ドイツのエッセンで行われる世界最大級のボードゲームイベント『SPIEL ’16』に参加してきたので、どんな様子だったのかを紹介したいと思います。今回は、その前編になります。
『SPIEL ’16』について
ドイツのエッセンにあるイベントホールで毎年10月に行われる、世界最大級のボードゲームイベントです。
世界中からボードゲーム出版社が集まっており、昨年の来場者数は4日間で過去最大の16万2000人を記録しています。
参考
Friedhelm Merz Verlag EN – Internationale Spieltage
参考
シュピール15:参加者162,000人で新記録 – Table Games in the World – 世界のボードゲーム情報サイト
会場について
会場は『MESSE ESSEN』という名前です。2016年は、ここの7つのホール(全体の9割程)を使用して開催されました。
Messe Essen | Ein St andort – unendliche Möglichkeiten
会場までのアクセス
今回、会場まではエッセン中央駅から「Uバーン」という名前の地下鉄に乗って移動しました。詳細には、『Essen HBF』駅で「Uバーン」のU11線に乗り、終着駅の『Messe West-Süd/Gruga』駅まで行きます。
こちらは、初日の10時頃の『Essen HBF』駅での写真になります。車両も4両程度しかないため、車内はなかなか混み合います。
海外での移動手段の検索には、Google Mapを使っているのですが、今回「Uバーン」のルートは表示されないので少し焦りました。
ドイツに行って驚いたことは、改札というものが存在しないので、切符を購入しなくても電車に乗れてしまうという点です。うっかり、切符を買い忘れてノー・チケット・トゥ・ライドしそうになりました。
会場外の様子
『Messe West-Süd/Gruga』駅は、『SPIEL ’16』のメインホールであるホール3の入り口「MESSE WEST」に最も近い駅になります。
(出典:Messe Essen)
このような感じで、『SPIEL ’16』のポスターが掲示されています。これを見て、遂にエッセンシュピールに来たんだ!という実感が湧きました。
建物のドアを入ると、チケットの行列ができていました。今回は、ネットで事前にチケット購入をしていたのでチケットのバーコードを見せるだけでスムーズに入場することができました。
会場内の様子
人の多さとブースの広さに、ただただ圧倒されました。こんなにも、ボードゲーム好きの人がいるとは感慨深いですね。完全にお祭りな雰囲気です。
事前に買い物をするブースの印はつけているのですが、実際に行ってみるとブースでは試遊のみで商品は通常のショップで扱っていたりする場合や、違うホールのブースでのみ販売していたりと形態が様々であっちへ行ったりこっちへ行ったりしていました。
壁際にはボードゲームショップのブースがあり、今回発表の新作も会場で扱っています。ゲームの値段や取扱商品もショップによって少し違ったりします。
というわけで、今回はここまでです。後編は試遊がどんな感じだったかなどをお伝えしたいなと思っています。
ひとこと
なお、エッセンに行く場合、メビウスママさんの著書『メビウスママのエッセンシュピール ガイドブック』は必携かと思います。それではまた~