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『ドイツ年間ゲーム大賞2017』ノミネート作品紹介(大賞部門編)

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『ドイツ年間ゲーム大賞2017』のノミネート作品が発表されました。大賞部門にノミネートされた3作品は、『キングドミノ』『マジックメイズ』『エルドラド』でした。今回は、各ゲームの簡単な紹介をします。

『ドイツ年間ゲーム大賞』について

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『ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jares)』は、1979年から続くドイツのアナログゲーム賞です。ノミネートから大賞決定まで、審査員が決定します。非常に歴史が長いこともあり、ボードゲーム界隈では非常に名誉のある賞です。

受賞したゲームは、ゲームの箱に大賞をとったことを表すポーンマークをつけることができます。2000年からはキッズゲーム大賞、2007年からはエキスパートゲーム大賞も新たに設けられており、現在は大賞を含めた合計3部門の発表が行われます。

年間キッズゲーム大賞は6月に。年間ゲーム大賞・年間エキスパート大賞は7月に発表されます。

今回は、メインの賞である年間ゲーム大賞にノミネートされた3作品をご紹介します。

ノミネート作品一覧

年間ゲーム大賞部門

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  • キングドミノ(Kingdomino) / Pegasus|Blue Orange
  • マジックメイズ(Magic Maze) / Sit Up
  • エルドラド(Wettlauf nach El Dorado) / Ravensburger)

年間キッズゲーム大賞部門

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  • Captain Silver / Queen Games
  • アイスクール(ICE Cool) / Amigo
  • Der mysteriöse Wald / IELLO|Huch! and friends

年間エキスパート大賞部門


参考
『ドイツ年間ゲーム大賞2017』ノミネート作品紹介(エキスパート部門編) : ニコボド | ニコのボードゲーム日記

キングドミノ


ボードゲームレビュー『キングドミノ (Kingdomino)』

ゲーム名キングドミノ (Kingdomino)
メーカーBlue Orange, Pegasus Spiele (2016)
ゲームデザイナーブルーノ・カタラ (Bruno Cathala)
人数2~4人
時間15分
年齢8歳~

王国を作るタイル配置ゲーム

『キングドミノ(Kingdomino)』は、自分の王国を作るタイル配置ゲームです。手番毎に1枚の長方形タイルを獲得し、自分の王国に配置していきます。

ボードゲームレビュー『キングドミノ (Kingdomino)』

ゲームデザイナーは、ブルーノ・カタラ (Bruno Cathala)氏です。代表作には『世界の七不思議:デュエル(7 wonders: Duel)』『ファイブ・トライブス:ナカラの魔人(Five Trives)』などがあります。

タイルの獲得➔配置➔王様駒を移動

ボードゲームレビュー『キングドミノ (Kingdomino)』

手番では、各プレイヤーは「タイルの獲得&配置」「王様駒の移動」の2つを順に行います。

価値の高いタイルを選ぶと、手番順が後ろになって次のタイルの選択肢が少なくなるというシステムが非常に悩ましいです。個人的には、4人で遊ぶこと推奨です。

国内では、テンデイズゲームズさんから販売されています。


参考
ゲーム紹介『キングドミノ (Kingdomino)』 : ニコボド | ニコのボードゲーム日記

マジックメイズ

マジックメイズ(引用:Board Game Geek
ゲーム名マジックメイズ (Magic Maze)
メーカーSit Down! (2017)
ゲームデザイナーKasper Lapp
人数1~8人
時間3~15分
年齢8歳~

ショッピングモールからアイテムを盗む協力型脱出ゲーム

マジックメイズ(引用:Board Game Geek

マジックメイズは、4人のヒーローを操作し、ショッピングモールからアイテムを盗み、脱出させる、リアルタイム協力型脱出ゲームです。
(引用:ヘムズユニバーサルゲームズ株式会社/Hemz Universal Games Co., Ltd. | マジックメイズ / Magic Maze(日本語版)

3つの制限事項が行く手を阻む!

マジックメイズ(引用:Board Game Geek

4人のヒーローを操作して、うまく脱出することを試みます。しかし、ゲームには「行動制限」「会話制限」「時間制限」という3つの制限事項が用意されています。うまく盤面を使ってお互いの伝えることで、協力して出口を目指します。

ゲームには、複数のシナリオが用意されています。

日本では、ヘムズユニバーサルゲームズさんから販売されています。ゲームマーケット2017春で先行販売されたばかりです。

ゲーム概要についてのムービーも公開されていますので、気になる方はそちらも御覧ください。


参考
ヘムズユニバーサルゲームズ株式会社/Hemz Universal Games Co., Ltd. | Product Page

エルドラド

エルドラド(引用:Board Game Geek
ゲーム名エルドラド (Wettlauf nach El Dorado)
メーカーRavensburger Spieleverlag GmbH (2017)
ゲームデザイナーReiner Knizia
人数2~4人
時間30~60分
年齢10歳~

黄金の国を目指す探険ゲーム

南アメリカのジャングルで、金が眠るとされる黄金の国を探すゲームです。各プレイヤーは、科学者や原住民などを雇って探険隊を作り、様々な装備とともに黄金の国を目指します。

ライナー・クニツィア氏の最新ゲーム

有名ゲームデザイナーであるライナー・クニツィア氏の最新作です。

黄金の国を目指すためのレースをします。道中、デッキビルディングをすることによって探検隊の取れる選択肢が段々と増えていきます。

推奨リスト入り作品

『ドイツ年間ゲーム大賞2017』ノミネート作品紹介(大賞部門編):推奨リスト

推奨リストに入った作品は以下の通り。


デジャブ
(DEJA-VU)

ドデリド
(引用:Board Game Geek

ドデリド
(Do De Li Do)

フルーツジュース
(引用:Board Game Geek

フルーツジュース(Fabelsaft)

Klask

	Shiftago
(引用:Board Game Geek

Shiftago

恐怖の古代寺院
(Tempel des Schreckens)

ワードスラム (Word Slam)


ワードスラム
(Word Slam)

おわりに

今回は、3作品中2作品が日本語版になっているという結果でした。「キングドミノ」以外は遊んでいないので、他2作品も遊ばねば!!って思ってます。

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参考
『ドイツ年間ゲーム大賞2017』ノミネート作品紹介(エキスパート部門編) : ニコボド | ニコのボードゲーム日記