ゲーム名 | キングドミノ (Kingdomino) |
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ゲームデザイナー | ブルーノ・カタラ (Bruno Cathala) |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳~ |
メーカー | Blue Orange テンデイズゲームズ |
キングドミノはこんなゲーム
『キングドミノ(Kingdomino)』は、自分の王国を作るタイル配置ゲームです。手番毎に1枚の長方形タイルを獲得し、自分の王国に配置。土地を拡大し、より価値のある王国にするを目指します。
ゲームデザイナーは、ブルーノ・カタラ (Bruno Cathala)氏です。代表作には『世界の七不思議:デュエル(7 wonders: Duel)』や『ファイブ・トライブス:ナカラの魔人(Five Trives)』などがあります。
「ドイツ年間ゲーム大賞2017」で大賞を受賞!
ドイツで最も有名なボードゲーム賞「ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)」で、2017年に大賞を受賞しました。
続編「クイーンドミノ」、拡張セット「巨人の時代」も!!
単独で遊ぶこともできる続編ゲーム『クイーンドミノ』、本作と組み合わせて拡張セット『キングドミノ 拡張:巨人の時代』の2作品がシリーズ作として発売されています。
基本セットのみとはまた違った展開が楽しめます。
キングドミノの「勝利条件」
ゲーム終了時、最も多くの勝利点を持っているプレイヤーがゲームに勝利します。
キングドミノの「終了条件」
ゲームは、全12ラウンドおこないます。
各ラウンドで獲得する全12枚のタイル配置し終わると、ゲームが終了します。
キングドミノの「内容物」
キングドミノの「ゲーム準備」
各プレイヤーに、「お城」「スタートタイル」「王様駒」の3つを配ります。
場に土地タイルを並べ、ランダムに各プレイヤーの「王様駒」を配置します。
キングドミノの「ルール」
手番では、各プレイヤーは「タイルの獲得&配置」と「王様駒の移動」の2つを順に行います。
手番順について
手番は、上側にあるタイルに王様コマを置いているプレイヤーから順に行います。
タイルは数字の小さい順番に上から並んでいます。数字が小さいほど価値が低く、数字が大きいほど価値が高くなっています。
1.タイルの獲得&配置
王様駒が配置されている場所にあるタイルを獲得します。
獲得後すぐに、既に配置してあるタイルにつなげて配置します。
2.王様駒の移動
王様駒を次のラウンドで獲得できるタイル列に移動します。(※他のプレイヤーがおいているところには置けません。)
上の写真は、青のプレイヤーが手番を終了したときの様子になります。
キングドミノ「ラウンドの終了」
各プレイヤーが手番を行うと、ラウンドが終了します。これを全12ラウンド繰り返します。
タイルの配置について
土地タイルは、5×5のマス目になるように配置します。1枚の土地タイルは2マス分になります。配置の際、既に置いてあるタイルと新たに配置するタイルの土地の種類の一部が同じである必要があります。
完成すると、ピッタリと25マスが埋まります。
キングドミノの「得点計算」
土地の種類毎に得点を計算します。「王冠マークの数」×「土地のマスの数」を土地の種類ごとにおこない、合計します。
説明書からの抜粋になりますが、最終得点はこのようになります。
また、以下の追加点バリアントルールを追加するとタイル配置がより悩ましくなります。
- 中心にスタートタイル(お城)がある場合:+10点
- 5×5でタイルを配置できた場合:+5点
キングドミノの「レビュー」
ルールがシンプルで分かりやすく、短時間で終わるのが特徴です。
点数の高いタイルを選ぶと、手番順が後ろになって次のタイルの選択権がなくなるという点が非常に悩ましいです。各個人で違う地形ではありますが、他のプレイヤーに先に取られてしまうことも。思うようにタイルをつなげられなかったりして、ぐぬぬぬとなることも。
短時間で遊べるタイル配置ゲームとして、重宝しそうです。個人的にタイル配置ゲームは好きなので、たまらーんという感じでした。
万人で楽しむことのできるカジュアルなゲームだと思います。