ゲーム名 | サグラダ (Sagrada) |
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メーカー | Floodgate Games (2017) |
ゲームデザイナー | Adrian Adamescu, Daryl Andrews |
人数 | 1~4人 |
時間 | 20~40分 |
年齢 | 14歳~ |
ステンドグラス窓を完成させるダイスゲーム!
傑作のステンドグラス窓を完成させることを目指すゲームです。
ダイスは、スタートプレイヤーから順獲得していきます。
プレイヤーは、個人ボードの枠にダイスをはめ込んでいきます。枠にはそれぞれルールがあり、隣り合う枠では、同じ色のダイスを隣りに配置することができないようになっています。
(引用:Board Game Geek)
クラウドファンディングサイトKickstarterで出資を募ったゲームとなっており、約1700万円を調達しました。
ステンドグラスがテーマということもあり、個人ボードやダイスの色も鮮やかなのが特徴です。
参考
Sagrada – A Game of Dice Drafting and Window Crafting by Ben Harkins — Kickstarter
ゲームの目的
最高のステンドグラス窓を完成させることを目指します。
勝利条件
最も勝利点の高いプレイヤーが、ゲームに勝利します。
終了条件
全10ラウンドが終わると、ゲームが終了します。
ゲームの準備
各プレイヤーに「プレイヤーボード」と2枚の「窓パターンカード」、「非公開目標カード」を配ります。
「プレイヤーボード」は、「窓パターンカード」が差し込むことができるようになっています。そのため、1枚を選んで「プレイヤーボード」に差し込みます。
個人ボード用カード
カードには、ダイスを置く際のルールが書かれています。合計2枚、表裏4パターンの中から好きな面を1つ選びます。
右下に達成の難易度が書かれており、●の数が多いほど難しいです。そして、●数の分だけ「恩恵トークン」を受け取ります。
非公開目的カード
ゲーム終了時に追加得点となる目的カードです。【特定の色のダイス×1点】のような感じです。
ダイスを1つづつ選んで配置!
手番でやることは、ダイスを選んで配置するだけです。1ラウンドで2個のダイスを獲得することができます。
獲得方法はカタン方式!
ラウンドのスタートプレイヤーが、人数×2+1個のダイスを振ります。その後、順にダイスを獲得していきます。
3人プレイの場合の順番は、プレイヤーA(1個目)➔プレイヤーB(1個目)➔プレイヤーC(1個目)➔プレイヤーC(2個目)➔プレイヤーB(2個目)➔プレイヤーA(2個目)
という感じです。
各プレイヤーが、獲得した2個のダイスを窓枠にはめるとラウンドが終了します。
ダイス配置のルール/遊び方
窓枠にダイスを配置する際、守らなければいけないルールが4点あります。
- 最初のダイスは、外周から配置
- 既にあるダイスの周り8マスに配置
- 「窓枠カード」で指定されているルールは絶対
- 縦・横隣り合う場所に【同じ色】【同じ数字】は配置できない
このルールを破らないように、ダイスを選んでいきます。
配置できない場合は、獲得したダイスを捨てることになります。
「公開目標カード」と「道具カード」
「公開目標カード」と「道具カード」が共通の場に用意されています。
公開目標カード
全プレイヤーに適用される追加得点が書かれています。
道具カード
「恩恵トークン」を支払い、「道具カード」を使用します。
効果は、【ダイスを振り直す】や【ダイスの出目を変化する】などです。
おわりに
彩りが鮮やかで、とても写真映えするゲームです。
ダイスを組み合わせるパズルが楽しいゲームでした。ラウンドが進むにつれ、ダイスを配置できるスペースが限られて苦しくなっていきます。
特に「縦・横隣り合う場所に【同じ色】【同じ数字】は配置できない」と「窓枠の条件」で限られた中、追加得点の条件を満たすためにどのように置いていくのかに悩みます。
他のプレイヤーの動きを考えながら、1つ目のダイスを選び2つ目が残っているのかどうかのドキドキ感があります。
パズルゲームが好きな方は、楽しめるんじゃあないかなと思っています。