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センチュリー:イースタンワンダーズ (Century: Eastern Wonders):パッケージ

ゲーム名センチュリー:イースタンワンダーズ
(Century: Eastern Wonders)
デザイナーEmerson Matsuuchi
人数2~4人
時間30~45分
年齢10歳~
メーカーPlan B Games


東洋のスパイスを探し求めて大海原を冒険するゲーム!

センチュリー:イースタンワンダーズ:ゲーム概要
(引用:Board Game Geek

『センチュリー:イースタンワンダーズ』は、海を巡って東洋のスパイスを集める資源変換ゲームです。

手番では、船を移動させて島をめぐり交易所を建ててスパイスを交換できる場所を増やしていきます。効率の良い交易ルートを探し出して、港で勝利点を獲得します。

センチュリーシリーズ3部作の第2弾!

センチュリーシリーズ一覧

2017年に発売されたゲーム『センチュリー:スパイスロード』の続編で、3部作の第2弾となっています。前作のコンポーネントと組み合わせて遊ぶことができる『センチュリー:大航海時代』のルールも入っており、前作を持っていると2度楽しめる仕組みになっています。

センチュリーシリーズは、年に1度のペースで出版され、2019年に完結予定となっています。

  • 第一弾『Century: Spice Road』
  • 第二弾『Century: Eastern Wonders』(2018年発売予定)
  • 第三弾『Century: A New Wolrd』(2019年発売予定)

勝利条件

最も多くの得点を獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。

終了条件

いずれかのプレイヤーが4つの勝利点タイルを獲得するとゲームが終了します。

ゲームの準備

センチュリー:イースタンワンダーズ:ゲームの準備

場の中央にタイルを配置し、スタート位置にプレイヤーの船駒を配置します。

(『センチュリー:イースタンワンダー』警察の方はお気づきかもしれませんが、この写真間違えています。タイル配置にて海タイルが紛れてしまっています。正しくは、全て島タイルで構成されます。)

センチュリー:イースタンワンダー:各プレイヤーにくばるもの

各プレイヤーには20個の交易所駒を配りプレイヤーボードの上に配置します。

プレイヤーボードには10個までスパイス駒を置くことができるようになっています。(ボードの右側部分)

資源駒について

ゲームで使用するスパイス駒は全4種類。スパイスの価値は、黒>緑>赤>黄となっています。

  • 黒:グローブ
  • 緑:お茶
  • 赤:唐辛子
  • 黄:生姜


手番でやること

センチュリー:イースタンワンダーズ:手番でやること

手番では船を移動し、移動先で3つのアクションのうち1つを行います。

船の移動

船をタイル1マス分移動します。更に移動する場合は、スパイス駒を支払うことで移動することができます。更に、移動先に他プレイヤーがいる場合追加でスパイスを支払う必要があります。

そして、その後行う移動先でのアクションは以下の3つです。

  1. 交易
  2. 勝利点チップの獲得
  3. スパイスの獲得

1.交易

センチュリー:イースタンワンダー:交易をする

タイルに描かれた通り、スパイスを変換をすることができます。ただし、タイル上に交易所を建設している必要があります。

交易所の建設

交易所は、そのタイル上の交易所の数分のスパイスを支払うことで建設することができます。なので、交易所がない状態であれば無料で建築することができます。

建築する交易所は、プレイヤーの個人ボードから出します。左から順に、タイルに描かれたスパイスの列の交易所を使用します。なので、上の写真の場合は唐辛子の列の交易所駒を使います。

個人ボードのボーナス

センチュリー:イースタンワンダー:個人ボードボーナス

個人ボードの縦一列分の交易所が完成すると、ボーナスタイルを獲得することができます。ボーナスタイルは「船移動+1」「交易所建築時にスパイスの価値を上げる」「スパイスの格納数を増やす」「勝利点」など全5種類が用意されています。

また、プレイヤーボードに書かれた数字はゲーム終了時の勝利点となります。

2.勝利点の獲得

センチュリー:イースタンワンダー:勝利点チップの獲得

タイルには、交易所を建てられる島の他に勝利点タイルを獲得できる箇所が4箇所用意されています。ここでは、既に獲得したスパイスを支払い勝利点タイルを獲得することができます。

3.スパイスの獲得

移動先で、スパイスを獲得します。黄色のスパイス(生姜)を2個得ることができます。

この3つのアクションを繰り返し、ゲーム終了時に最も多くの得点を持っているプレイヤーがゲームに勝利します。



実際に遊んでみて

前作同様、4種類のスパイスを変換していくという基本はそのままに変換手法が変更になっています。前作では、各プレイヤーが資源変換のカードを獲得したあとは各個人がそのカードを使い続けるゲームだったためカードの巡りや獲得運も大きく影響しており、変換カード・勝利点カードの早どり位にしかインタラクションがありませんでした。

本作では、マップ全体に変換タイルが配置され、それを使うかどうかを交易所の建築によって選択することができます。交易所についても早く建てていると資源が安くアドバンテージがあります。何より資源変換の機会が全プレイヤーに平等に与えられている点が大きく違います。

一方で、資源変換のアクションにおいては、カードから盤面に移動したことなどから最適な変換が考えづらいと感じる方もいるかもしれません。

センチュリー:イースタンワンダーズ:実際にあそんでみて

盤面の鮮やかさもなかなかのもので、ゲーム終了時にはこんな感じで賑やかな盤面になっていきます。

ゲーム中、資源が単純に増えるというアクションは「3.資源の獲得」と他のプレイヤーが落とした資源になります。なので、他のプレイヤーが置いていった資源の獲得は非常に重要でありなるべく獲得することを意識して動いた方が良いように感じました。

初回のプレイでは、なかなか最適な資源変換のルートを見出すことができずあと一手で勝利点を獲得できるとなったところで、前手番のファイナルバーガー作者・mor!さんにかすめ取られるという事態が2度も発生し、mor!さんをワルモリ呼ばわりして憎むという有様でした。

反省点としては、盤面に集中しすぎてしまい他プレイヤーの動きが見えていなかったというところになるのだとおもいます。

そんなこんなで結果的にはドン負けだったわけなのですが、手番はすぐに終わる上に考えることは多いため本当に充実感のあるプレイ感を楽しめました。この資源変換のシステムがすごく好きなのでずっと遊びたい一作です。『センチュリー:スパイスロード』がイマイチ合わなかったという方にも遊んで頂きたい一作です。

おわりに

今回はセンチュリーシリーズ第2弾『センチュリー:イースタンワンダーズ』をご紹介しました。

前作よりも船の移動による他プレイヤーとのインタラクションが生まれ、より遊びごたえのあるゲームになっています。スパイスロードが物足りなかった方は一度お試しあれ!

お気に入り度

★★★★★(10/10)