arts」の「坂上卓史」氏と「I was game」の「上杉真人」氏です。今回のGenConは「Product Arts]として出展しています。

親方になって江戸の町を練り歩け!『IKI』

    IKI
    ゲーム名 IKI (2016, UTSUROI)
    デザイン Koota Yamada
    人数 2~4人
    年齢 14歳~
    時間 60~90分

    江戸の町の親方になり、最も粋な1年を過ごすゲーム。様々な職人を雇い、町でできることを増やしながら町を練り歩きます。職人のところで資源をもらったり、交換したりしながらより多くの勝利点の獲得を目指します。昨年、Kickstarterで約8万ドルを調達した「IKI」をGenConでも販売するみたいです。
    IKI

おわりに

    アメリカのゲームショーなのに、あえて日本人ゲームデザイナーのゲームを取り上げさせていただきました。おおっ、あのゲームが海外版に?なんてのを楽しんでいただければ幸いです。

    ゲームデザイナーの皆さまにおかれましては、こういった海外出版社の方に売り込んでみるのも夢があるかも?

    それではまた~
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