ゲーム名 | ブルゴーニュ:カードゲーム (The Castles of Burgundy: The Card Game) |
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メーカー | alea (2016) |
ゲームデザイナー | Stefan Feld |
人数 | 1~4人 |
時間 | 20~45分 |
年齢 | 12歳~ |
『ブルゴーニュ:カードゲーム』について
ブルゴーニュ地方の地主になり、自分の土地を発展させるゲームです。
ゲームデザインは、『アクアスフィア(AquaSphere)』や『ブルゴーニュ (The Castles of Burgundy)』をデザインしたStefan Feld氏です。
その中でも2011年に発表された『ブルゴーニュ』は、Borad Game Geekの全体のランキングでは8位に入る代表作です。
今回紹介する『ブルゴーニュ:カードゲーム』は、その人気ボードゲームの『ブルゴーニュ』をカードゲーム化した作品になります。
ゲームの流れ
言葉の書かれたカードを集め、より多くの得点を獲得することです。
勝利条件
ゲーム終了時に、最も多くの得点を持っているプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲーム終了条件
全6ラウンドが終わったとき、ゲームが終了します。
手番で行うこと
手札を1枚プレイし、6種類のアクションのうち、いずれか1つを行います。ラウンドは、手札を6枚プレイすると終わります。
手札について
手札としてカードを使うときは、カードの上部書かれたサイコロの目として扱います。
手札は常に2枚で、ラウンド毎に用意される6枚の山札から引いて手札にします。
アクション一覧
- 建造物を確保する
- 建造物を建築する
- 商品を出荷する
- 労働者を雇う
- 勝利点を獲得する
- 銀貨を獲得する
1.建造物を確保する
共通の場には、ダイス目の書かれたカードがあり、その横にカードが並べられています。
使用する手札のダイス目に対応したカードを確保します。(最大3枚まで)
2.建造物を建築する
自分の場に確保した建造物を建築します。 使用する手札のダイス目と建造物に書かれたダイス目が一致している必要があります。
同じ色の建物が、3枚揃うとカードに書かれた勝利点が確定します。さらに、完成ボーナスがもらえます。ラウンドが進むにつれて、もらえるボーナスは減ります。
一番最初にその色の3枚を揃えると、 早いもの勝ちの「ボーナスカード」も獲得。
3.商品を出荷する
手札のカードのダイス目に対応した商品を出荷します。出荷した枚数分だけ、銀貨カードを獲得することができます。おまけに、スタートプレイヤーの権利ももらえます。
4.労働者を確保する
2枚の労働者カードを獲得します。労働者カードは1~3のアクションを使用するときに、通常のカードプレイと共に使用することができ、1枚あたりダイス目を+/-1することができます。(複数枚使用可能)
5.勝利点を獲得する
樽カードを獲得します。ゲーム終了時に1枚1勝利点になります。
6.銀貨を獲得する
銀貨カードを獲得します。3枚揃うと、追加手番が行えます。その時に使う手札は、共通の山札から3枚引いたうち1枚を選択。
建造物カードの種類
手札と建造物になるカードは、全7色。
牧草地
建築時、動物カードを1枚獲得します。動物カードは、牛、羊、豚、鶏の4種。
知識
建築時、労働者カードを2枚獲得します。
鉱山
建築時、銀貨カードを2枚獲得します。
船
建築時、商品カードを1枚獲得します。
修道院
建築時のボーナスは無いが、他の色の建造物としても扱うこともできます。
城
建築時、もう一度手番ができる。
その際、自由な出目のカードを1枚獲得したものとして扱う。
建物
建築時、カードに書かれたボーナスを得る。内容は、カード毎に異なる。
得点計算
全5ラウンド終了時、自分の場にあるカードの勝利点を計算します。
- 建築した建物(3枚揃っていると得点)
- 建築ボーナスカード(1枚1点、一部4点も)
- 樽カード(1枚1点)
- 動物カード(4種4点、3種2点、2種1点)
- スタートプレイヤーカード(1点)
感想
建築した際の効果を連鎖させ、いかに効率良く建築を行えるかが重要なゲームでした。
基本のシステムは、カードのセットコレクションなので、 場に出ているカードを見つつ、いかに他のプレイヤーと欲しいものが重複しないようにするかという悩ましさがあります。
初回のプレイでは、3枚揃えては次の色という形でプレイを行いました。3種類くらい並行して完成させるという方法もあるかもしれないですが、 3枚揃えたときのボーナスが減ってしまうので、 どのように全体の勝利点に効いてくるのかが気になる所です。
手札のダイス目の運は、戦略に大きく左右するので、 1ラウンドで必ず1回は労働者カードを引くことになりました。やりたいことに、手札の出目をあわないところがボードゲーム版のブルゴーニュな感じが出ていました。本家のブルゴーニュをリプレイしたくなりました!