ゲーム名 | コテージガーデン(Cottage Garden) |
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メーカー | Edition Spielwise ホビージャパン |
ゲームデザイナー | ウヴェ・ローゼンベルク (Uwe Rosenverg) |
人数 | 1~4人 |
時間 | 45~60分 |
年齢 | 8歳~ |
『コテージ・ガーデン』はこんなゲーム
『コテージ・ガーデン』は、自分の庭を作り上げるタイル配置ゲームです。プレイヤーは、多くの庭を完成させることを目指します。
4×4の各マス目に置かれた、ガーデニングタイルを獲得して自分の庭に配置していきます。
ウヴェ・ローゼンベルク×Edition Spielwiseのタイル配置三部作第一弾!
ゲームデザイナーは、『アグリコラ』『ボーナンザ』のデザイナーのウヴェ・ローゼンベルク氏。本作は、Edition Spielwiseとのタイル配置三部作の第一弾となっています。
- 第一弾:コテージガーデン
- 第二弾:インディアンサマー
- 第三弾:スプリングメドウ
それぞれ、タイルの獲得のシステムは同じなのですがタイル配置のルールなどの処理が異なる姉妹作となっています。
コテージガーデンの【ゲーム準備】
共通のタイルボードに16枚のタイルを並べます。
各プレイヤーに個人ボードと庭ボード2枚を配ります。
コテージガーデンの【ルール】
コテージガーデンの【勝利条件】
ゲーム終了時、勝利点の最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。
コテージガーデンの【終了条件】
第6ラウンドで全てのプレイヤーが庭を完成させたとき、ゲームが終了します。
コテージガーデンの【手番でやること】
基本の動作は、共通ボードからタイルを1枚獲得して、個人ボードに配置するという流れになっています。
- タイルの獲得
- タイルの配置
- 庭ボードの完成
これをゲーム終了条件を満足するまで、繰り返し行います。
共通ボードに配置されたタイルを1枚獲得します。選べるエリアは、ダイスが置かれている列に並ぶ最大4枚のタイルです。
※タイルの獲得をしない場合は、植木鉢のタイルを獲得します。
手番開始時にタイルが1枚しかない場合には、タイルが4枚になるまで補充します。
▲タイル置き場は、こんな感じになっています。
個人の庭ボードに収まるように、獲得したタイルを配置します。
庭ボードがすべて埋まったら、完成です。
庭ボード上に見えている、「植木鉢」と「ガラス」の分だけ、個人ボードにある得点マーカーを動かします。(※植木鉢:オレンジマーカー、ガラス:ブルーマーカー)
猫タイルの獲得
得点マーカーを移動させ、個人ボードにある赤い線を超えると「猫タイル」を獲得することができます。
猫タイルは庭ボードを埋めたり、共通ボードのタイルを補充したりすることができます。
1人2つまでしか持てない(最大8つ)のに、無駄にたくさん用意されており、猫愛を感じます。
ニコ
ラウンドの終了
プレイヤーの手番が終わると、ダイスが1つ隣のマスに移動します。これを繰り返し、共通ボード上で1周すると1ラウンドが終わります。これを繰り返し、6ラウンド目が終わるとゲームが終了します。
ゲーム終了時、個人ボード上のマーカーの位置に書かれた勝利点を合計します。勝利点の最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。
コテージガーデンの【レビュー】
非常に短時間で次の手番が来るため、リズムよくゲームは進みます。
タイルのマス目が多いほど、早く庭を埋めることができるが、完成させるにはより多くの植木鉢などをつぶさなければならないという悩ましさがありました。細かいマスが余ると、タイルの獲得に手数がかかってしまうので、どこまで思いきって植木鉢のマスをつぶすかどうかが問われます。
大きいタイルを空きスペースの多めなボードに流しつつ、細かいタイルをもう片方で埋めて完成させるという感じがいいのでしょうが、なかなか思うようにいきませんでした。同作者の『パッチワーク』に通じるタイル配置センスが問われる気がしました。