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今回は、Game Brewer社の中国の紫禁城がテーマのワーカープレイスメントゲーム『故宮』をご紹介します。

ゲーム概要

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『故宮』はGame Brewerから発表されたワーカープレイスメントゲームです。時は1570年の中国。皇帝が居を構えた紫禁城(故宮)が舞台となっています。

プレイヤーは中国を旅し、大運河を出て、貴重な玉を購入し、万里の長城の建設を援助します。様々なアクションを通じて勝利点の獲得を目指します。

ゲームデザイナーは、Andreas Steding氏。代表作には「ハンザテウトニカ」「シュタウファー」などがあります。最近では「ボタン戦争」をデザインしています。

勝利条件

ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

終了条件

全4ラウンドが終了するとゲームが終了します。

ゲーム準備

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場の中央にゲームボードを配置し、各エリアに必要コンポーネントを並べます。

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各プレイヤーには、個人ボード・ワーカー駒・船タイル・手札を配ります。

今回のプレイでは、Kickstarterの豪華版で遊ばせていただいたのですがスタートプレイヤーマーカーが黄金風な重厚感のあるものだったり、タイルが全て木製で出来ていて凄かったです(語彙力不足・・・)

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個人用の駒については、なんと専用のトレイに各駒が鎮座していました!

ルール概要

手番では、スタートプレイヤーから順に手札のカードを1枚場に出します。全プレイヤーが全ての手札を出すとラウンドが終了します。

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手札を出す際、全7種類エリアに配置されたカードのいずれかとカード交換をする必要があり、基本的には既に配置済みのカードよりも大きい数字のカードを出す必要があります。

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▲ゲームボードは、上の写真のように7つのエリアに区切られている

カードには「追加アクション」が記載されているカードもあります。カードを配置した場所にある「通常アクション」とカードに記載された「追加アクション」を行うと手番が終了します。

交換して回収したカードは次ラウンド以降で使用することになります。全7種類のアクションは以下の通り。

1.旅 (Travel)

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各地を旅してボード上に配置されているボーナストークンを獲得します。トークンに記載されている効果は即時適用されます。

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獲得したトークンは個人ボードの上部に配置され、自由アクションとして自由に使用することが出来ます。

2.万里の長城 (Great Wall)

万里の長城にワーカーを派遣します。一定数を越えた際、最も多くワーカーを配置したプレイヤーが勝利点を獲得し、王宮トラックを進めることが出来ます。

また、そこに配置しているプレイヤーは全員「陰謀」トラックのアクションを行えます。

3.翡翠 (Jade)

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翡翠を購入します。翡翠は獲得した数に応じてゲーム終了時に勝利点になります。

4.陰謀 (Intrigue)

陰謀トラックを進めます。万里の長城のワーカーが一定数を超えた際、トラックを下げ「追加ワーカーの獲得」「ダイス目の変更」「翡翠の獲得」を行うことが出来ます。

5.王宮 (Palace of heavenly purity)

王宮トラックを進めます。ゲーム終了時までに、最上段に到達しなければゲームから脱落します。

6.法令 (Decrees)

ワーカーを配置し、6種類ある永続効果のうち1つを獲得します。必要ワーカー数は「1」〜「3」+「1」となっており、既に他プレイヤーがワーカーを配置している場合はその分を追加で支払う必要があります。

7.運河 (Grand canal)

船にワーカーを配置して船を移動します。ワーカーの数が「3」になると船の到達した場所のボーナスを獲得します。

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その際獲得できるボーナスは、上の3種類。「勝利点」「追加カード」「追加ワーカー(2ワーカー分)」となっています。

ラウンドの終了

ラウンド終了時、このラウンドで獲得したカードの数字を確認します。ラウンド開始時に、ダイスを振り3つの数字を設定するのですが、それと一致する数字のカードを持っているプレイヤーはその枚数分のワーカー駒を追加で受け取ります。

また、最も多くの枚数のカードを持っているプレイヤーは勝利点を獲得し「王宮」トラックを進めます。

ゲームの終了と得点

全4ラウンドが終了すると、ゲームが終了します。

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ラウンド終了時獲得の得点を合計し、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

この時、王宮の最上段にプレイヤー駒がないとゲームから脱落する仕組みになっているため、その点を伸ばしておく必要もあります。

実際に遊んでみて

全体を通してコツコツと得点を積み重ねるゲームでした。カードを出して獲得したカードが次のアクションカードになるという点が非常に面白く頭を悩ませます。

基本的にはワーカーの数が多ければ多いほど、アクション数が増やせたり自由がきく仕組みととなっています。そのため、ダイス目の一致によってラウンド終了時に獲得できる追加ワーカーは貴重です。

ダイス目の一致を狙ってカードを獲得していく必要があり、なおかつ自分の手持ちカードがダイス目と一致している場合にはいかに他プレイヤーにとらせないかのマネジメントも必要になってきます。(アクションをせずに次に持ち越すこともできる)

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先に述べたとおり、コツコツと得点を積み上げるゲームであるため、ダイスと一致するカードが1位の時にもらえる「3勝利点」、万里の長城でのマジョリティが1位の時にもらえる「3勝利点」は地味に後々の点差に影響します。なので、取れるところで着実に取っておく動きが必要になります。

通常のアクションにおいては、「通常アクション」と「追加アクション」の使い分けが非常に重要です。カードの数字の関係で「通常アクション」を取るのが難しい場合は、「旅」などのボーナスでアクションを代用したり、「追加アクション」を活用してやりたいアクションを行ったりと多彩な戦略が取れるため、それを考えるのが非常に楽しいゲームでした。

おわりに

今回は、中国の紫禁城が舞台のワーカプレイスメントゲーム「故宮」をご紹介しました。

ディアシュピールさんから和訳付版が流通するようなので、気になった方は要予約です。

ゲーム詳細

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ゲーム名 故宮 (Gùgōng)
プレイ人数 1~5人
プレイ時間 60〜90分
対象年齢 12歳~
メーカー Game Brewer