ゲーム名 | クランク! (Clank!: A Deck-Building Adventure) |
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メーカー | Dire Wolf Digital, Renegade Game Studios, アークライト |
ゲームデザイナー | Paul Dennen |
人数 | 1~4人 |
時間 | 30~60分 |
年齢 | 12歳~ |
ドラゴンの攻撃をくぐり抜けお宝を地上に持ち帰る探険ゲーム!
『クランク!』は、ドラゴンの攻撃をくぐり抜けお宝を地上に持ち帰る探険ゲームです。
山札カードを段々と増やしていき、5枚の手札カードをプレイすることでゲームが進みます。『ドミニオン』などに代表される、デッキ構築型ゲームと呼ばれるゲームです。
数多くの拡張セットやシリーズ作が発売されており、今回は拡張セット『Clank! Sunken Treasures』を込みの状態で遊びました。拡張セットでは、水中に潜るという新要素が追加されています。
『クランク! 完全日本語版』がアークライトから発売!
2019年8月にアークライトゲームズから日本語版が発売することが発表されました。
【新製品】物音を立てぬよう慎重に、ドラゴンの巣穴から宝物を盗み出そう!ダンジョンの奥に眠る財宝を手に入れるために、自分のデッキを強化して冒険を有利に進めるのです。デッキ構築ゲーム『クランク! 完全日本語版』は9月26日発売予定!https://t.co/cXRgtT0161 pic.twitter.com/gtEGffi0sE
— アークライトゲームズ (@ArclightGames) August 8, 2019
勝利条件
ゲーム終了時、最も多くの勝利点を持っているプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
一番最初のプレイヤーが、スタート地点に戻ってきてから4手番経過後にゲームが終了します。
脱落条件
ゲーム終了条件に加え、本ゲームではゲームから脱落する場合があります。条件は以下の2つ。
- ゲーム終了時、地上に戻ってこれない
- ゲーム途中、ライフポイントが無くなってしまう
ゲームの準備
各プレイヤーに「プレイヤー駒」「クランクキューブ」「初期デッキ」を配ります。
ゲームボードにお宝タイルを配置し、プレイヤー駒をゲームボードのスタート地点に配置します。
各駒の造形がちょっとずつ違っています。
『クランク!』のゲームの流れ
手番では、5枚の手札のカードを場に出してその効果を適用します。
その後、手番終了時に新しい手札を「個人の山札」から5枚引きます。「個人の山札」がつきた場合、既にプレイ済みのカードをリシャッフルして再度そこから手札を補充します。
アイコンの種類は3種類!
各カードに、どんなアクションがあるのかを説明します。
▲初期デッキ
各カードの左上に配置されているアイコンは、「スキル」「ソード」「ブーツ」の全3種です。それぞれ主な効果は以下の通りとなっています。
- スキル:新しいカードを入手する
- ソード:モンスターを倒す
- ブーツ:マップを移動する
スキル
手番で使用したカードのスキルアイコンの合計値を使って、新しいカードを入手することができます。
場には、常に入手できる5種類のカードと手番毎に補充される6枚のカードが並んでいます。
スキルアイコンの合計値以下の分だけカードを選び、自分の山札に加えます。(入手時は、捨て札へ)
ソード
アイコンの数の合計値以下のモンスターを退治できます。
カードの配置スペースには様々なモンスターも含まれており、彼らを退治することでお金を獲得したりすることができます。
ブーツ
マップを1マス進むことができます。
マップ上のマスをつなぐ白い線を移動するのに「1ブーツ」が必要になります。
足跡のアイコンが書かれた箇所は「2ブーツ」。モンスターのアイコンが書かれた箇所は「追加1ソード」という感じです。
各カードは、この3種類のアイコンの数が異なっていたり右上に勝利点が書かれていたりという感じ構成されています。
各カードに、特殊能力などもありますが種類が多すぎるので割愛しちゃいます。
物音を立てるとファイアドラゴンが襲ってくる!
お宝の眠るダンジョンには、ファイアドラゴンが住んでいます。お宝を狙う冒険者達を攻撃してきます。
クランクキューブについて
ドラゴンの攻撃について説明の前に、各プレイヤーが持っているクランクキューブについて説明します。
ゲームのタイトルになっている「Clank」ですが、「がちゃがちゃという音」という意味です。
ゲームプレイ中、冒険者達は物音をたてる度にクランクキューブをクランクスペースにおいていきます。
例えば、少し高いところから水に飛び込むと3クランクキューブを支払う必要があります。
クランクキューブの支払いは山札の中にもふくまれており、ゲームが進むにつれて段々とクランクキューブが溜まっていきます。
ファイアドラゴンの攻撃
6枚のカード配置スペースに、ドラゴンマークのついたカードが配置されるとドラゴンが攻撃します。
クランクスペースにあるキューブを袋に入れ、その中から決められた数のキューブを引きます。(ダミーで25個の黒キューブが袋には含まれます。)
ライフポイントは10ポイントで、出たキューブの数だけダメージを受けます。
実際に遊んでみて
デッキ構築ゲームは苦手だったのですが、マップ上で何をするべきかの目標が明確に示されるためとても遊びやすいゲームでした。
他のプレイヤーの動きが明確なので、ゲームが終了に近づいているのかどうかなどの様子を伺いつつ自分の動きを決める必要もありプレイヤーインタラクションも高かったです。
ファイアドラゴンのキューブ引きについては、非常に盛り上がります。かなり無茶なプレイをしたりすると、どんどんとクランクキューブがたまりガンガン攻撃されます(笑)
お宝は、最初からオープンになっているものと「?」のマークになっているタイルにも含まれています。今回のプレイでは、かなり沢山獲得できました。
おわりに
今回は『クランク!(CLANK!)』をご紹介しました。デッキ構築型のゲームがお好きな方にオススメのゲームです。
数多くのシリーズ作が出ている人気ゲームなので、今後国内での展開がどうなるのか気になるところです!