皆さんは正月の家族の集まりでよく遊んだ記憶のあるアナログゲームはあるだろうか。
私自身は、小さい頃に「犬棒かるた」を遊んだ記憶がある。「犬棒かるた」は、ことわざを読み上げてそれに該当する絵札を取って枚数を競うゲームだ。
今回は、正月定番のアナログゲームの進化系ボードゲームを3つ紹介する。
JPOPで遊ぶ進化系かるた!「狩歌」
「狩歌」は、音楽の中に登場する言葉を早どりする進化系かるただ。
かるたは、読み上げる札に対応した札を場に並んだカードから早取りするゲームで、「百人一首」などが有名。和歌の上の句と下の句の札が分かれており、上の句を読んでいる間に下の句を早どりすることを目指す。
今回紹介する「狩歌」は音楽を再生し、歌詞の中に登場する言葉を場に並んだカードの中から早どりしていき、その獲得数を競う。
カードには得点が書かれており、点数が高いカードほど歌に出てきづらい言葉になっている。
赤いカードは頻出ワードとなっており、3枚赤いカードを獲得することで10点の追加得点を獲得することができる。
一緒に遊ぶ仲間が好きな曲をかけるのも良し、録画した紅白歌合戦を見ながら遊ぶもよいかと思う。
参考
ゲーム紹介『狩歌』 : ニコボド | ニコのボードゲーム日記
お題に合わせて表情を作る進化系福笑い!「ガンメンマン」
「ガンメンマン」は、顔のパーツを使ってお題の感情を表現する進化系福笑いだ。福笑いというと目隠しをした状態で、顔のパーツを並ベて出来上がった顔の表情を楽しむゲームだ。
新作「がんめんマン」はこんなゲーム。(1) 1人がカードを引き、書かれたセリフに合わせて制限時間内に顔をつくる (2) 複数のカードの中から、どのカードの顔をつくったのかみんなに当ててもらう。当てた人も得点。 顔パーツをうまく組み合わせて絶妙な表情をつくろう! pic.twitter.com/jjvPcjDVJl
— Oink Games (@oinkgms) 2018年12月12日
「ガンメンマン」は、出題者と回答者に分かれて遊ぶ。出題者は、とあるお題カードの感情を表す顔を作る。一方回答者は、場に並んだ複数のお題カードの中から出題者が作った顔がどのお題カードであるかを正解することを目指す。
※「ガンメンマン」は、「オインクゲームズ展」で先行販売されたゲームで、一般発売日は未定となっています。
参考
(写真は開発中のテストコンポーネントです!)… – News | Oink Games
中小企業同士が凌ぎを削るコマ回し!「全日本製造業コマ対戦」
「全日本製造業コマ対戦」は、一定のレギュレーションの元に制作されたコマで戦う最新のコマ回しだ。
独楽といえば、何らかの塊を軸を中心として回転させて遊ぶ伝統的な玩具の一種である。指で回すものや紐で回すものが存在し、その回転時間を競ったりぶつけ合って遊ぶ。
今回紹介する「全日本製造業コマ対戦」は、指で回してぶつけ合って相手を土俵から押し出すことを競う遊びとなっている。
直径20.0mm以下、全長60.0mm以内の駒で競うのだが、形状・素材などは自由となっており、様々な中小企業が叡智を結集して駒を制作している。公式サイトでは様々な駒が販売されている。ゲームマーケット2017秋にもブース出展をした。
参考
全日本製造業コマ大戦公式サイト – 全日本製造業コマ大戦
おわりに
今回は、正月伝統ゲームの進化系を紹介させていただきました。気になるゲームがあれば幸いです。
2019年もどうぞよろしくお願い致します。