ゲーム紹介『にわとりのしっぽ(Zicke Zacke Hühnerkacke)』

ゲームについて

他のプレイヤーのにわとりのしっぽを全て獲得することを目指すゲームです。

ゲームデザイナーは、クラウス・ツォッホ氏です。自身の名前を冠した「Zoch Verlag」は、ツォッホ氏が立ち上げた出版社です。代表作は、『バウザック(Bausack)』や『イヌイット(Igloo Pop)』などです。

ゲームの目的

より多くのにわとりのしっぽを集めることを目指します。

勝利条件

ゲーム終了時、にわとりのしっぽを全て獲得しているプレイヤーがゲームに勝利します。

ゲーム終了条件

いずれかのプレイヤーがにわとりのしっぽを全て獲得したとき、ゲームが終了します。

ゲームの準備

• 場にたまご型のタイルを円状に並べ、中央に八角形のタイルを配置します。
  
  
• たまご型のタイルの上に、にわとり駒を配置します。各にわとりには、１本ずつしっぽがついています。
  

手番でやること

手番では、中央に配置されているタイルを１枚ずつめくって表向きにます。

選んだ八角型のタイルが、行先のたまご型のタイルと同じ絵柄であれば、自分のにわとり駒を進めることができます。

これを手番の終了条件を満たすまで続けます。

手番の終了

以下の２つの条件のどちらかを満たすと、駒はこれ以上進むことができません。そして、手番が終了します。

• 同じ絵柄の八角形のタイルを選ぶ
• ２枚目のたまご型タイルを選ぶ

手番終了時、めくった中央のタイルは全て裏向きにします。※位置は変わりません。

にわとりのしっぽの獲得

他のプレイヤーのにわとり駒を追い抜くと、そのプレイヤーの持っているにわとりのしっぽを全て獲得します。

いずれかのプレイヤーが、全てのにわとりのしっぽを獲得するまで続けます。

おわりに

酉年ということで、新年最初のゲーム紹介は『にわとりのしっぽ』を紹介してみました。神経衰弱をベースにしたレースゲームになっています。

しっぽを集めるために全てのプレイヤーを追い抜く必要があるため、終盤はやや収束性は悪いかもしれません。

ツォッホのゲームらしい、可愛らしいにわとりの木の駒が、質感もあっていいですね。４歳から遊べるので、小さいお子さんと遊ぶのに良いかと思います。

それでは、本年も宜しくお願い致します。