『SMAPはありまぁす!!』について
ゲーム名 | SMAPはありまぁす!! (2016, 芸無工房 LOSERDOGS) |
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ゲームデザイナー | 北条 投了 |
人数 | 2~5人 |
時間 | 30分 |
「ゲームマーケット2016神戸」で発表された北条投了氏の時事ネタゲームです。「中」「木」「草」「稲」「香」という名前のSMAP細胞のコアを集め、SMAP細胞を完成させることを目指します。
北条投了氏について
- 北条投了氏は、数多くの時事ネタをテーマにしたゲームを中心にデザインしているボードゲームデザイナー。最近では、『エイジ・オブ・クラフト(AGE of CRAFT)~大建築時代~』が、Bézier Gamesから『Clolony』という名前でリメイクされました。
芸無工房LOSERDOGS
ゲームの目的
- より多くのコアで構成されるSMAP細胞を作ることです。ちなみに、最近割烹着を着たプレイヤーからスタートします。
ゲーム詳細
- 共通の場にSMAP細胞のコア(「中」「木」「草」「稲」「香」)の書かれたコアカードが配置されており、そこからカードを1枚選んで自分のものにします。コアカードは、道のようになっていてゲーム終了時に矛盾がないように道をつなげます。
カードの左下には数字が書かれており、自分のとったカードよりも低い数字のカードが場に残っている場合には、そこにチップを置いて、自分の欲しいカードを獲得します(初期所有チップは10枚)。獲得したカードは、ゲーム終了時まで確認することができません。
共通の場にコアカードがなくなったらゲームが終了します。その後、今まで獲得したカードを使って各自SMAP細胞を作ります。
プレイ中、自分がどのカードをとったのかを再確認できないため、どのコアが足りないのかをきちんと覚えておく必要があります。今回は、12コアのSMAP細胞が完成しました!
おわりに
- ルールを聞いてる時点で笑いが止まらないゲームでした。各カードを確認してみると、「木」のコアはコストが高い上に行き止まりのカードになっていることが多く、つなげづらいという配分になっていたりします。一方で、「草」と「香」は割と分岐が多め。ネタゲームではあるのですが、ゲーム性はしっかりしています。カードを常に自由にとれるわけでなく、どこでチップを使うかなどの悩ましさがあります。コアカードの中には、SMAP細胞ではない「森」も存在していて、こういったところにはひたすらチップが積みあがっていったりします。ニヤニヤしながら軽く遊ぶにはもってこいのゲームだと思いました。
- それではまた~。