ゲーム名 | キングダムラン (Kingdom Run) |
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デザイナー | エリック・クラベリエ(Eric Claverie) |
人数 | 2~4人 |
時間 | 15分 |
年齢 | 8歳~ |
メーカー | ankama |
種族同士で争うダイスレースゲーム!
(引用:Board Game Geek)
『キングダムラン』は、4つの種族が王を選ぶためにゴールを目指すダイスレースゲームです。
プレイヤーは手番で4つのダイスを振り、最大4つのアクションを行います。
勝利条件
ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
8つの駒がゴールに到達するとゲームが終了します。
ゲームの準備
コースを作り、スタート地点に各色1個ずつ駒を配置します。各マスには最大4つの駒までしか置くことができません。
そして、プレイヤーの担当する種族(色)を選びます。
また、初期資金として6金を受け取ります。(4人プレイ時)
手番でやること
手番では4つのダイスを振り、4つまでアクションを行います。手番では好きなダイスを選んで1度だけ振り直すことができます。
ダイスアクション
- 分散:1つのマスから駒を好きな数分選び、1つずつ先のマスに配置していきます。他のプレイヤーの駒も動かすことができます。
- 追いつく:1つ前の順位の駒に追いつきます。
- 水浴び:コース内にある湖までワープ、もしくは湖からで出ることができます。
- 勝利点:他プレイヤーからコインを奪います。
- 睡眠/起床:1つ駒を選び、睡眠させて動けなくします。もしくは、睡眠の状態から起床させます。
- コピー:他のダイスのアクションをコピーします。
同じアクションは最大2回までに制限されています。
駒は表裏で異なる絵柄が描かれており、裏面は「睡眠」となったときを表しています。
手番ではダイスを振るアクションを繰り返し、ゴールを目指します。
ゲーム終了時の表彰台はこんな感じでした。
得点計算
ゲーム終了時、ゴール地点の得点とゴールできていないプレイヤーは現在位置に応じた得点。そして、手元のコイン(1枚2点)を合計します。
この合計得点が最も多いプレイヤーが勝者となります。
実際に遊んでみて
道中混戦するダイスレースゲームでした。前に進むには、「分散」のアクションをつかって他のプレイヤーを進めつつ自分が前に行くようにアクションを行うのですが、そのように目立った動きをしてしまうと他のプレイヤーから「睡眠」のアクションなどを取られてしまい、身動きが取れないことに。
また、コインの奪い合いなども頻発するので直接攻撃的な要素が多いと感じる方もいるかもしれません。とはいえ、おあいこのような展開になるのでゲームであると割り切ってプレイしましょう。
駒をより先に進めるには、各マスが4駒以上おけないというところを活かした戦術です。マスに4駒埋まってしまっていると、その1つ先のマスへ駒は移動することになります。なので、他のプレイヤーの駒でマスを埋めつつ自分は先に進むという方法を取るのも作戦の1つとなります。
中でも一番やっかいなのが湖で、ここを出るには「水浴び」のダイス目が必要になるためここを他の4つの駒で埋めてはまらないようにするのがいい気がします。
一度遊んだ限りでは、かなり接戦になりゴール地点の得点差は僅差になります。そのため、ゲーム終了時各コマの地点ボーナスとコインの勝利点が侮れません。ゴールを目指しつつもチーム全体としてのマネージなんかが必要になるレースゲームでした。
おわりに
今回はゴールを目指すダイスレースゲーム『キングダムラン』をご紹介しました。
すごろくを理解したお子さんなどとバトルしつつやられたーなどオーバーリアクションで遊んでみてもいいかもしれません。イラストも非常に可愛らしかったです。