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【ボードゲーム紹介】ハイソサエティ (High Society)

ハイソサエティ:カバーアート

ゲーム名ハイソサエティ (High Society)
ゲームデザイナーライナー・クニツィア (Reiner Knizia)
人数3~5人
時間30~45分
年齢10歳~

手札を出し切るカードゲーム!

ハイソサエティ (High Society):ゲーム概要

『ハイソサエティ』は、自身の栄華を証明する品々を競り落とすカードゲームです。 プレイヤーは、お金持ちとなり様々な高級品を競り落としていきます。ただし、お金をあまりに使い過ぎてしまうとゲームから脱落してしまうため、注意が必要です。

ゲームデザイナーは、『モダンアート』『ケルト』『ラー』など多作で知られるライナー・クニツィア氏。1995年に発売された同ゲームが、2018年にNew Games Orderがアートワークを一新して発売しました。アートワークは『枯山水』などで知られるママダユースケ氏によるもの。

勝利条件

ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

※残金が最も少ないプレイヤーはゲームから脱落します。

終了条件

ハイソサエティ:ゲーム終了条件

赤い枠のタイルが4枚場に出た時、ゲームが終了します。

ゲームの準備

ハイソサエティ:手札

各プレイヤーに所持金カード11枚を配り、贅沢品タイルの山を場の中央に置きます。

オークションタイル

ハイソサエティ:オークションタイル

オークションタイルは、全16枚。タイルに書かれた数字の合計値が、ゲーム終了時の得点になります。

特殊効果としては、「×2:得点が倍」「Ø:タイルを1枚破棄」などがあります。

手番でやること

ハイソサエティ:手番でやること

ラウンド開始時に贅沢品タイルを1枚めくり、手札から所持金を出してその贅沢品タイルを競り落とします。

手番では、所持金カードを出すもしくはパスをするのどちらかを選びます。

所持金カードを出す

ハイソサエティ:所持金カードを出す

手札から所持金カードを1枚以上出します。その際、出すことが出来るカードは前のプレイヤーの出した所持金カードの合計値を上回る必要があります。

これを繰り返し、1人以外のプレイヤーがパスするまで続けます。最後に残ったプレイヤーは、今まで出した所持金カードを支払い、贅沢品タイルを獲得します。

パスをする

いままでに出した所持金カードを回収し、ラウンドの手番が終了します。

実際に遊んでみて

手軽に遊べる競りゲームとなっており、ついつい繰り返し遊んでしまいます。 最も所持金が少ないプレイヤーが脱落するため、ただガンガン競り落とせばいいというわけでない点が面白いです。

なので、駆け引きの中であえて相手に多く支払わせるために値段を釣り上げる場合なんかも発生します。

また、ゲームが長引くにつれ出せるカードが減っていくのも悩ましいポイントの1つとなっています。所持金カードが減るとじわじわとカードを釣り上げることも難しくなってくるため、適性な価格で序盤からカードを出していく必要もあります。

新旧の差分

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オークションタイルは、旧版ではカードでした。イラストもわかりやすくなっていますね。

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所持金カードも、お札風に。ハイソサエティ感がましてます!

おわりに

今回は、オークションカードゲームの名作『ハイソサエティ』をご紹介しました。

競りゲームがお好きで、未だ遊んだことのない方は是非遊んでみて下さい。