ゲーム名 | ダイスエイジ |
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デザイナー | 佐藤俊樹 |
人数 | 2~4人 |
時間 | 約30分 |
年齢 | 8歳~ |
メーカー | ホビージャパン (2017) |
獲物を狩って集めるファミリーダイスゲーム
『ダイスエイジ』は、獲物を狩って集めるファミリーダイスゲームです。ダイスを振り、出た目の獲物の列にダイスを並べラウンド終了時に獲得する流れです。
ゲームデザイン佐藤俊樹氏と、アートワーク長谷川登鯉氏コンビの最新作であり、ホビージャパンオリジナルゲームの第3弾でもあります。
佐藤氏と長谷川氏のコンビでの作品は、『8bitモックアップ』『死神セクト』『忍ジャン』など多数あります。
ゲームの目的
多くの獲物を獲得し、高い得点の獲得を目指します。
勝利条件
ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーが勝者となります。
終了条件
全4ラウンドが終わると、ゲームが終了します。
ゲームの準備
ゲームボードを場の中央に配置し、ボード上に獲物カードとボーナスカードを並べます。
各プレイヤーは、大きいダイスを1個・小さいダイスを4個受け取ります。
獲物カード
獲物が描かれたカードです。数字は「10」~「50」まであり、それぞれ枚数が異なります。ゲーム終了時に多くの枚数を持っているプレイヤーは追加得点を獲得できます。
獲物 | 得点 | ボーナス | 枚数 |
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くだもの | 10 | 200 | 7枚 |
鳥 | 20 | 120 | 6枚 |
トナカイ | 30 | 100 | 6枚 |
魚 | 40 | 50 | 5枚 |
マンモス | 50 | なし | 4枚 |
各カードを1種類ずつ持っている場合、ゲーム終了時に100点を獲得します。
ボーナスカード
各ラウンドで配置されるボーナスカードは全8枚。内容はラウンド毎に異なります。
上の例の場合は、左のカードが「小ダイス→大ダイス変換」「貝殻(得点チップ)獲得」、右のカードは「小ダイス2個獲得」となっています。
アクションタイル
ラウンド中、好きなタイミングで使うことのできるタイルがあります。
左側が「列に配置されているダイスを2つ回収して振り直す」、右側が「列に配置されている好きなダイスを1つ振り直させる」です。右側のタイルを他のプレイヤーが持っていると、弾き出されないかというドキドキ感があります。
手番でやること
手番開始時に手持ちのダイスを全て振ります。なんと、箱の底箱がダイストレイになっているのです!
その後、出た目に応じて対応する獲物カードの前に配置します。この時は何種類配置しても良いのですが、同じ出目のダイスは全て配置する必要があります。
配置が終わると、手番は次のプレイヤーに移ります。これを全てのプレイヤーの手持ちのダイスがなくなるまで繰り返します。
ラウンド終了まで時には、上の写真のように色とりどりのダイスが並びます。
ボーナスカードの獲得
全てのダイスを置き終えたプレイヤーは、ボーナスカードを2枚獲得します。早くダイスを使い切る程、選択肢が多いです。
獲物の分配
配置された獲物の列毎に、誰が獲物カードを獲得するかを決めます。
(引用: ダイスエイジ ルールブック)
大きいダイスは1.5点、小さいダイスは1点で数え、点数の最も高いプレイヤー(上の写真の青丸)が獲物カードを獲得します。(同点の場合は、より後ろに置いているプレイヤーが獲得)
2番目に多くのダイスを配置したプレイヤーのダイス(上の写真の紫丸)は、1番右の列へ移動します、
1番右の列には、「1」〜「6」までの列で2番目だったダイスが並び、他の列と同様に計算します。
これを4ラウンド繰り返します。
実際に遊んでみて
ダイスを振ってどのように置くかを考えるのが楽しいゲームでした。
点数の獲得もこちらをとればあちらが取れずという内容になっています。獲物カードを取るのが基本の得点方法なのですが、取り方も様々でプレイヤー毎に戦略も異なります。
最終的に、かなり接戦な1位争いとなりました。なので、アクションタイルの使い方次第で大きく相手の戦略を崩すこともできるようになっていて侮れません。
基本のルールはシンプルなので、幅広い層のプレイヤーが楽しめるゲームではないかと思いました。ホビージャパンさんもイチオシだそうで、様々な場所でキャンペーンなどを展開していくとのことです。
おわりに
今回は、ホビージャパン ゲームフェスティバル2017秋で体験をした『ダイスエイジ』をご紹介しました。
『ベガス』が物足りないと感じた方はプレイしてみるといい気がしています。