ゲーム名 | 111カードゲーム (My Rummy 111) |
---|---|
メーカー | Schmidt Spiele (2017) |
ゲームデザイナー | ステファン・ベンドルフ (Steffen Benndorf) |
人数 | 2~5人 |
時間 | 約20分 |
年齢 | 8歳~ |
手札カードの数字を順番になるように並べるゲーム!
『111カードゲーム』は、手札カードの数字を順番になるように並び替えるカードゲームです。
数字カードは「2」から「111」までの合計110枚で構成されており、カード毎に獲得できる得点が異なります。得点は、カードに描かれたピエロの数に応じて得点が入ります。
3つのの選択肢
場にある3枚のカードから、1枚を選んで自分のカードと入れ替えます。
入れ替えるカードは、手札に挿し込んだカードの両脇にあるカードのどちらか1枚を場に出します。手札のカードは、配られた時点から動かすことはできません。
『Qwixx』『The Game』のデザイナーの新作!
ゲームデザイナーは、Steffen Benndorf氏です。代表作は『Qwixx』,『The Game』などで、2つともドイツ年間ゲーム大賞(SDJ)にノミネートされた作品です。
- 『Qwixx』:2013年SDJノミネート
- 『The Game』:2015年SDJノミネート
ゲームの目的
手札の数字カードを昇順/降順に並べ、より多くの得点の獲得を目指します。
勝利条件
ゲーム終了時、最も得点の多いプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
60点を超えたプレイヤーが出ると、ゲームが終了します。
ゲームの準備
手札カードを12枚配る
各プレイヤーに12枚の手札を配ります。
配られたカードは、順番は並び変えることはできません。配られたカードの並びをベースに、昇順/降順になるようカードを取捨選択をしていきます。
場にカードを3枚並べる
共通の場にカードを3枚並べます。このとき、カードは裏向きの状態です。
ゲーム中、ここからカードを1枚取ることでゲームが進みます。
ゲーム詳細
手番でやることは、「カードを引く」と「カードを出す」の2つです。
1.カードを引く
共通の場に並んだ3枚のカードのうち、1枚を引きます。
2.カードを出す
引いたカードを手札の両側にあるカードを1枚選び、共通の場に出します。
共通の場には、ゲームが進むと表になった状態でカードが並びます。
「1.カードを引く」を行う際、3枚全てのカードが表向きになっている場合は山札にある新しいカード3枚と入れ替えることもできます。
ラウンドの終了
手札が昇順/降順に並んだら、完成を宣言します。いずれかのプレイヤーが完成した時点でラウンドが終了します。
得点計算
ラウンドが終了すると、その都度得点計算をします。
全てのプレイヤーは、昇順/降順に並んだカードに描かれたピエロの数分の得点を計算します。
- 黒:1点
- 緑:2点
- 紫:3点
- 赤:4点
- 完成した人:5点
この得点を累計していき、ゲーム終了時に最も点数の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
遊んでみて
最初のカードの並びを見て、どこを残していくか考えながらカードを引いていくのが楽しいゲームでした。
カードを手に持つのはなかなか面倒なので、カードスタンドを使って遊ぶのを推奨します。
よく似たルールのゲームで『コンプレット』というゲームがあるのですが、違いとしてはカードが基本的に公開情報になっていることと負けても点数が入ることの2点があります。ここがとても納得感があるので個人的には『コンプレット』よりも好みでした。
おわりに
今回は、『111カードゲーム(MyRummy 111)』をご紹介しました。
非常にシンプルなルールで遊びやすいカードゲームです。アークライトさんから2018年1月に日本語版が発売されます。それではまた〜