ゲーム名 | デクリプト (Decrypto) |
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デザイナー | Thomas Dagenais-Lespérance |
人数 | 3~8人 |
時間 | 30分 |
年齢 | 12歳~ |
メーカー | すごろくや |
チーム戦の連想ワードゲーム!
(引用:Board Game Geek)
2チームに分かれ、協力して相手チームの通信内容を盗聴し、コード化されたメッセージを正しく解釈するゲームです。
相手チームの出す3つのキーワードが1〜4のどの単語を表しているかを想像して正解することを目指します。
勝利条件
2個の盗聴トークンを2個受け取る。
敗北条件
2個の失敗トークンを2個受け取る。
終了条件
どちらかのチームが、勝利条件または敗北条件を満たすとゲームが終了します。
ゲームの準備
それぞれのチームに4つのお題ワードを表すカードを赤いスリットに通します。 昔ドラゴンボールのカードダスで赤色スカウターをつけると文字が見えるやつと同じ仕組みです
(引用:Board Game Geek)
▲お題ワードのギミックはこんな感じになってます。
盗聴したワードを記載するシートを1枚ずつ受け取り、こちらに回答を記入していきます。
手番でやること
(引用:Board Game Geek)
チーム内の手番プレイヤー1人は3つの数字が書かれたコードカードを受け取り、それぞれお題カードから連想されるワードを3つ書かれた数字順に発表。
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味方チーム、敵チームはそれぞれがどの数字を表すものであるかを考えます。
正解発表
両方のチームはシートの左側の欄に予想を記載。お題を出したプレイヤーは正解を発表します。 正解のワードはシートの一番下の欄に記入していきます。
相手チームの3つのコードをすべて正解できれば盗聴チップを獲得、味方チームの3つのコードをすべて正解できなければ失敗チップを獲得します。
これを交互に行い、どちらかが勝利条件を満たすまで続けます。
相手にバレないように、かつ仲間にわかるようにワードを選ぶというのが非常に難しく、お題を出すプレイヤーのスキルが問われます。
実際に遊んでみて
難易度の高い連想系ワードゲームです。系統的には『コードネーム』なんかが非常に近いのですが、あちらは1ワードから複数を予想するのですが こちらは1ワードから連想されるワードを散りばめて自分のチームだけに伝わる言葉のチョイスが必要になります。
この中で相手のミスリードを誘いそうなワードを言うというところに出題側の面白みがありつつ、遊ぶ際の難しさがあります。
一方で予想する側ですが、なかなか全員の意見を統一させるのが難しいなというのが正直な感想です。お題キーワードのヒントなどが見えているわけではないためどの言葉であるかの予想が途方もなく、なんとなくでしか予想の番号を導けません。なので、チーム内で意見をぶつけあうにしても根拠に乏しいので説得材料にかけますし、ふんわりとそっちにしてみる?という感じで選んでいました。
最初の3ワードは、チップの獲得などは関係なくここから予想を広げるわけですがヒントが少なすぎるだろうというのが感想です。最終的なお題ワードの発表があっても、ずばりそのものを正解させるのは難しく(ちかいワードは出るが)、すっきり感がすくないなというのがプレイ後の印象でした。
おわりに
今回は連想ワードゲーム『ディクリプト』をご紹介しました。
『コードネーム』が得意な方は、上級編としてこちらをあそんでみてはいかがでしょうか。