【ゲーム紹介】トロールとドラゴンの財宝 (Troll and Dragon)｜サイコロを振るたびにお宝が湧いてくるキッズゲーム！

ゲーム名	トロールとドラゴンの財宝 (Troll and Dragon)
デザイナー	アレクサンドル・エマリット (Alexandre Emerit)
人数	2~5人
時間	20分
年齢	7歳~
版元	LOKI
メーカー	ジーピー

『トロールとドラゴンの財宝』はこんなゲーム

『トロールとドラゴンの財宝』は、冒険家としてダンジョンに潜りダイヤモンドと金を獲得するキッズ向けのダイスゲームです。

ダンジョンには「トロル」と「ドラゴン」がいるので、獲得したお宝が奪われないないように脱出することを試みます。

財宝は「ダイヤモンド」と「金塊」の２種類。サイコロを振って財宝の目が出る度に増えていき、「脱出」を選択したタイミングで財宝の獲得が確定します。

サイコロを振ってお宝をもらえる楽しさと、どこで「脱出」するかのタイミングの見極めが楽しいキッズゲームです。

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各プレイヤーに財宝を入れる袋を配ります。

ゲームの箱には、ダイヤモンドと金塊を入れます。

財宝を探るダンジョンは『ダイヤモンドの洞穴』と『財宝の洞窟』の2種類。まずは『ダイヤモンドの洞穴』を探険し、ダイス目が揃うと『財宝の洞窟』へ行くことができます。

冒険中、常に「脱出」することができます。今までに手に入れた財宝を持ち帰りたいと思ったタイミングで「脱出」を宣言します。

「ダイヤモンドの洞穴」では、白ダイス４つを使用します。

ダイスは何度でも振ることができ、出た目の指示に従います。４種類の出目は以下の通り。

「ダイヤモンド」
「ダイヤモンド」を獲得します。ダンジョンを無事に「脱出」するまで、袋の横に置いておきます。
「トロール」
一度この目が出ると振り直すことができません。
4つ全ての出目が『トロール』になると、今まで獲得した「ダイヤモンド」をトロールに渡して手番が終了します。
「扉」＆「鍵」
この２つのダイスが揃った状態で「脱出」すると、『財宝の洞窟』を探険することができます。※キープが可能

「財宝の洞窟」では、黄ダイス２つと赤ダイス２つを使用します。そして「財宝の洞窟」ではリアルタイムに処理され、手番プレイヤーが「脱出」を宣言するか、手番以外のプレイヤーが「ドラゴンの出目」を２つ出すまで続きます。

というのも、黄ダイスは手番プレイヤー、赤ダイスは手番以外のプレイヤーが使用します。

「金塊」のアイコンが出れば、手に入れることができます。

「ドラゴンの出目」が２つ出る前に「脱出」を宣言することで、今までに手に入れた財宝が手番プレイヤーのものとして確定します。

手番プレイヤーの金塊獲得を阻止するため、ドラゴンを目覚めさせることを狙います。

まず１つのダイスを振り「ドラゴンの出目」が出たら、もう１つのダイスを振ります。最終的に２つのドラゴンの目が出れば、手番プレイヤーが今までに獲得した財宝を山分けすることになります。

箱の中からダイヤモンドか金塊がなくなるとゲームが終了。以下の得点を計算します。

合計得点の最も高いプレイヤーがゲームに勝利します。

サイコロを振るたびに財宝を手に入れることができ、ダイスを繰り返し振る楽しさが味わえます。

また、メインコンポーネントの「ダイヤモンド」と「金塊」の質感も非常に良く、子供受けが良いです。

一方で、「脱出」をどこで宣言するのか「財宝の洞窟」へ進むかの選択も悩ましいです。

「財宝の洞窟」へ行くことで、他プレイヤーに宝を横取りされてしまうリスクもあることから非常に悩ましい選択になります。

「財宝の洞窟」も同じく４つのダイスを使いますが、「ダイヤモンドの洞穴」と打って変わってリアルタイムアクションゲームに変わる点もゲームデザインとしてメリハリがついているし、ユニークな部分だと感じました。

「脱出」のタイミング見極めとしては、他プレイヤーが１つ目のドラゴンのダイス出目が出たタイミング。ここに集中しながら、一心不乱に「金塊」の出目を出すことを狙う。ドラゴンが起きるか起きないかのドキドキ感をうまく演出しています。

今回はダイヤモンドと金塊を集めて脱出するダイスゲーム『トロールとドラゴンの財宝』をご紹介しました。

大人と子供が一緒に一喜一憂できるキッズゲームです。ダイスゲームやチキンレース系のゲームが好きな方に是非遊んでいただきたい１作です！！

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