ゲーム名 | コブラズ(Cobras) |
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メーカー | Cardboard Edison (2017) |
ゲームデザイナー | Chris Zinsli, Suzanne Zinsli |
人数 | 1~5人 |
時間 | 30~45分 |
年齢 | 13歳~ |
コブラを集めて利益を得るトリックテイキングゲーム!
プレイヤーはコブラ商となり、より多くの懸賞金を獲得することを目指すトリックテイキングゲームです。
ストーリー
コブラが村にあふれかえったので、イギリス政府は懸賞金を出しました。
これを幸いと、あなたは臨時収入のため、密かにコブラの飼育を始めました。しかし、
あなたの目論見もいつかは露見してしまいます。そして当局が懸賞金を廃止する時、残さ
れたコブラがあなたに噛み付くでしょう!
Kickstarterで140万円を調達!
クラウドファンディングサイト『Kickstarter』で、約140万円を調達しています。プリントアンドプレイデータが公開されており、日本では事前に遊んだ方々の間で話題となりました。
参考
Cobras – A Trick-Taking Game for 1-5 Players by Cardboard Edison — Kickstarter
ゲームの目的
多くの懸賞金を獲得することを目指します。
勝利条件
ゲーム終了時、最も勝利点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
いずれかのプレイヤーが100点以上でラウンドを終えた時、ゲームが終了します。
カード構成
カードは、4スート13ランクで構成されています(トランプと同じ)。カードにはコブラが描かれており、数字によってコブラの数が異なります。
数字 | コブラの数 |
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1~4 | 1匹 |
5~9 | 2匹 |
10 ~13 | 3匹 |
キングコブラカード
各プレイヤーに「キングコブラカード」は1枚ずつ配られます。このカードは、トリックで勝つか負けるかを選べるカードです。
ゲームの準備
各プレイヤーにスコアカード&マーカーとキングコブラカードを配ります。
その後、手札を配ります。(カードは、基本的に配り切り)
手番でやること
プレイヤーは、手番で手札からカードを1枚出します。
開始プレイヤーから順に手札を出し、他のプレイヤーは開始プレイヤーが出したカードと同じスートを出す必要があります。
全プレイヤーがカードを出した後、開始プレイヤーが出したカードと同じスートカードで数字を比べます。負けたプレイヤーは「コブラの獲得」を勝ったプレイヤーは「コブラの売却」を行います。
この処理をディールと呼びます。ラウンド終了条件を満たすまで、ディールを繰り返します。
コブラの獲得
負けたプレイヤーは、「コブラの獲得」を行います。
全プレイヤーが出したカードに書かれたコブラの数分だけコブラチップを用意します。その後、負けたプレイヤーでコブラチップが等分になるように山分けします。
コブラの売却
勝ったプレイヤーは、「コブラの売却」を行います。
所有しているコブラチップの数に応じて、得点を獲得します。7つのコブラチップを売却したとき、最も高い得点を得ることができます。
また、勝ったプレイヤーは次のディールの開始プレイヤーになります。
コブラチップの数 | 得点 |
---|---|
1 | 1 |
2 | 3 |
3 | 5 |
4 | 8 |
5 | 11 |
6 | 15 |
7 | 21 |
8 | 15 |
9 | 8 |
10+ | 3 |
ラウンドの終了
手番で10~13のカードが場に出た場合、まとめて横に置いておきます。これが10枚になったときラウンドが終了します。
これをゲーム終了条件を満たす(いずれかのプレイヤーが100点を超える)まで続けます。
実際に遊んでみて
どこで勝つか負けるかが明確なトリックテイキングゲームでした。
トリックに負けても、コブラチップが貰えるので何だか嬉しい感じがします。
なるべくコブラチップの数が7になるようにマネジメントします。なので、ラウンド開始直後は負ける必要性が出てきます。うっかり勝ってしまうと効率の悪いコブラ売却となるため、負けてしまうと他のプレイヤーに遅れを取ります。
3人プレイでは、各プレイヤーの売却したいタイミングがいい具合にずれており、あまり妨害などは発生しませんでした。相手を妨害するために勝っても、コブラチップが一定数以上でないとメリットが少ないためです。
人数が変わると、この辺の利害関係のバランスが変わるはずなので、4〜5人でリプレイしたいです。
おわりに
今回は、Kickstarterで140万円を調達したゲーム『コブラズ』をご紹介しました。気になる方は、プリントアンドプレイのカードを使って遊んでみてはいかがでしょう。そいではまた〜