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ゲーム紹介『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』

ゲーム名セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド
ゲームデザイナーライナー・クニツィア
人数2~5人
時間45分
年齢9歳~
メーカーテンデイズゲームズ
価格3,000円(税別)

怖い夢の世界から少女を救うためにモンスターと対峙するカードゲーム!

ゲーム紹介『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』

『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』は、スーパークレイジーワールドに迷い込んだ少女がその世界から抜け出すためにモンスターと戦うのを手助けするカードゲームです。

2002年に発表された『二つの塔 カードゲーム』のリメイク作品です。ゲームデザイナーは、『チグリス・ユーフラテス』や『ラー』など数多くのゲームを手がけるライナー・クニツィア氏です。

ゲームの目的

多くのモンスターを倒し、スーパークレイジーワールドから抜け出すことを目指します。

勝利条件

ゲーム終了時、最も多くの得点を獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。

終了条件

6体のモンスターとの対戦が終わると、ゲームが終了します。

ゲームの準備

ゲーム紹介『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』

場の中央に6体のモンスターカードと駒などを準備します。(今回は上級ルールで遊びました)駒は一歩ずつ進み、カード補充フェーズと戦闘フェーズの2つに分かれています。

各プレイヤーに手札を配り、カード補充の際に使用する山札と場札をセットします。

カード構成

ゲーム紹介『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』

カードは4色とオールマイティ(両親)で構成されており、両親以外のカードには4種類のマークが描かれています。

ゲーム紹介『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』

このマークは、モンスターと対峙した際に有効な攻撃を表しています。

両親カードは、モンスターと対峙する際に最初に自分の場に出すことで、その後に出すカードと同じものとして扱うことができます。

手番でやること

カード補充フェーズ

ゲーム紹介『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』

カードを場から引いて手札にします。獲得方法は「1枚取る」もしくは「1枚を場に出して2枚取る」のどちらかです。

モンスターとの対峙フェーズ

ゲーム紹介『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』

モンスターに書かれたアイコンのカードを自分の場に出します。この時、1つの色には1種類のアイコンのカードのみ出すことができます。

モンスターに書かれたアイコンのカード枚数を各プレイヤーで競います。枚数の多い順に、モンスターから勝利点を獲得します。

ゲーム紹介『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』

モンスターと対峙したプレイヤーは各列1枚ずつモンスターに描かれたアイコンのカードを捨てて、次のフェーズに移ります。

2つのフェーズを繰り返し、ゲーム終了時に最も勝利点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

実際に遊んでみて

イラストのインパクトが凄い!そしてモンスターカードも無駄にでかくてイケイケ!というのが第1印象です。

先の戦闘に使用するカードを考慮しながら場からカードを集めるのが楽しいゲームです。用意されている勝利点はそれぞれ異なるので、どこで1位をねらうのかどうかの戦略も必要になります。

ゲーム紹介『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』
▲ゲーム終了時の様子

上級ルールでは、手札を複数枚補充するという特典も用意されており、勝利点ではないボーナスも大きく影響します。

ゲームが後半になるにつれて、カード補充時に捨てるカードが相手を有利にしてしまう場合があるので他プレイヤーの持っているカードとにらめっこしながら何のカードを捨てるか悩みます。

結局は同色で同じマークを集めるため、他プレイヤーが手札に何を集めているかの把握も必要なため、適度なインタラクションが楽しめます。カード枚数の競い合いは、かなり接戦になりアツいバトルが展開されます。

おわりに

今回は、ライナークニツィア氏のカードゲーム『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』をご紹介しました。

一緒に遊んだ方の話だと、上級編&4人以上プレイがより楽しいとのことです。上級編を遊んでない人は、そちらも遊ぶ価値がありそうです。