ゲーム名 | クマ牧場 (Bear Park/Bärenpark) |
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ゲームデザイナー | Phil Walker-Harding |
人数 | 2~4人 |
時間 | 30~45分 |
年齢 | 8歳~ |
メーカー | ホビージャパン |
自分だけのクマ牧場を完成させるゲーム!
『クマ牧場』は経営者となり、自分だけのクマ牧場を完成させることを目指します。
牧場に飼うことのできる動物は、「北極熊」「ゴビ熊」「コアラ」「パンダ」の全4種類。計画的に公園を拡張して、動物の住むエリアを拡大していきます。
ゲームデザイナーは、Phil Walker-Harding氏。代表作には『イムホテップ(Imhotep)』や『スシゴー(Sushi-Go)』などがあります。
拡張セット『クマ牧場:がんばれ!グリズリー』も発売決定!
拡張セット『クマ牧場:がんばれ!グリズリー』が2019年8月に発売することが発表されています。
【新製品案内(1/3)】本日『クマ牧場:がんばれ!グリズリー』日本語版の案内を各取引先様に送付いたしました。
『クマ牧場』に新クマ「グリズリー」と新設備「モノレール」の拡張モジュールを加えることができます。
近日中に各店舗様で受注がはじまると思いますので、よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/AUZ09qagZp— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) July 17, 2019
いざ開封!!
箱のサイズはaleaの中箱サイズ。箱をあけるとこんな感じで14枚のタイルボードが入っています。あとは、説明書とゲームボードです。箱の大きさに対して重量感はあります。
タイルを全て抜くとこんな感じで、どっさりです。
ゲームの目的
クマ牧場を完成させることを目指します!
勝利条件
ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
牧場の全てのエリアにタイルを配置したプレイヤーが出た後、他のプレイヤーが1度ずつ手番を行うとゲームが終了します。
ゲームの準備
ゲームボードにタイルを配置します。
その後、各プレイヤーが個人ボードと初期タイルを受け取ります。
初期タイルのアイコンの配置などはそれぞれ違います。また初期タイルには、様々な国の言葉で『クマ牧場』と書いてあるのも特徴です。(※ルールブックは、ドイツ語のみでした)
手番でやること
手番でやることは、タイルを1枚配置するだけです。
タイルを配置した際に、個人ボードのアイコンを覆うと新たなタイルを獲得することができます。
タイルの配置
個人ボードにタイルを1枚だけ配置します。タイルは、個人のサプライにあるタイルを使用します。ゲーム開始時は、1~3マスの緑地タイルを持っています。
タイルの獲得
個人ボードには4種類のアイコンが書かれています。そこにタイルを配置すると、アイコンに応じて新たなタイルを獲得できます。
手押し車
4種類の緑地タイルを獲得することができます。ゲーム終了時に得点にはなりません。
ミキサー車
4種類の動物舎タイルを獲得することができます。早く獲得するほど得点が高いです。(7~1点の順に並んでいる)
ショベルカー
1種類ずつしかない5マスタイルを獲得することができます。
▲5マスタイル
作業員
牧場を拡張することができます。最大3枚まで獲得することが可能。(牧場全体では、4エリアが上限です)
▲エリアタイル
これを繰り返し、ゲーム終了条件となるまで続けます。
クマ像の建築
個人ボードには、ケージで覆われているエリアがあり、ここには通常のタイルを配置することはできません。
4×4のボード上で、ケージエリアを除いたエリアにタイルを配置するとクマ像を置くことになります。
上の写真では、L字の緑地タイルを配置した時にクマ像を獲得します。
クマ像
クマ像は、16~1点の順に並んでいます。早く獲得するほど高得点です。
エキスパートルール/遊び方
ゲーム中、条件を満足すると獲得することのできるボーナスタイルが、エキスパートルールとして用意されています。
タイルの配置状況に応じて獲得できる得点が10種類用意されています。ゲーム中では、このうち3種類を使用します。
おそらく、ゲーマーである認識のある方は最初からこれを入れておくべし!
得点計算
配置したタイルに書かれた得点を合計します。最も得点の高いプレイヤーが、ゲームの勝者となります。
おわりに
少し先のタイル配置を考えるのが楽しいゲームでした。タイルを配置するゲームが好きな方にオススメです。
どこのマスを覆うかを考えつつ、次に獲得するタイルを考える感じでゲームが進みます。
自分のタイルにばかり気を取られていると、他のプレイヤーに得点の高いタイルを取られてしまいます。そのため、程よく他の動きをみつつ進めていく必要もあります。
エキスパートルールですが、短期目標が示されます。なので、こちらを目安にするとどのタイルをとるべきかの指針が立つのでプレイしやすいと思います。
実際にプレイして感じたのは、やはり早め早めでタイルのキープ&エリア拡張をしていくのが高得点のコツかもしれません。
おわりに
インスト込みで60分かからないのと、目標タイルによって展開も変わってくるので繰り返し遊ぶことができるカジュアルなファミリー向けゲームだと思いました。
余談ですが、パッチワークのタイルよりサイズが一回り大きいです。