ゲーム名 | アークライト20 |
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デザイナー | カナイセイジ |
アークライト社20周年記念の推理ゲーム!
『アークライト20』は、ゲームマーケット運営やボードゲーム出版を手がけるアークライト社の20周年を記念して製作された推理ゲームです。
ゲームデザイナーは、『ラブレター』などを手がけたカナイセイジ氏。
カードには実在するアークライト社社員のイラストと特殊効果が書かれており、各プレイヤーの手札を探りながら1枚だけ伏せられたカード(受賞者←フレーバーテキストを読んでいないのでなんの受賞者なのかわかっていません…)を当てることを目指します。
勝利条件
最も早く伏せられたカードを見つけ出したプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
いずれかのプレイヤーが勝利条件を満たすとゲームが終了します。
ゲームの準備
各プレイヤーに手札を4枚配り、推理シート用シートを1枚くばりついたてに隠します。
手番でやること
手番はスタートプレイヤーから時計まわりに行い、「A)電話をかける」もしくは「B)受賞者を発表する」のどちらか1つを行います。
A)電話をかける
手札から1枚カードをプレイし、他のプレイヤー1人の手札の中にそのカードのキャラクターと同じ部署の人が何人いるかを確認します。
指名されたプレイヤーは、持っている枚数を宣言し自分の場にそのカードを公開します。
場に公開されたカードは、各キャラクターの特殊能力を使用できるようになります。
上の写真の場合、ヤマダ課長を場に出すと営業課のキャラクターカードをあぶり出すことができます。
B)受賞者を発表する
1枚だけ隠されたカードがどのカードであるかを宣言します。
これに正解することができれば、ゲームに勝利することになります。
実際に遊んでみて
カードコンボを使うことで推理を有利に進めることができる点がユニークな推理ゲームでした。
場に出てくる他プレイヤーのカード能力を把握しつつ、自分の場に出したカードとコンボさせることで自分だけ情報を得たりより多くの情報を得たりします。
手元のマークシートをつぶしていくことで、残っているカードが明確にわかるためあと何を推理するべきかは大変わかりやすく、遊びやすいと感じました。
一方で、自分の手札を早い段階で全て公開することになってしまうと自分のみが持っている情報がなくなってしまうため、勝つのに不利な状況に陥ります。もしそうなった場合は、手札の部署偏りを恨むしかないかも…
おわりに
推理カードゲーム『アークライト20』をご紹介しました。
アークライト社の関係者のみに配られた非売品ゲームとなっており、ボードゲームカフェなどで遊べる場所もあるようです。私はコロコロ堂さんで遊びました。
推理をしつつ、アークライト社の偉い方を顔を覚えるのも一興かもしれません。