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この記事は、ボドゲ紹介 Advent Calendar 2016の4日目です。
前日はベーコンの裏さんの『ボドゲ紹介〜ドンクラーヴェ〜』でした。

スコットランドヤード

今回、紹介するボードゲームは、『スコットランドヤード』です。

『スコットランドヤード』について

『スコットランドヤード』ってどういう意味?

スコットランドヤード
(出典:Wikipedia

『スコットランドヤード』は、イギリスの首都ロンドンに所在するロンドン警視庁(MPS)またはその本部を示す愛称の一つです。正式名称は『New Scotland Yard』というそうです。

ざっくりしたゲーム内容

怪盗Mr.Xと警察の2陣営に分かれて、ロンドンの街を駆け巡り、逃げ切るか捕まえるかを競うゲームです。

ボード上で行う鬼ごっこをイメージしていただけるといいかと思います。

ドイツ年間ゲーム大賞の受賞

ドイツ年間ゲーム大賞
(出典:fandom

『スコットランドヤード』は、1983年にドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jares)を受賞しています。

このとき、ドイツ純国産(ドイツのデザイナー&メーカー)のゲームが初めて受賞したこともあり、ドイツゲームの元祖とも言われています。
(参考文献:「ドイツゲームでしょう! -四大ゲーム賞受賞作 2008年版-」、小野卓也著)

シリーズ作品について

スコットランドヤード東京

基本のイギリスマップの他に、「ニューヨーク」「スイス」「東京」があります。
  • Scotland Yard (1983)
  • N.Y. Chase (1999)
  • Scotland Yard Swiss Edition (2011)
  • Scotland Yard Tokyo Edition(2014)
  • Scotland Yard Junior (2015)
今回、ブログのゲーム説明では「スコットランドヤード東京」の写真を使って説明します。

ゲームの目的

【Mr.X】【警察】の2つの陣営に別れ、勝利条件を満足することを目指します。

勝利条件

  • 【Mr.X】
    24時間以内に警察から逃げ切ること
  • 【警察】
    24時間以内にMr.Xを捕まえること

ゲーム終了条件

どちらかの陣営が勝利条件を満足したとき、ゲームが終了します。

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ゲームの準備

1人が【Mr.X】。他のプレイヤーは【警察】になります。

【Mr.X】

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Mr.Xは、以下のものを受け取ります。
  • バインダー
    ➔ 移動場所を記録します。
  • サンバイザー
    ➔ 居場所が、視線でばれないようにサンバイザーで隠します。
  • ブラックチケット
    ➔ どの移動交通機関で移動したかを隠すこと&船を使うことができます。
  • ダブルチケット
    ➔ 2回連続で手番を行うことができます。

【警察】

スコットランドヤード
警察は、以下のものを受け取ります。
  • 電車チケット:4枚
  • バスチケット:8枚
  • タクシーチケット:11枚
警察の移動手段も税金で賄われているので、公共機関を使うにも限りがあるのです!

開始位置の決定

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タイルを引いて、各プレイヤーの開始位置を決めます。

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東京マップでは、馴染みのある東京の観光名所を楽しむことができます。

各マスには、使える移動手段が色で表されています。

【例】

  • 「13」:タクシー、バス、電車
  • 「46」:タクシー、バス
  • 「67」:タクシー

ゲームの流れ

Mr.X➔警察の順に手番を行います。どちらの場合も、手番でやることは2つだけです。

手番でやること(Mr.X編)

Mr.Xは、コマを動かさずにボード上を秘密裏に移動します。
  1. 移動先を選ぶ
    ➔ バインダーに移動先の番号を書きます。
  2. チケットを使う
    ➔ チケットを1枚選んで使います。
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こんな感じで移動先の情報を書き、使ったチケットで書いた番号を隠します。

バインダーのマス目は全部で24マスあります。これを全部埋めて、その後の警察のターンで捕まらなければMr.Xの勝利となります。

手番でやること(警察編)

警察は、コマを動かしてボード上を移動します。
  1. チケットを使う
    ➔ チケットを1枚選んで使います。
  2. コマを移動する
    ➔ 現在いるマスから、移動手段に応じたマスに移動します。

Mr.Xの登場

ノーヒントでは警察側が圧倒的に不利なので、警察は定期的にMr.Xの居場所を知ることができます。

おまぬけなのか、警察を挑発しているのかはご想像におまかせします。

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Mr.Xのバインダーの○のついた数字の手番で、Mr.Xは現在の居場所にコマを配置します。(3、8、13、18、24)

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このヒントをもとに、警察はMr.Xをジリジリと追い詰めていくのです。(Mr.Xは、透明のコマ)

まとめ

おすすめポイント

逃げれるか捕まるかのドキドキ感!

このゲームで絶対に一度プレイしてもらいたいのは、Mr.X役です。1人だけが孤独な状態で、いかにピンチを切り抜けてルートを確保するかを考えるのが非常にドキドキします。

回を追うごとに、どんどんと包囲網は狭まっていきます。そこを出し抜いて、警察側の予想を裏切った位置に出現したときの気持ちよさはなかなかのものだと思っています。

Mr.Xを追いつめるための論理戦

もちろん警察側も、Mr.Xの登場位置から現在地を予想するのが楽しみどころです。あーだこーだ議論して、追い込んでいきます。

警察メンバーの意見をまとめての一致団結感は、協力ゲームならではでしょう。ただ、誰かが司令塔になってしまう問題が発生しやすいので、対等な関係でプレイするのが好ましいと思います。

知っている場所を駆け巡る楽しさ

東京マップは、馴染みのある観光名所ばかりです。なので、実際にどのあたりを移動しているのかなどイメージしながら遊ぶとより楽しめるかもしれません。

レインボーブリッジなんかも登場するので、封鎖できません的なアレをしたりしながら盛り上がるのもいいと思います!

個人的思い入れについて

このブログを始めるにあたっての記事でも書いたのですが、自分が初めてプレイしたボードゲームが『スコットランドヤード』でした。当時小学生だったのですが、Mr.X役になって逃げ切れるかどうかのドキドキ感が最高に楽しかったのを覚えています。

思い返してみれば、当時祖母の家に遊びに行ったときの楽しみはこの『スコットランドヤード』と『電車ごっこ』くらいだったのです。

(参考)『電車ごっこ』について

車掌さんにになりきり、小田急線の駅名を新宿から順番に言います。そして、横開閉式のリビングのガラス戸を開け閉めする遊びです。

ガラス戸の開閉音がうるさいことと、祖母や両親を乗客として見立てた巻き込みプレイが迷惑がられ、大人の事情で禁止された遊びとなります。

おわりに

思い入れも非常に強いゲームなので、今回紹介させていただきました。

これを読んでプレイしてみたいと思ってもらえればいいなと思ってます。

感想などお待ちしております。そいではまた~

ゲーム情報

ゲーム名スコットランドヤード(Scotland Yard)
メーカーRavensberger (1983)
ゲームデザイナーProjekt Team III
人数3~6人
時間45分
年齢10歳~

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