ゲーム名 | ロビンソン漂流記 (Friday) |
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メーカー | アークライトゲームズ, 2F Spiele |
ゲームデザイナー | Friedemann Friese |
人数 | 1人 |
時間 | 25分 |
年齢 | 8歳~ |
価格 | 2,000円(税抜) |
ロビンソン・クルーソーを助ける1人専用ゲーム!
『ロビンソン漂流記』は、漂流してきたロビンソン・クルーソーを助ける1人専用ゲームです。
プレイヤーは島の住人Fridayとなり、漂流してきたロビンソン・クルーソーを影からサポートして彼を成長させ、島から出ていってもらうことを目指します。
ゲームデザイナーは、『電力会社』などを手がけるフリードマン・フリーゼ氏。このゲームは、2012年に「ドイツ年間ゲーム大賞」の推薦ゲームに入っています。
勝利条件
ゲーム終了時、デッキのカードの得点合計値に応じてランクが決まります。
終了条件
全3ラウンドが終了後、2隻の海賊船と戦うとゲームが終了します。
ゲームの準備
ゲームの準備では、ロビンソンカードのデッキと課題カードのデッキを2つ作り、2枚のロビンソンカードを受け取ります。
ロビンソンカードと課題カードは上下によって見分けるようにできており、課題カードを解決すると解決したカードをロビンソンカードデッキに追加することができるようになります。
1つずつ課題を解決して、ロビンソンカードのデッキを充実させていくデッキ構築型ゲームとなっています。
手番でやること
手番では課題カードを山札から引き、ロビンソンカードを使って解決します。
ロビンソンカードを山札から引いて、左上の数字が課題カードを上回ればクリアです。カードはいくらでも山札から引けますが、所定の枚数を超えると1枚引くたびにライフが減ります。
クリアできない場合は、体力チップとロビンソンカードを取り除くことになります。この処理はデッキ圧縮の効果があるため、計画的な敗北も必要になります。
課題カードには3色のマークと数字が書かれており、課題カードの山札が尽きると色が変化して課題カードの難易度も上がります。緑➡︎黄➡︎赤の順で変化します。
海賊船との対決
課題カードの山札が3回循環したあとは、2隻の海賊カードと対決をします。勝敗に応じて勝利点がもらえます。
実際に遊んでみて
解決した課題カードが、後に自分のカードになるというシステムが斬新でした。
先を見越して強いカードを取りつつも、計画的にデッキを圧縮して強いカード構成にするのが楽しいです。追加でカードを引いたり、他のカードをコピーする効果のカードもあるのでこの辺のコンボが決まった時は気持ち良いです。
ただ1人プレイであるため、内なる盛り上がりで完結してしまうのは残念なところでしょうか。
おわりに
今回は、『ロビンソン漂流記』をご紹介しました。
デッキ構築ゲームが好きな方に遊んで頂きたい一作です。