ゲーム名 | コードネーム: ピクチャ (Codenames: Pictures) |
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メーカー | Czech Games Edition (2016) |
ゲームデザイナー | ヴラーダ・フヴァチル (Vlaada Chvátil) |
人数 | 2~8人 |
時間 | 10~20分 |
年齢 | 10歳~ |
『コードネーム:ピクチャー』について
『コードネーム:ピクチャー (Codenames: Pictures)』は、スパイマスターになり部下たちに仲間のコードネームを伝える協力型の対戦ゲームです。
2016年のドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)を受賞した『コードネーム(Codenames)』の続編になります。 前作は、コードネームが文字で表せれていたのですが、本作ではイラストに変更されています。これに伴い、対象年齢も10歳からに引き下げられています。
参考
Codenames – Pictures « Czech Games Edition | Boardgame Publisher
ゲームデザインは、チェコのボードゲームデザイナー「ヴラーダ・フヴァチル(Vlaada Chvátil)」氏。「Through the Agesシリーズ」や「Mage Knight Boardgame」、「ギャラクシートラッカー」、「スペースアラート」など数多くあります。ボードゲーム情報サイト「Board Game Geek」のランキング20位以内に4作品もランクインしている売れっ子作家です。
ゲームの目的
赤と青の2つの陣営に分かれ、いち早くチーム内で仲間のコードネームを知ることを目指します。
勝利条件
先に、全てのコードネーム情報を共有できたチームがゲームに勝利します。
ゲーム終了条件
どちらかのチームが全てのコードネーム情報を共有できたとき、ゲームが終了します。(先手:8枚、後手:7枚)
ゲーム詳細
ゲームの準備
- イラストの描かれた「コードネームカード」を4枚×5枚の長方形になるように並べます。
- スパイマスターにのみ見えるように、陣営カードを配置します。
- 場の脇に「エージェントタイル」を配置します。
「青陣営」7枚、「赤陣営」7枚、「ダブルエージェント」1枚、「一般人」4枚、「暗殺者」1枚
「ダブルエージェント」は、先手・後手に応じて変わります。
手番でやること
「青陣営」と「赤陣営」の2チームにわかれてゲームは進みます。
チーム内には、「スパイマスター」が1人その他の人が「構成員」がいます。「スパイマスター」がヒントを出し、「構成員」がそれを当てるという流れで進んでいきます。
1.「スパイマスター」がヒントを出す
「スパイマスター」は、場にある20枚のうちどれが「青陣営」で、どれが「赤陣営」かどうかを知ることができます。これを見て、同じチームの「構成員」にヒントを出します。
ヒントの出し方は、「動物 2枚」というように出します。対象のカードに共通するワードと、それに該当するカードが何枚あるのかを「構成員」に伝えます。
各カードは、2つ以上のモチーフが合わさった個性的なイラストになっています。
2.「構成員」がスパイを予想する
「構成員」は、どのカードが自陣営のものであるかを「スパイマスター」からのヒントをもとに予想します。<予想後、実際にどちらの陣営かどうかが公開されます。このとき不正解となってしまった場合には、手番が相手の陣営に移ります。
※「暗殺者(黒色)」を選んでしまうとその場でゲーム終了となり、予想したチームの敗北がその場で決まります。
これを2チームで順に繰り返し、どちらかが全てのコードネーム情報を共有できるまで続けます。
おわりに
元のコードネームとくらべると、イラスト化されていることによって言葉の選択がなかなか難しくなっているような気がしました。なので、1つのワードで4枚とかは難しい感じです。
それもあってか、全体の枚数は少なくなっているので、差はつきづらくなっている印象を受けました。
なんにせよ、このイラストを眺めているだけでも楽しむことができます。ちなみに、ルールブックには『コードネーム』のカードと『コードネーム:ピクチャー』のカードを交互に配置した遊び方の説明なんかものっていましたよ。それではまた〜