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ミープルチョイス賞2015を『コードネーム』が受賞


Carcassonne_Miples

先日、「ミープルチョイス賞2015(Meeples Choice Award 2015)」の結果が発表されたので結果をご紹介したいと思います。

「ミープルチョイス賞2015」について

    「ミープルチョイス賞(Meeples Choice Award)」は、ボードゲーム・カードゲームの賞の1つで、インターネット上の団体「シュピールフリークス(Spielfrieks)」の人気投票によって決まります。その人気投票の上位3ゲームを「ミープルチョイス賞」のゲームとしています。

    昨年は、『ロール・フォー・ザ・ギャラクシー(Roll for the Galaxy)』『ノイシュヴァンシュタイン城(Castles of Mad King Ludwig)』『宝石の煌き(Splendor)』が選ばれています。

1位:『コードネーム(Codenames)』

    ゲーム名コードネーム / Codenames
    (2016, ホビージャパン / Czech Games Edition)
    人数2~8人
    年齢14歳~
    時間15分

    スパイになり、散りばめられた仲間のスパイのコードネームを見つけ出すチーム戦の協力ゲームです。

    共通の場には、25枚のカードが置かれています。その中から、自分のチームのコードネームに関してスパイマスターが手下に伝え、手下がそれを読み取って当てます。場にあるカードを複数正解できるような、言葉の選び方が難しいです。言葉の選択などに個性が出るので、あーだこーだ言いながら盛り上がれるパーティーゲームだと思います。

    2016年にドイツ年間ゲーム賞(SDJ)の大賞を受賞しました。

    参考
    コードネーム日本語版

2位:『フードチェーンマグネイト(Food Chain Magnate)』

    ゲーム名フードチェーンマグネイト / Food Chain Magnate
    (2016, New Games Order / テンデイズゲームズ / Splotter Spellen)
    人数2~6人
    年齢14歳~
    時間120~240分

    「Roads & Boats」(2000年)以来15年に渡り、流行に左右されない確固たるデザインポリシーを持った重量級ボードゲームを自らの出版社 Splotter Spellen B.V. から送り出し続けてきた Jeroen Doumen & Joris Wiersinga のコンビが、前作「Great Zimbabwe」から3年ぶりに発表した最新作。

     街の家庭に広告宣伝を浴びせてファストフードへの需要を喚起し、創りだした需要の通りのメニューを生産。緻密な人事戦略を通じた会社運営効率の改善に挑みながら、ライバルに出し抜かれない範囲で最大の収益を確保するための価格設定と出店計画に頭を悩ませる、独創性にあふれたゲーマーズゲーム。

    一切のシュガーコーティングを拒否し、ゲーム開始から終了までの4時間、剥き出しの意思決定をプレイヤー全員に絶え間なく突きつけ続ける。
    2015年秋Essen SPIELでの発表後、その志と完成度の高さに全世界のボードゲーマーが熱狂し、発表後半年が経過した現在も再生産の度に即ソールドアウトになる状況が続いている。
    (引用:Food Chain Magnate

    マップ上に飲食チェーン店を展開しお金を稼ぐ経営ゲームです。各店舗では、従業員を雇う必要があり、実際の経営者に近い体験がなゲームとなっているようです。

    フードチェーンマグネイト(引用:Food Chain Magnate

     
    日本にも「テンデイズゲームズ」さんから輸入されており、即完売したゲーマーズゲームです。今年、日本語版の受注生産での販売も告知され、8月下旬から出荷が始まるそうです。(※既に販売予約は終了)

    参考
    FoodChainMagnate

3位:『マルコポーロの旅路(The Voyages of Marco Polo)』

    ゲーム名マルコポーロの旅路 / The Voyages of Marco Polo
    (2016, アークライトゲームズ / Hans im Glück)
    人数2~4人
    年齢12歳~
    時間40~100分

    2015年の「ドイツゲーム賞(Deutscher Spielepreis)」の対象を受賞したゲーム。
    マルコポーロの仲間となり、各地を巡りながらシルクロードを築きます。

    マルコポーロの旅路

    キャラクター毎に異なった能力を持っており、
    毎回違ったプレイ感が楽しめるゲームになっています。

    参考
    ArclightGames

詳細スコア(1位~10位)

    順位得点ゲーム名
    1位30コードネーム(Codenames)
    2位21フードチェーンマグネイト(Food Chain Magnate)
    3位20マルコポーロの旅路(The Voyages of Marco Polo)
    4位17モンバサ(Mombasa)
    パンデミックレガシー:シーズン1(P andemic Legacy: Season 1)
    6位13世界の七不思議:デュエル(7 Wonders: Duel)
    7位10グランドオーストリアホテル(Gr and Austria Hotel)
    タイムストーリーズ(T.I.M.E Stories)
    The Grizzled
    10位ミステリウム(Mysterium)
    スルージエイジズ
    (Through the Ages: A New Story of Civilization)

    参考URL

    参考
    2015 Meeples Choice Award Winners | The Opinionated Gamers

おわりに

    国内で入手困難なゲーム「フードチェーンマグネイト」がランクインするという結果でした。8月下旬から日本語版が出荷されますが、数が限られているのでゲーム会などで見かけたら、プレイするのがいいかもしれません。

    それではまた~

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