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日本科学未来館で『未来逆算思考』を体験してきた

『未来逆算思考』とは?

日本科学未来館にある4月20日に大規模リニューアルに伴い、新たに登場した常設展示の1つ。

この展示を「ドロッセルマイヤーズ」の渡辺範明さんがゲームデザイン/ディレクションをしており、巨大なボードゲームになっているのです!!

巨大なボードゲームであり、光と音のデジタルゲームであり、インタラクティブなメディアアートであり、そしてもちろん科学展示です。
(引用:ドロッセルマイヤーズ ブログ)

というわけで、今回はどんなゲームになっているのかを紹介しようと思います。




ゲーム概要

50年後まで、地球を存続させることを目指します。

地球がダメージをおってしまうと、未来がなくなってしまいます。

うまく未来を予測して回避して、50年後の未来に辿りつきましょう!という感じです。

やること

  1. 初期パラメーターを選ぶ(守りたい地球を選ぶ)
  2. ルートを確認する(50年後の未来を予測をする)
  3. ルートをプロットする
  4. 実際にルートを辿る

1.初期パラメーターを選ぶ

初期パラメーターは、複数用意されています。





 8種類ある未来の地球のうち1つを選び、用紙にスタンプを押します。
お題毎に、初期パラメーターが異なります。

資源ポイントと文化ポイントの2種類のポイントをそれぞれ持っています。

2. ルートを確認する

巨大なボード上にある障害物を確認することができます。

予測する未来は50年後まであり、10年毎にラインが引かれています。





このラインをベースに、障害物にあたらないようルートを考えます。

障害物に進行上で接触してしまうとダメージを負ってしまいます。
「欲望」は資源ポイントを減らし、「無知」は文化ポイントを減らします。

3. ルートをプロットする

ルートを確認しながら決めたルートを

タッチパネル画面を使って入力する。

4. 実際に動かす

名前などの情報を入力後、 タッチパネルをスワイプし、ゲームスタート。


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あとはオートなので無事を祈るのみ。

ランダムに動いている障害物もあるので、思い通りにいかない場合も。

5. 結果確認

ゲームオーバー、もしくはゴールまで到達すると未来からメールが送られてきます。

ここで、学者さんからのコメントとスコアを確認することができます。




実際にやってみて

未来を見据えてルートをインプットし、

実際の動きを確認するという単純なルールですが、

もの凄くドキドキして、手に汗を握ります。

自分のインプットや確認したときの記憶も完璧ではないし、

動く障害物などもあって完全に想定通りにいきません。

今回は、運よくゴールすることができ、スコアも高得点でした。

ゴールするとすごく大きな音で讃えてもらいます。

修学旅行中の中学生にも「すっげー!」って言ってもらいました。最高です(笑)





こういったエンターテインメントに、ボードゲームを取り込むというのは非常に面白いですね。
もっと色々なところで取り入れられるといいなぁというのを月並みですが感じました。

今回、ゲームの部分についてしか触れていません。

しかし、地球がいかに良くない状況にあるかというのが、 学者の先生たちによって詳しく説明されており、とても勉強になります。 

ゴールデンウィークやゲームマーケットの帰りなどに、 企画展の「Game On」と一緒に見に行ってみてはいかがでしょうか。

それではまた~