ゲーム名 | The Lost Expedition |
---|---|
メーカー | Osprey Games (2017) |
ゲームデザイナー | Peer Sylvester |
人数 | 1~5人 |
時間 | 30~50分 |
年齢 | 14歳~ |
エルドラドを目指す協力ゲーム
『The Lost Expedition』は、3人の探検家のチームを率いて幻の黄金郷エルドラドを目指す協力ゲムです。どのように3人の探検家を進めるかを全プレイヤーで相談し、ゲームが進みます。
Peer Sylvester氏の新作ゲーム!
ゲームデザイナーは、『われら人民(Wir sind das Volk!)』や『キングイズデッド(The King is Dead)』などをデザインしたPeer Sylvester氏です。
『キングイズデッド(The King is Dead)』と同様にOsprey Gamesからリリースされています。
ゲームの目的
エルドラドに辿り着くことを目指します。
勝利条件
エルドラドへ辿り着くこと。
敗北条件
- 探検家全員のライフが0になったとき
- 探検カードの山札が2回目に尽きた時
終了条件
勝利条件もしくは敗北条件を満たすと、ゲームが終了します。
ゲームの準備
3人の探検家を選び、ゲーム難易度に応じて初期の持ち物を配置します。ライフポイント、食糧、弾丸の3種類があ「ます。探検家はそれぞれ異なるアイコンがカードの左上に書かれています。
場の中央にジャングルカードを配置します。探検家は端から端まで到達することを目指します。
ゲームの流れ
ゲームは、以下のように進みます。
- 手札を配る
- 昼のフェーズ
- 夜のフェーズ
昼と夜のフェーズでは配られた手札を2枚出し、カードに書かれたアクションを解決します。
これを勝利条件もしくは敗北条件のどちらかを満足するまで、繰り返します。
1.手札を配る
各プレイヤーに4枚の探検カードを配ります。
探検カードについて
探検カードの上側にはアクションが、下側には数字が書かれています。
アクションの種類は3種類あります。
- 黄色:必須アクション
- 赤色:選択アクション(カードに書かれた赤色のアクションのうち1つを必ず行う)
- 青色:任意アクション(やらなくてもOK)
アイコンについて
各アクションは、アイコンで記載されています。白いアイコンはリソースなどをを失い、黒いアイコンはリソースの獲得やアクションなどを表します。
サマリーカードにどのような効果であるかが書かれています。基本的には何かを失って何かを得るような内容になっているため、ゲームが進むにつれてリソースが減っていきます。(これが辛いt
2.昼のフェーズ
手札からカードを1枚選んで、場に出します。これを2回繰り返します。
全プレイヤーがカードを出した後、場に出たカードを数字の小さい順に並び替えます。
最後に、数字の小さい順に各カードを処理します。
3.夜のフェーズ
手札からカードを1枚選んで、場に出します。これを2回繰り返します。
場に出たカードは、カードは出た順に並べます。
最後に、カードが出た順に処理をします。
実際に遊んでみて
後半になるにつれ、段々とつらくなっていく協力ゲームでした。
カードアイコンの中には、カードをスキップするものや並び替える効果があるので、それらをいかにうまく使ってリソースが減るカードを無くすかを上手く相談する必要がありそうです。
アクションで単純にリソースがもらえるものは皆無なので、どうやっても段々苦しくなります(苦笑) 苦しくなる様としては『ヒット・ザ・ロード』に近いものがあるかもしれません。
▲全員お亡くなりになった図
中盤まではテンポよく進んでいたのですが、段々と進めなくなってきてしまい。後半になって体力が尽きてきてしまいじり貧に。普通の難易度で遊んだのですが、エルドラドの2歩手前で全滅してしまうという結果でした。うーん悔しい。
おわりに
今回は、『The Lost Expedition』をご紹介しました。
1人からも遊べる良い協力ゲームだと思います。難しい難易度の場合は、攻略不可なのでは?… Amazonで2000円位で売っているようです(記事執筆時点)。