ゲーム名 | ポイントサラダ (Point Salad) |
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デザイナー | Molly Johnson Robert Melvin Shawn Stankewich |
プレイ人数 | 2〜6人 |
プレイ時間 | 15〜30分 |
対象年齢 | 14歳〜 |
メーカー | AEG (Alderac Entertainment Group) |
『ポイントサラダ』ってどんなゲーム?
『ポイントサラダ』は、高評価なサラダを完成させるセットコレクションカードゲームです。
ボードゲームにおいて、たくさんの得点要素があるゲームを「ポイントサラダ」と呼ぶそうです。
そんな名前をヒントに本当にサラダ🥗を作るゲームを作りました的なアイデアではないかと思われます。(個人の推測です)
手番では場から「得点条件カード」もしくは「野菜カード」を獲得して自分の場に配置します。これを場のカードがなくなるまで繰り返します。
アメリカのボードゲームイベントGenconでは、即完売した話題のゲームです。
『ポイントサラダ』の内容物
- カード 108枚(18枚x6色)
- ルールブック 1部
『ポイントサラダ』のゲーム準備
場に3つの山札をつくり、そこからカードを2枚めくって場に配置します。
登場する「野菜カード」は全6種類。「パプリカ」「レタス」「オニオン」「ニンジン」「キャベツ」「トマト」
カードは一方が「得点条件」、もう一方が「野菜」を示しています。
「得点条件」の角には裏面がどの「野菜」であるかが書かれています。
『ポイントサラダ』のルール
『ポイントサラダ』の勝利条件
ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
『ポイントサラダ』の終了条件
全てのカードがなくなるとゲームが終了します。
手番では、以下の2つのアクションうちどちらかを選択します。
- 「得点条件カード」を1枚獲得する
- 「野菜カード」を2枚獲得する
獲得したカードは、自分の場に配置されます。「野菜カード」を獲得した場合、空いた場所に同じ列からカードが配置されます。
上の写真の場合、得点は35点となります。詳細は以下の通り。
- 左の得点カード:8点(レタスx4)、4点(オニオンx4)
- 中央の得点カード:15点(オニオン&ニンジンx3)
- 右の得点カード:8点(レタスx4)
手番では既に獲得した「得点条件カード」を1枚だけ「野菜カード」に変更することが可能です。※逆は不可
これを繰り返し、ゲーム終了時最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
『ポイントサラダ』のレビュー
「得点条件」と「野菜」のどちらを取るのかの選択が楽しい!
常時変化するカードの山からどのカードを引くかを考えるのが楽しいゲームでした。また、「得点条件」と「野菜」のどちらを先行させて取るかという点に個性があらわれます。
随時獲得できるカードが変化するため、その場で最も得点の高い選択がどれであるかを考える必要があります。
得点条件のコンボで高得点!
「得点条件」は、一部重複する達成条件などもあるためその辺を意識してカードを獲得していくと高得点が狙える印象です。
上の写真のような感じでセットが完成したのですが、「オニオン」&「レタス」を起点とした得点カードを獲得することができかなりの高得点になりました。
他プレイヤーの妨害は可能だけど、自分の得点が伸びる方が良い!
他プレイヤーとの絡みですが、得点条件カードが目まぐるしく変わるため妨害するよりも自分の得点が伸びるアクションを行う方が良いように思います。
他プレイヤーに高得点が入るカードが出た場合などは、同じ列の「野菜カード」を獲得することで自分の得点を伸ばしつつ妨害をすることができます。
複数列に2つの野菜がある場合にはその辺を意識してカードを選択するとゲームをより有利に進められます。
イラストがキャッチー!得点計算はやや面倒!!
カードの色がビビットな上、ルールもわかりやすいのでオススメのしやすいカードゲームだとおもいます。
得点は一度増えたらその後減ることはありませんし、得点がどんどんと増えていく気持ち良さはなかなかです。
ただし、ゲーム終了時の得点計算は処理が多めなので得点チップやスコアシートなどを使って計算すると良いかと思います。
ネガティブな点としては、無駄に箱がデカイことですかね。アミーゴサイズの小箱で出して欲しい…
おわりに
今回は沢山の野菜を集めて得点を稼ぐカードゲーム『ポイントサラダ』をご紹介しました。
セットコレクションゲームがお好きな方は一度遊んでみることをお勧めします。
見た目もキャッチーで6人まで遊べるので、ゲーム会などで重宝しそうな気がしました。ここまでお読みいただきありがとうございました!