ゲーム紹介『DICE WIDE SHUT』

ダイスを振って個人ボードにチェックをつけろ！

『DICE WIDE SHUT』は、ダイスを振って振った中からダイスを選んで個人ボードをマークアップをするゲームです。

ゲームデザインは『ダイ公望』『地獄Queue部』とダイスゲームを続けてリリースしているマーチヘアゲームズのダイスゲーム第３弾です。

ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーが、ゲームに勝利します。

いずれかのプレイヤーが、個人ボードの上もしくは下の列を３列埋めると、ゲームが終了します。

各プレイヤーに個人ボードとホワイトボードマーカーを渡し、プレイ人数に応じたダイスを用意してゲームを開始します。

ラウンド開始時にスタートプレイヤーがダイスを振り、スタートプレイヤーから時計回りに「１．ダイスを選ぶ」と「２．マークをする」を順に行います。

プレイヤーは、場から「赤」もしくは「青」のどちらか１色のダイスを選んで受け取ります。受け取れる個数は出目によって異なります。

何人で遊ぶ場合にも必ず１個の紫ダイスが含まれます。これは、一緒に取ったもう片方のダイスと同じ色として扱います。

「１．ダイスを選ぶ」で選んだダイス目を個人ボードにマークします。

個人ボードは上側が「赤」、下側が「青」となっていて、取ったダイスの色に応じてマークします。

上側も下側も縦列にチェックがつくほど高得点となります。

個人ボードをマークしていくと、横の列が全てマークされる場合があります。その場合、今までマークしたものは全て無効となります。

やむをえず横列にチェックが揃いそうになった時、「６」にチェックがあればそれを塗りつ潰すことで回避できるのです！

なので、「６」はいざという時のために備える意味を持ちます。

「１．ダイスを選ぶ」と「２．マークをする」の２つを行うとラウンドが終了します。これを繰り返して、いずれかのプレイヤーがゲーム終了条件を満たすまで続けます。

ゲーム終了時の個人ボードのチェク具合に応じて縦列ごとに点数が入ります。この合計得点が最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。

他のプレイヤーが何をとるのかを考えつつ自分の取るダイスを選ぶのが楽しいゲームでした。

序盤は得点の高い青列を揃えることに集中していたのですが、途中で気付いたのです「マークしない列はマイナス５点になるということを。中盤から全列を埋めつつ、青列埋め作戦に移行。ゲーム終了フラグを切り、１位(81点)でゲームを終えました。

今回は４人で遊びましたが、ダイスの数も多くゆるく遊ぶことができました。人数が減るほどダイスの数も少なくなって選択肢が減るため、相手にどのダイスを押し付けるかを考えたよりシビアな展開になるものと思われます。

作者のSatoru Nakamura氏によると２人プレイなんかもオススメらしいです。

今回は、ウサギのイラストがおしゃれで目を惹くダイスマークゲーム『DICE WIDE SHUT』をご紹介しました。

マークアップ式のゲームがお好きな方は遊んでみてはいかがでしょう。

なお、ボックスアートはスタンリー・キューブリック監督の遺作『アイズワイドシャット』という映画が元ネタとのこと。箱にはエンボスが入っていて、高級感のある感じでした☆