9/18に『ドイツゲーム賞2017(Deutscher Spielepreis 2017)』の結果が発表され、大賞に『テラフォーミング・マーズ』、キッズ大賞に『アイスクール』が選ばれました。
今回は、それぞれがどんなゲームかなどについて紹介します。
『ドイツゲーム賞』について
『ドイツゲーム賞(Deutscher Spielepreis)』は、一般のゲームファンによって選定されるボードゲーム賞です。DSPという略称で呼ばれることが多いです。
1990年から始まっており、ゲームファンの投票によって順位が決まり、次点以下の順位とともに発表されます。
比較的ゲーマー向けのゲームが選ばれる傾向にあり、2016年は『モンバサ』が大賞を受賞しました。
大賞『テラフォーミング・マーズ』
ゲーム名 | テラフォーミング・マーズ (Terraforming Mars) |
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メーカー | Stronghold Games (2016) |
ゲームデザイナー | Jacob Fryxelius |
人数 | 1~5人 |
時間 | 90~120分 |
年齢 | 12歳~ |
火星を開拓するゲーム!
巨大企業のオーナーになり、火星開拓への貢献や、ソーラーシステムなどの人間のインフラ構造を進歩させることで、貢献することを目指します。
ストーリー
2400年代にはいり、人類は火星の惑星の開拓を開始します。地球上の世界政府が主導し各企業業は、環境が居住可能になるまで温度、酸素レベル、海域を上げるためのプロジェクトを開始します。
200枚以上のプロジェクトカードで多彩な戦略がとれる!
プレイヤーは、200以上の異なるプロジェクトカードを手に入れ様々なアクションを行います。
プロジェクトカードは、植物の生命や動物の育成、小惑星の開拓、都市の建設、大気を温める温室効果ガスの生成など様々です。カードは即座に効果を発揮するだけでなく、継続的な効果も発揮することで資源の生産量などを増やすことができます。
順位詳細
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キッズ大賞『アイスクール』
ゲーム名 | アイスクール(Ice Cool) |
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メーカー | Brain Games (2016) |
ゲームデザイナー | Brian Gomez |
人数 | 2~4人 |
時間 | 約30分 |
年齢 | 6歳~ |
ストーリー
プレイヤーはペンギン学校の生徒となり、1人は風紀委員(捕まえ役)のペンギンとなります。風紀委員の目的は、ドアからぶら下がっている魚を集めている他の生徒(逃げ役)を捕まえること。プレイヤーは逃げ役のペンギンを捕まえたり、魚を集めたりしてポイントを稼ぎます。
(引用:アイスクール | ホビージャパン アナログゲームインデックス)
指でペンギンを弾いてミラクルショット!
「起き上がり小法師」のようなペンギン駒を指で弾きます。魚のぶら下がった部屋の下をくぐって魚を獲得したり、他のペンギン駒に自分の駒をぶつけて捕獲したりすることでポイントを稼ぎます。
弾き方によっては、ペンギンは宙を舞って他の部屋に移動することもできます。大人が真剣にやっても勝てなかったりするゲームなので、子供との実力差も出にくい気がしています。
おわりに
今回は、ドイツゲーム賞2017の受賞作品を簡単にご紹介しました。
大賞の『テラフォーミング・マーズ』は10月に日本語版が。キッズ大賞の『アイスクール』は、ドイツ年間ゲーム大賞2017など数々の大賞を受賞しており、今年の顔といえるキッズゲームとなっています。
未プレイの方は、エッセンの新作が出る前に遊んでみてはいかがでしょう。