ゲーム名 | パンデミックレガシー:シーズン2 (P andemic Legacy: Season 2) |
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ゲームデザイナー | マット・リーコック, ロブ・ダヴィオー |
人数 | 2~4人 |
時間 | 約60分×12回 |
年齢 | 14歳~ |
版元 | Z-Man Games (2017) |
メーカー | ホビージャパン (2017) |
プレイによってゲームが変化する協力ゲームの第2弾!
『パンデミックレガシー』は、12ヶ月を通じて世界を救う協力ゲームです。
ゲームのルールが月ごとに変わるのが特徴で、『パンデミックレガシー:シーズン2』はその第2弾になります。
本作は、前作から71年が経過した荒廃後の地球が舞台です。前作の『パンデミックレガシー:シーズン1』をプレイしていなくても遊ぶことができます。
以下、ストーリー引用。
その疫病はどこからともなく現れ、世界を荒廃させた。大半の者は1週間以内に死亡した。それを止める術は何もなかった。
世界は全力を尽くしたが、それは充分ではなかった。
3世代に渡って、人類の最後の断片である我々は避難所(ヘイヴン)と呼ばれている海上の浮遊施設群で暮らしている。
疫病から遠く離れ、我々は大陸に補給品を供給し、人類を完全な滅亡から守ることができている。 我々は残存している世界の大都市とのつながりを維持しているが、ここ数年で事態は厳しくなっている。
ヘイヴンから遠く離れた都市と連絡がつかなくなっているのだ……。
彼らに何が起こったのか、我々には分からない。なぜ補給品が彼らに届かないのか、我々には分からない。
我々の連絡網には、もうわずかな都市しか残っていない。我々は失敗しつつあるのだ。 明日、我々の精鋭グループが残された世界へと出発する。何が待ち受けているのか、我々には分からない。
(引用:Amazon | パンデミック:レガシー シーズン2(黄箱) (P andemic: Legacy) 日本語版 ボードゲーム | ボードゲーム | おもちゃ 通販)
というわけなのだ。
箱は、黄箱と黒箱の2種類がありますが内容物は同じで、コレクター向けらしいです。
余談ですが、4つの箱を集めると時計になるそうですよ☆
On October 26, the clock is complete. pic.twitter.com/wyZk4NTjN3
— Z-Man Games (@Zmangames_) 2017年10月22日
以下、チュートリアルまでのネタバレになりますので、見たくない方はそっと閉じてくださいませ。
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(あと半分)
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ゲームの準備
まず最初に場の中央にゲームボードをセットして必要コンポーネントやカードを配置します。
マップの中央には3つのヘイヴンと呼ばれる物資の供給が可能な場所が3箇所あり、プレイヤーはここからゲームを開始します。3つのヘイヴンは名前をつけることができ、我々は「サシコス」「モトスミ」「ナカハラ」と名付けました。
マップをよく見てもらうとわかりますが、ヘイヴンは大西洋に浮かぶ島です。各大陸の湾岸の都市へはゲーム開始時に行くことができますが内陸の都市は明かされていません。
キャラクターカードとアクションカード
続いて、各プレイヤーはキャラクターカードとアクションカードなどを受け取ります。本作では、キャラクターのイラストと特殊能力を選んでキャラクターを作ります。
選べるキャラクターイラストは、荒廃感の漂う個性的なメンバーです。
ゲームの目的
『パンデミックレガシー:シーズン2』には、本編に入る前にチュートリアルが用意されています。
ゲームには、チュートリアルが簡単になったら本編を開始してくださいと書かれています。
勝利条件(チュートリアル編)
3箇所の都市に供給施設を建設したとき
敗北条件(チュートリアル編)
疫病駒8つが場に置かれたとき
手番でやること
諸々のセットアップが終わったら、ゲーム開始です。手番でやることの流れは以下の通り。
- 曝露の確認
- 4つのアクションの実行
- プレイヤーカードを2枚引き、エピデミックカードがある場合には解決をする
- 感染の処理
1.曝露の確認
「曝露」とは有害物質や病原菌などにさらされることを意味します。手番開始時に疫病コマのある都市にいるとプレイヤーは傷を負います。
2.4つのアクションの実行
通常の『パンデミック』同様にプレイヤーは4つのアクションとフリーアクションを行うことができます。行えるアクションは上の写真の通りです。
本作で追加されている主なアクションは、右側のカードに書かれている3つのアクションになります。
本作で追加されたアクション
- 偵察
- 補給品の作成
- 補給品の配送
フリーアクション
- 補給品の獲得
- 補給品の受け渡し
都市へ配置したらら取り除かれたりする駒は、補給品駒です。物資がなくなった状態で感染すると、都市に疫病駒が配置されます。
そのため、プレイヤーは各都市の補給品を切らさないように各都市をまわる必要があります。
3.プレイヤーカードを引く
プレイヤーは2枚のカードを引きます。このとき紛れているエピデミックカードを引いた場合には、その処理を行います。
通常の『パンデミック』と大体同じです。1つの都市から補給品が消えてなくなります。
4.感染処理
感染率に応じて、都市カードがめくられます。表示された都市から、補給品を1つ取り除きます。
本作では、感染する都市カードは複数枚(たぶん3~4枚)用意されているので、一度出たから大丈夫と安心することができません。
実際に遊んでみて
チュートリアルからなかなか難易度か高いと感じました。(結果は敗北でした)
複数枚感染カードが含まれることで、いつ一気に疫病駒が置かれるか予測できずハラハラします。
世界が段々と広がっていく展開になるようなので、本編も楽しみな限りです。
おわりに
今回は、ゲームボードが変化する協力ゲーム『パンデミックレガシー:シーズン2』をご紹介しました。
プレイ感が通常のパンデミックや前作と大きく異なるので、パンデミック好きの方はプレイすべしと思います。そいではまた〜