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ゲーム紹介『バイバイレミング (Bye-Bye LEMMING)』

バイバイレミング (Bye-Bye LEMMING)

ゲーム名バイバイレミング (Bye-Bye LEMMING)
ゲームデザイナー丸田公将
人数3~6人
時間15分
年齢8歳~
メーカー株式会社ケンビル

レミングの住む新しい土地を探すカードゲーム!

バイバイレミング (Bye-Bye LEMMING)

『バイバイレミング』は、手札のカードを10枚出し切ることを目指すカードゲームです。

場には8箇所の場が用意されており、スタートプレイヤーから順に場にカードを出していき手札をなくすことを目指します。

このゲームは、『マモモノ』や『ゾン噛まParty』を手掛けたオンライン通販ショップ『ケンビル』のオリジナルゲームとなっています。

ストーリー

この土地はレミングたちが生きていくには快適すぎました。
美味しいごはんをたくさん食べたのでレミングたちは少し増えすぎてしまったのです。 この土地にはもうごはんがありません。
レミングたちは住みにくくなったこの土地を離れ、新しい土地を探す旅に出ることにしました。

ゲームの目的

プレイヤーは、10枚の手札を出し切ることを目指します。

勝利条件

最も早く手札を出し切ったプレイヤーがゲームに勝利します。

終了条件

1人以外のプレイヤーが手札を出し切った時、ゲームが終了します。

ゲームの準備

バイバイレミング (Bye-Bye LEMMING):ベースタイル

場の中央にベースタイルを配置します。ベースタイルの8箇所のエリアには3~10の数字が書かれており、それぞれ数字の倍数が書かれています。

プレイヤーは、手番でこのベースタイルにカードを出していきます。

ゲーム紹介『バイバイレミング (Bye-Bye LEMMING)』手札10枚

各プレイヤーには、10枚の手札を配ります。

手番でやること

手番では、「カードを場に出す」か「パスする」かどちらかを選びます。

  • カードを場に出す:手札からカードを1枚選んで場に出します。
  • パスする:そのラウンドでは手札を出すことができません。

カードの出し方

ラウンドの最初にカードを出すプレイヤーは、8箇所のどの場所に出すかを選びます。

ゲーム紹介『バイバイレミング (Bye-Bye LEMMING)』:カードの出し方

といっても、カードを出すことができる列はカードに描かれています。「12」のカードを出す場合には、「3」「4」「6」に出すことができます。

以降のプレイヤーは、前のプレイヤーが出したカードよりも大きい数字を出す必要があります。

バイバイレミング:6の倍数

こんな感じで、段々と「6」の倍数のカードが増えていきます。倍々です!!

青いカード

ベースタイルに書かれているのと同じ数字のカードは青色になっています。

バイバイレミング:ベースカード

このカードは、数字の大きさが大きくなくても列に置くことができます。

ラウンドの終了

1人を除いた全てのプレイヤーが「パスする」を選んだ場合、もしくは「連番」が出された場合ラウンドが終了します。ラウンドが終了すると、今まで出したカードは全てなくなり、ラウンドを終了させたプレイヤーが次のラウンドの最初のプレイヤーになります。

連番

各列で連続するカードを出すと、ラウンドが終了します。

バイバイレミング:連番

上の写真では、「66」のあとに「72」が出されたので連番となり、ラウンドが終了となります。

ゲーム終了条件を満足するまでラウンドを繰り返します。

実際に遊んでみて

まずね、イラストがちょうかわいいっす!

「3」~「10」までユニークなキャラクターのレミングくんた達がいて、各カードの出せる場所毎にこの8体のレミングくんが描かれているんですね。

バイバイレミング

より多くの箇所に出せるカードは、レミングさん一家みたいになって賑やかになっています。これを見ているだけでもかなり楽しめます。

それはさておき、ゲーム内容ですが「大富豪」などに代表されるゴーアウト系のカードゲームというやつだそうです。カードを出せる場所に倍数の縛りがあるというのが、新しいですね。

ゴーアウト系のゲームの定石どおり、いかに手札を減らすかを考えるのですがあまりに早くパスをしてしまっても他プレイヤーにリードを許してしまいます。

なので、なるべくカードを出す選択肢が少ない倍数の限られたカードを優先的に減らしていく必要があります。その為には、ラウンドの最初手番を取る必要があり、やはり勝たなければいけないという感じです。

今回は3人でプレイしたのですが、カード枚数が64枚(3~98)ある中で30枚しか使われないため他プレイヤーのカードを読みきれないかなあというのが正直なところでした。なので、人数は多めで遊ぶのが良いか気がします。

おわりに

今回は、可愛いイラストが特徴的な『バイバイレミング』をご紹介しました。

繰り返し遊ぶと必勝パターンのようなものが見えてくる気がします。