ゲーム名 | エルフェンランド(Elfenl and) |
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メーカー | AMIGO (1998) |
ゲームデザイナー | アラン・ムーン (Alan R. Moon) |
人数 | 2~6人 |
時間 | 約60分 |
年齢 | 10歳~ |
『エルフェンランド』はこんなゲーム
『エルフェンランド』は、エルフ族の若者となり国中の都市をまわるすごろくゲームです。巨大な豚、ドワーフ、ユニコーン、ドラゴンなど様々な案内人と共に都市をまわります。
手番では、タイルの配置とカードの配置を行いゲームが進みます。プレイヤーは、なるべく多くの都市を巡ることを目指します。
1998年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞
ゲームデザイナーはアラン・ムーン氏で、代表作に『チケット・トゥ・ライド』などがあります。本作『エルフェンランド』は、1992年に自身がデザインした『エルフェンロード』をリデザインした作品で、1998年に『ドイツ年間ゲーム大賞』を受賞した作品となっています。
ボードゲーム漫画「放課後さいころ倶楽部」にも登場
中道裕大先生によるボードゲーム漫画『放課後さいころ倶楽部』でも紹介されており、アニメ版の第6話で登場しました。
🎲ボードゲーム紹介🎲
「エルフェンランド」のルールはこちらで振り返りできマース💁♀️!#さいころくらぶ
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— アニメ『放課後さいころ倶楽部』公式 🎲絶賛放送中! (@saikoro_club) November 28, 2019
『エルフェンランド』の勝利条件
ゲーム終了時、最も多くの駒を持っているプレイヤーがゲームに勝利します。
『エルフェンランド』の終了条件
全4ラウンドが終了すると、ゲームが終了します。
『エルフェンランド』ゲームの準備
場の中央にゲームボードを配置し、各都市に円柱の駒を20箇所の都市に配置します。そして、長靴の駒をスタート位置に配置します。
『エルフェンランド』のルール/遊び方
ゲームの各ラウンドは、2つのフェーズに分かれています。どちらのフェーズもスタートプレイヤーから時計回りに行います。
- タイルの配置
- 手札の使用
1. タイルの配置
プレイヤーは、4枚のタイルを獲得してマップ上の道に1枚づつ配置します。
配置したタイルは、プレイヤーが移動する際に使わなければいけない交通手段になります。
タイルは全7種類あり、各タイルを配置できる場所がゲームボード上と対応しています。例えば、豚は草原と森にのみ配置することができ、それ以外の地形には配置することができません。
2.手札の使用
ラウンドの開始時に、8枚の手札が配られます。
手札のカードを使って、自分の色の長靴駒を移動させます。カードには、タイルの種類と土地の種類に応じた必要コストが書かれています。
プレイヤーは、自分の進みたい道に置かれたタイルのコストを支払って駒を進めます。例えばユニコーンで砂漠を移動する場合は、ユニコーンカードが2枚必要になります。(該当するタイルのカードがない場合は、3枚カードを使用すると進めます。)
8枚の手札を可能な限り使用して、自分の駒を進めまていきます。
これを4ラウンド繰り返し、最も多くの円柱駒を獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。
『エルフェンランド』のレビュー&感想
どのルートを取るのかの戦略を考えるのが楽しい!
最初に配られた手札を見て、どのようなルートを取るかを考えるのが楽しいゲームでした。タイルは手札に対応したものが獲得できるとは限らないため、完全に思い通りにいかないのが大変悩ましいです。
手番ごとに、進むラウンドなのか歩みを止めて次のラウンドの準備するのかを見極める必要があります。
他プレイヤーとのタイルのせめぎ合いがアツい!
ゲームが進んでいくと、他のプレイヤーと同じルートを通ることも。その際は、いち早く自分に有利なタイルを配置していく必要があったり、他プレイヤーの配置したタイルをうまく使ってスムーズにルートをすすめる必要もでてきます。
自分のルートだけを進めれば良いわけではなく、他プレイヤーの動きもきちんと見ておく必要があります。
この辺りについて、程よく他プレイヤーとのインタラクションがあり、かといって邪魔をされすぎない良いバランスだなぁと思いました。
なんだか、プレイ後にほっこりする良いゲームでした。
おわりに
今回は、すごろくゲーム『エルフェンランド』をご紹介しました。
手札と、タイルを見比べながらどの道を通るかを考えるのが楽しいゲームです。各ボードゲーム専門店で購入できるかと思います。