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ゲーム紹介『イスタンブール:ダイスゲーム (Istanbul: The Dice Game)』

イスタンブール:ダイスゲーム:カバーアート

ゲーム名 イスタンブール:ダイスゲーム (Istanbul: The Dice Game)
メーカー Pegasus Spiele, ホビージャパン
ゲームデザイナー Rüdiger Dorn
人数 2~4人
時間 20~40分
年齢 8歳~

貿易商として物々交換を通じてルビーを集めるゲーム

イスタンブール:ダイスゲーム:イメージ

『イスタンブール:ダイスゲーム 』は、イスタンブールの貿易商となり様々な物々交換によって、ルビーを集めることを目的としたダイスゲームです。

2014年にドイツ年間エキスパート大賞を受賞した『イスタンブール』のダイス版となっており、ボードゲーム版と同様にゲームデザイナーはRüdiger Dorn氏です。

勝利条件

ゲーム終了時、最も多くのルビーを持っているプレイヤーがゲームに勝利します。

終了条件

いずれかのプレイヤーがルビーを6個(4人プレイ時:5個)を集めたプレイヤーが出たあと均等に手番を行うと、ゲームが終了します。

ゲームの準備

イスタンブール:ダイスゲーム:セットアップ

場の中央にルビーをセットします。ボードは、2~3人プレイ用の面と4人プレイ用の面が用意されています。

手番でやること

イスタンブール:ダイスゲーム:ダイス

手番では、5個のダイスを振ります。

その後、ダイスの出目に応じて2つのアクションを選んで行います。ダイスの出目は、上の写真の通り6種類となっています。

イスタンブール:ダイスゲーム:アクション一覧

用意されているアクションは、全8種類です。

1.商品タイルの獲得

イスタンブール:ダイスゲーム:タイルの獲得

同じ色のダイス2つを消費し、同じ色の商品タイルを獲得します。商品タイルは、ダイス出目のかわりに使うことができます。

2.水晶の獲得

イスタンブール:ダイスゲーム:水晶の獲得

2色のダイスを2つ消費し、水晶を獲得します。水晶は、ダイスの振り直しに使用することができます。

3.箱タイルの獲得

イスタンブール:ダイスゲーム:箱タイルの獲得

同じ色のダイス3つを消費し、箱タイルを獲得します。箱タイル、4色の商品タイルに交換することができます。

4.2枚の商品タイルの獲得

異なる4色の出目を消費し、好きな商品タイル2枚を獲得します。

5.お金の獲得

お金の出目を消費し、出目に書かれた合計値のお金を獲得します。

6.カードの獲得

イスタンブール:ダイスゲーム:カードの獲得

カードの出目を消費し、出目の数だけカードを場にめくり、場からカードを1枚選んでその効果を即時発動します。

カード効果は主に8種類あり、写真の上のカードはカードアクションを行ったプレイヤー以外のプレイヤーもおこぼれをもらえるシステムになっています。

基本的には、資源の獲得・資源の交換が示されており、ルビーの獲得は市場にあるものよりややお得になっています。

7.アクションタイルの獲得

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ダイスの出目を消費して、アクションタイルを獲得します。アクションタイルは獲得した人のみの永続効果となり、手番開始時にタイルに書かれた効果が適用されます。

ダイスが増えたり、アクション数が増えたり、お金がもらえたりと早めに獲得すればするほどお得になっています。

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こんな感じでお支払いをして獲得します。

8.ルビーの獲得

必要な資源を支払い、ゲームボード中央にあるルビーを獲得します。

商品を支払っての獲得、お金を支払っての獲得、アクションタイルを集めての獲得の3種類が用意されています。

ルビーが獲得される度に、同じ獲得方法に関する必要コストが上がります。

実際に遊んでみて

ゆるやかな拡大再生産ゲームで楽しく遊べました。なお、ボードゲーム版は未プレイなので比べてどうなのかはよくわかりません。

序盤、無理をしてルビーを獲得するのか我慢してアクションタイルに投資するのか頭を悩ませます。

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後半、早くとったほうが少ない資源で獲得できるルビーをダイスの出目運を考慮しつつ、いかに臨機応変に対応するかが楽しかったです。

初回プレイでは、カードとお金を手番ごとに得るアクションタイルを活用し、カード効果によるタイル獲得とお金によるルビー獲得によって1ルビー差の1位をとることができました。正直、他プレイヤーを出し抜いたときの気持ち良さはたまりません。

スピンオフ系のダイスゲームはいくつか遊んだことがありますが、マークシート式のスピンオフがあまり好みでないこともあり、本家は遊んだことがありませんごしっかりと遊びごたえのあるゲームでした。

おわりに

今回は、名作ボードゲームのダイスゲーム版『イスタンブール:ダイスゲーム』をご紹介しました。

ダイスゲーム好きな方は是非遊んで頂きたいゲームでした。