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【ゲーム紹介】ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House):お菓子の家を建てるタイル配置ゲーム!

【ゲーム紹介】ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House)

Lookout Spiele社から発売されたSPIEL’18の新作ゲーム『ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House)』をルール概要と共にご紹介します!

お菓子の家を完成させるタイル配置ゲーム!

ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House):ルール概要

『ジンジャーブレッドハウス』は、魔女となりお菓子の家を完成させるタイル配置ゲームです。

各個人で所有するタイルを1枚引いて、個人ボード上に配置。タイルを乗せた時に下にあるタイルの効果によって、「クッキー」を獲得して得点条件を達成していきます。

デザイナーは、ファミリーゲームを多くリリースしているフィルワーカーハーディン氏。代表作に『考古学カードゲーム』や『イムホテップ』などがあります。


参考
【ゲーム紹介】 考古学カードゲーム (Archaeology: The Card Game) : ニコボド | ニコのボードゲーム日記

参考
【ゲーム紹介】イムホテップ(Imhotep) : ニコボド | ニコのボードゲーム日記

勝利条件

ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

終了条件

全てのタイルを配置するとゲームが終了します。

ゲームの準備

ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House):ゲームの準備

各プレイヤーに個人ボード、15枚のタイル、屋根タイル1枚を受け取ってゲームを開始します。

ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House):ゲームの準備

配られた15枚のタイルは、裏向きの山札にしてゲーム中3枚のタイルが公開されます。

手番でやること

ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House):手番でやること

手番は、スタートプレイヤーから順に行います。自分の場に表向きに並んだ3枚のタイルから1枚を選んで個人ボードに配置します。

タイルを配置した際、下に書かれているアイコンに応じた処理を行います。

アイコンの種類

アイコンの種類は主に以下の4種類。

  1. 「クッキー」の獲得(各4色):「目標カード」を達成するのに使います
  2. 「階段タイル」の獲得:階を完成させるのに使います
  3. 「目標カード」の獲得:「目標カード」を1枚確保します(最大2枚まで)
  4. 「クッキー」の交換:手持ちの「クッキー」の種類を1つ変換することができます

同じアイコンを2箇所同時に埋めると3個の「クッキー」が!

ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House):手番でやること

タイルを配置した際に、同じアイコンを2箇所同時に埋めると3個の「クッキー」をもらうことができます。

上の写真の場合は、中央にある黄色いタイルとそのとなりの黄色いタイルを同時に埋めると3個の黄色クッキーがもらえます。

目標カードの達成

ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House):目標カードの達成

場の中央には4枚の「目標カード」が並んでおり、「クッキー」が揃った段階で達成することができます。

目標カードを達成すると、オールマイティーチップがもらえるのでそのチップは即配置します。オールマイティチップの上にタイル配置された場合は、好きな「クッキー」をもらうことができます。

ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House):目標カード

目標カードには、様々な童話に登場するキャラクター達が描かれています。

その他に、目標カードの左上には「クッキーアイコン」「人/ドラゴン」のアイコンが書かれていて、ゲーム終了時のボーナスカードの得点に影響します。

ボーナスカード(上級ルール)

ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House):ボーナスカード

ボーナスカードは、個人ボードの9マスが同じ階層で全て埋まると獲得することができます。(最大3枚)

即時「クッキートークン」がもらえるカードやゲーム終了時に勝利点になるカードなどがあります。例えば、目標達成したカードの「人」アイコン1つごとに2点といった感じです。

こちらのブログをお読みのゲーマーの皆様は追加した方がいいバリアントルールかと思われます。

得点計算

ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House):得点計算

すべてのタイルを配置し終わったあと、得点計算をします。

目標カードの得点とボーナスカードの得点を合計して最も高い得点のプレイヤーがゲームに勝利します。

実際に遊んでみて

色鮮やかで上に上にタイルを積み重ねていくのが楽しいゲームでした。

タイルを配置する際、同じアイコンを2つ並べて配置するのを意識しつつ他プレイヤーに「目標カード」をとられないように、そして階は完成させて「ボーナスカード」を取りたい。様々なジレンマが楽しめるタイル配置ゲームでした。

各プレイヤーに配られる15枚のタイルは完全にランダムなので非対称となっており、アイコンによる効果も様々です。なのでタイル出たとこ勝負で3枚のオープンされたタイルから配置を考えていくという感じです。

条件達成の中には、最大7個のクッキーが必要になるため同時コンボが必要になります。とはいえ、細かく目標達成した方がオールマイティータイルも多く手に入りますしボーナスカードの得点も伸びることに。目標カードも4枚しか公開されていないため、状況によりますがその辺の臨機応変さも必要です。

先に説明したとおり、ゲーマー同士で遊ぶのであればボーナスカードを入れれば良いでしょうし、あまりゲームをしない方と一緒に遊ぶのであればその辺の得点要素を減らすといいでしょう。

同じ作者のクマ牧場を遊んだときにも思ったのですが、ファミリーゲームとゲーマーズゲームのアレンジ具合が上手だなと思った次第です。

おわりに

今回は、お菓子の家を作るタイル配置ゲーム『ジンジャーブレッドハウス』をご紹介しました。

童話の世界感が好きな方やタイル配置系ファミリーゲームが好きな方は遊んでみてはいかがでしょう。日本語版でるといいなぁ~

ゲーム詳細

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ゲーム名ジンジャーブレッドハウス (Gingerbread House)
デザイナーPhil Walker-Harding
プレイ人数2~4人
プレイ時間30~45分
対象年齢8歳~