ゲーム名 | 3は多すぎる/2枚目が好き (3 sind eine zu viel!) |
---|---|
メーカー | Amigo (2015) |
ゲームデザイン | Reinhard Staupe、Christoph Behre |
人数 | 2~4人 |
年齢 | 10歳~ |
時間 | 25分 |
『2枚目がすき (3 sind eine zu viel!)』ってこんなゲーム
手札をプレイして、共通の場からカードを引き取るセットコレクションカードゲームです。
ポイント
- 同じ色のカードを2枚持っていると高得点☆
- 同じ色のカードが3枚になるとマイナス点
- 7色のカードを集めるとボーナスGET!
『2枚目が好き』の勝利条件
セットコレクションのカードによる得点が最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。
『2枚目が好き』の終了条件
数字カードの山札がない状態で、全員のプレイヤーの手札が2枚になった時
『2枚目が好き』の内容物
- 数字カード 90枚
- 中間ボーナスカード 4枚
- 最終ボーナスカード 4枚
『2枚目が好き』のゲーム準備
- 場に、”0”, “30”, “60”の3枚のカード(スタートカード)を置く。
- 数字カードを3枚配置する。
- 20枚ずつ数字カードを各プレイヤーに配って山札にする。
- 山札の上から8枚を手札にする。
ゲームスタート時の場はこんな感じになります。
『2枚目が好き』のルール/遊び方
手番では3つのアクションを行います。
- 手札を1枚場に出す
- 受け取ったカードを手元に置く
- 手札を補充する
1.手札を1枚場に出す
数字カードを置く場所は、”1~29”, “31~59”, “61~89”の3列に分かれています。
1-1.列に並んでいるカードの枚数が4枚未満の場合
カードの数字が左から昇順になるように置きます。
1-2.列に並んでいるカードの枚数が4枚以上の場合
A.出したカードの数字が、列で最も大きい場合
スタートカードの右のカード1枚を受け取る。
B.出したカードの数字が、列で最も大きくない場合
出したカードよりも大きい数字のカードを列から全て受け取る。
2.受け取ったカードを手元に置く
2-1.同じ色のカードが3枚揃った場合
3枚のカードを裏返します。その色のカードのカウントはなかったことになり、裏返しになったカードは得点計算時に1枚-1点で計算します。
2-2.7色のカードが揃った場合
中間ボーナスカードを受け取ります。
早いもの順で10点>7点>5点>3点。
3.手札を補充する
残りの手札が2枚以下になったら、山札の上から6枚の手札を補充する。
『2枚目が好き』の得点計算
ゲーム終了後、6/7色のカードが揃っている場合、「最終ボーナスカード」を受け取ります。
その後、獲得したカードの色毎に得点を計算します。
最終ボーナスカード
- 7色:10点
- 6色:7点
コレクションカードの得点
- 同じ色のカード1枚:1点
- 同じ色のカード2枚:5点
- 裏向きにしたカード1枚:-1点
「コレクションカードの得点」+「中間ボーナスカードの得点」+「最終ボーナスカードの得点」が最終得点になります。
『2枚目が好き』のレビュー
ジリジリと手に汗を握るゲームというのが第一印象でした。
手元から出すカードは、全部で18枚。コレクションの最大得点を得るには2枚×7色の14枚になります。しかしながら、1ターンで常に1枚を受け取ったとしても、14枚を超えてしまいます。
そのため、絶対に同じ色の3枚目のカードを取らなければならない場合がでてくる。そのタイミングを見極めつつ、得点を最大値にもっていけるかが悩ましかったです。手札が4枚を切ったくらいから、選択肢が狭まりきつくなってきます。
最終ボーナスカードが7色が1枚、6色が3枚となっていることから、全ラウンドが終わって7色持っている場合というのは非常に難しいです。ミスをせずいかにパーフェクトに近づけるかにとても悩みます。
最後にこのゲームの悪い点をあえて挙げるとすると、赤色とオレンジ色がパッと見てわかりづらいことです。カードのイラストが違うので、一応そこで見分けることはできるんですけどね…