今回は、『ポルトガル年間ゲーム大賞2016』のノミネート作品が発表されたので、
どんなゲームがノミネートされているのかをざっくりと紹介したいと思います。
(出典:Spielbox)
「ポルトガル年間ゲーム大賞」について
『ポルトガル年間ゲーム大賞 (Spiel Portugal JOGO DO ANO)』は、ゲーマー向けのゲーム賞す。
- 2015年:ラグランハ (La Granja)
- 2014年:ネイションズ (Nations)
- 2012年:キーフラワー (Keyflower)
- 2011年:祈り、働け (Ora et Labora)
- 2010年:トラヤヌス (Troyes)
- 2009年:ラグランハ (Maria)
- 2008年:アグリコラ (Agricola)
- 2007年:ブラス (Brass)
- 2006年:インペリアル (Imperial)
リグナム (Lignum)
- (出典:Spiele-offensive.de)
リグナムは、19世紀の木材産業をテーマにしたゲームです。木こりになり、木材を切断して輸送することでお金を稼ぎます。2年後に最も多くのお金を集めたプレイヤーが、ゲームに勝利します。
出荷に向けての処理を最適化する必要があり、複雑な戦略ゲームの愛好家のためのゲームとなっているそうです。
トリカーリオン (Trickerion: Legends of Illusion)
プレイヤーは、イリュージョニストとなり多くの名声を得ることを目指す戦略ゲームです。
イリュージョンを行うために、マジックや道具を揃えラウンド終了時にショーを行うことで名声を得ていきます。
グランドオーストリアホテル (Gr and Austria Hotel)
(出典:Amazon.com)
各プレイヤーはホテル経営者となり、従業員を雇いホテルの設備を充実させることで、多くのお客さんをホテルに入室させていきます。
3色の部屋とその色に対応するお客さんがおり、お客さんを入室した際のボーナスなどをコンボさせてホテルの利益を最大化させていきます。
マルコポーロの旅路 (Die Reisen des Marco Polo)
- (出典:Arclight Games)
マルコポーロのように各地の都市を交易しながら旅してより多くの利益を獲得しよう。(出典:Arclight Games)
2015年のドイツゲーム賞を受賞したゲーム。
マルコポーロの仲間となり、シルクロードを築きます。
キャラクター毎に異なった能力を持っており、
毎回違ったプレイ感が楽しめるゲームになっています。
モンバサ (Mombasa)
- (出典:駿河屋)
『モンバサ』では、アフリカ大陸はケニアのモンバサ、南アフリカのケープタウン、エジプトのカイロ、セネガルのサン=ルイの各都市にある勅許会社(国王の許状を与えられた植民地貿易会社。東インド会社などが有名)の株式を取得し、これらの会社の交易所をアフリカ大陸に拡大していくことで、富を得るのが目的の経済ゲームです。(出典:駿河屋)
おわりに
- 今回のノミネート作品の中で「グランドオーストリアホテル」「マルコポーロの旅路」「モンバサ」の3作品は、既に日本でも流通しているので遊んだ方も多いかと思います。
一方で、「リグナム」と「トリカーリオン」は”SPIEL-OFFENSIVE”のクラウドファンディング発のゲームになるようです。大賞作は、9月に発表されるようです。
それではまた~