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【ゲーム紹介】シュッテルス/ノームの村 (Schüttel’s)

ゲーム名シュッテルス/ノームの村 (Schüttel’s)
デザイナーベルンハルト・ラッハ(Bernhard Lach)
ウヴェ・ラップ(Uwe Rapp)
人数2~6人
時間30分
年齢8歳~

ノームの村でお金を稼ぐ木駒ロールゲーム!

シュッテルス/ノームの村:ゲーム概要
(引用:Board Game Geek

『シュッテルス』は、ノーム達と共にお金を稼ぐ木駒ロールゲームです。

プレイヤーは、手番でノーム達の入ったカップを振り、カップから出てきた駒の数に応じてアクションを行います。

ゲームデザイナーは、ベルンハルト・ラッハ氏とウヴェ・ラップ氏のコンビ。代表作には『クウィント』や『ドロップイット』などがあります。

勝利条件

ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

終了条件

ゲーム終了条件は、以下の2つの条件のうちいずれかを満たすとゲームが終了します。

  • 2人以上のプレイヤーの木駒がなくなる
  • 使用済駒エリアがいっぱいになる

ゲームの準備

シュッテルス/ノームの村:ゲームの準備

場の中央にゲームボードを配置。

シュッテルス/ノームの村:ゲームの準備2

各プレイヤーに木駒10個と400金を配ります。

手番でやること

シュッテルス/ノームの村:手番でやること

手番では、15個のノーム駒が入ったカップを振ってトレーにノーム駒を出します。(2度振り厳禁!)

シュッテルス/ノームの村:完成

その後、出てきたノーム駒の数のボード上のエリアでアクションを行います。アクションは、数字に応じて変わります。

数字が緑色のマスはお金が増え、赤色のマスはお金が減ります。

ショップエリア

シュッテルス/ノームの村:ショップエリア

ゲームボード上には、最も多くショップエリアが用意されています。

該当する数字が出た際、エリアに自分の駒を場に配置するもしくは自分の駒を場から取るのどちらかを行います。

配置する場合

シュッテルス/ノームの村:駒の配置

駒を左から詰めて配置します。後からプレイヤーが追加される度に右側に1マスずつ移動します。

取る場合

シュッテルス/ノームの村:使用済みスペース

駒を取り除き、そのマスに書かれたお金を獲得します。その後取られた駒は使用済みスペースへ移動します。

「1」「3」「15」

シュッテルス/ノームの村:「1」「3」「15」

40金を支払い、場の中央に置いてプールます。

「14」

シュッテルス/ノームの村:「13」

場の中央に置かれたプール金を全て受け取ります。

「7」

シュッテルス/ノームの村:「7」

ショップエリアに配置済みの駒を使用済みエリアに移動します。お金は受け取れません。

「2」

シュッテルス:「2」

好きなショップエリアに駒を配置します。

「10」

シュッテルス/ノームの村:「10」

他のプレイヤーから駒の数×10金をそれぞれ受け取ります。

「13」

シュッテルス/ノームの村:「13」

駒がエリアになければ30金、駒がエリアにあれば10金を獲得します。

実際に遊んでみて

ノーム駒を狙い通りの数だすことで、獲得金が最大化したタイミングで引き取るということをすれば良いのですが・・・そんな思う通りに駒をカップから出せるわけないじゃないんですね。

遊んだ限りには、全くもって程よい加減で止めることができずに15個全て出してしまう事態が発生。それを時々でる「14」で回収するという何してるんだかわからないプレイとなっていました。

そんな感じなので、置いた駒が最大値になって回収できた時の喜びはひとしおです。

ノームの村:おわりに

ルール説明では端折ってしまったのですが、他のプレイヤーが売却した際に発生する隙間は詰める必要があり、最上位にいて下位のプレイヤーがいなくなってしまうと獲得金が下がってしまうのです。なので、他プレイヤーの引きどころの状況伺いと自分の引き上げタイミングが重要になります。

ゲーム的には、サイコロなどでもできそうなシステムですが数字選びをカップから駒を出すようにしているところがこのゲームの面白みであり、運の占める割合が上がって家族で遊べるゲームになっている気がします。

一緒に遊ぶのがお子さんであれば、2度振りオーケーだったりゆっくりカップを傾けてオーケーだったり独自に工夫をすることで大人と子供のギャップを埋めることができそうな気がします。

おわりに

今回は木駒を振るファミリーゲーム『シュッテルス』をご紹介しました。

木駒を振った時のドキドキ感が楽しめます。なお、アークライト社から日本語版が2018/8/9に発売予定となっています。