ゲーム名 | アンロック!(Unlock!) |
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メーカー | Space Cowboys (2017) |
ゲームデザイナー | Alice Carroll, Thomas Cauët, Cyril Demaegd |
人数 | 2~6人 |
時間 | 45~75分 |
年齢 | 10歳~ |
スマホアプリと連携した脱出ゲーム!
(出典:Unlock)
『Unlock!』は、謎解きをして脱出する協力ゲームです。
カードとスマートフォンアプリを使って遊びます。
カードをめくり、部屋を捜索。アプリが各プレイヤーに手がかり、コードをチェック、残りの時間などの情報を与えてくれます。
3種類のシナリオ
ゲームには、以下の3つのシナリオが用意されています。
- The Formula
科学者によって開発された不思議な血清を回収する秘密の実験室に入ります。あなたはすべての謎を解き、1時間以内に脱出することを目指します。 - Squeek&Sausage
卑劣なノシデ教授の計画を邪魔することができるでしょうか。 - Door Goorse
エキセントリックなコレクターの億万長者の島を訪れ、そのトラップを克服しなければなりません!
『フランス年間ゲーム大賞2017』を受賞
2月に発表された『フランス年間ゲーム大賞2017』では、大賞を受賞しました。
参考
ゲーム紹介『フランス年間ゲーム大賞2017』受賞ゲーム : ニコボド | ニコのボードゲーム日記
2016年のエッセンでも数多くリリースされた、脱出ゲーム型のボードゲームが大賞を受賞ということで新しい流れを感じさせる作品です。出版社は、『宝石の煌めき』などを手がけるSpace cowboysです。
今回はデモ版を紹介します!
脱出ゲームという一度遊んだら2度遊べないゲームである特性上、デモゲームをオフィシャルサイト上で公開しています。
先日、おしょうさん(@okshot)が和訳ファイルを公開されたのでそれを使って遊んでみました。
脱出ボードゲームUnlock!のデモ版を和訳したよ。プリント・アンド・プレイで、製品版を持っていなくても遊べるよ。https://t.co/HNyry0CNql
— おしょう (@okshot) 2017年4月7日
➔ Unlock
デモ版には、『チュートリアル』(制限時間:10分)と『The Elite』(制限時間:60分)の2つが用意されています。今回は、10分で終わる『チュートリアル』を使ってどのようにゲームを進めるものなのかを紹介します。
ゲームの目的
閉じ込められた部屋から脱出することを目指します。
勝利条件
制限時間内に、部屋から脱出すること。
終了条件
制限時間(10分)を超えた時、もしくは部屋から脱出した時。
ゲームの準備
カードをプリントアウトして用意!
カードは、BGGにアップされているファイルを印刷します。カードを切り取って、10枚のカードを用意します。
自分の場合は、カードを切り離して表裏あわせて1枚のカードになるようにユーロサイズのスリーブに入れました。上がちょっとはみ出るけど、プレイ上そんなに問題なかったです。
準備した10枚のカードは、デッキにしてひとまとめにしておきます。
アプリを準備
iOSかAndroidで配信されている、無料の『Unlock!』アプリをダウンロードします。
アプリは立ち上げたあと、言語を選びます。
その後、遊ぶゲームを選びます。(横スワイプでステージが変わります。)
ゲーム詳細
アプリタイマーを押してゲームスタート!
アプリのタイマーの再生マークを押してゲームを開始します。
タイマーがカウントダウンするので、10分以内に謎を解いていきます。
閉じ込められた部屋のものを物色
まず、自分の閉じ込められた部屋のカードをオープンします。
カードには、5つの数字が書かれています。カードの指示にあるとおり、これに該当するカードをデッキから選んでオープンします。
こんな感じに、5枚のカードがオープンになりました。
カードとカードを組み合わせる
各カードは色分けされていて、パズルのピースのように組み合わせることができるようになっています。
棚と鍵のカードは、組み合わせることができます。両方のカードの指示に従うと、数字の合計値のカード「46」をオープンするように指示があります。
「46」のカードをオープンすると、棚が開いた絵が出てきました。もともとの「35(棚)」と「11(鍵)」のカードは破棄します。
「46」のカードには、数字が書かれています。その数字のカード「16」を開くと・・・
なんだかわからない10cmのワイヤーがでてきました。
・・・とこんな感じにゲームを進めていきます。
無事に脱出!!
最終的に出口のドアの暗証番号をアプリに入力すると、無事に脱出です。
遊んでみて
もともとのデジタルの脱出ゲームをそのままアナログで遊んでいるプレイ感に近いです。
カードになっていることで、自分の持ち物が明確になっている分デジタル版よりも見通しがいい印象です。
他の脱出ゲーム系のボードゲームはどのような感じなのかが、非常に気になるところです。
謎が解けたときの気持ちよさは、通常のボードゲームのプレイ感とは違って脱出ゲームをクリアしたときの爽快感に近いものを味わえました。
カードの和訳までつくってくださったおしょうさん(@okshot)の神和訳に感謝!無料だし、みんな遊ぶべきだと思います!!
おわりに
今回は、『アンロック!(Unlock!)』をご紹介しました。
本編の3作品もどのようになっているのかが、気になる内容でした。カードの和訳(ネタバレしちゃう)は必須になるので、これは国内メーカーさんからの発売を待ちたいところです。
(6/26追記) 6月末に日本語版が発売されました。