ゲーム名 | Xニムト!(X nimmt!) |
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メーカー | Amigo (2016) |
ゲームデザイナー | ヴォルフガング・クラマー (Wolfgang Kramer) ラインハルト・シュタウペ (Reinhard Staupe) |
人数 | 2~4人 |
時間 | 25分 |
年齢 | 8歳~ |
『Xニムト!』はこんなゲーム!
『Xニムト!(X nimmt!)』は、『ニムト』シリーズの最新作です。
各列にカードを昇順に並べていき、各列の規定数を超えるとカードを引き取らなければいけません。引き取ったカードはマイナス点になるので、なるべくとらないように場にカードを出していきます。
ゲームデザイナーは、ヴォルフガング・クラマー (Wolfgang Kramer)氏と ラインハルト・シュタウペ (Reinhard Staupe)氏です。『ニムト』シリーズは、ヴォルフガング・クラマー氏が1人でデザインしていましたが、本作ではラインハルト・シュタウペ氏が加わっているのが特徴です。
『Xニムト!』のゲーム準備『Xニムト!』のルール/遊び方
場に出ているカードをなるべく引き取らないことを目指します。
- 手札から1枚カードを選び、裏向きにして自分の前に置きます
- 全プレイヤー一斉にカードをオープンします
- 小さい数字のカードを出したプレイヤーから順に、最も近い数字のカードの後ろに自分の選んだカードを配置します
各列の制限枚数を超えるカードになった場合、すでに並んでいるカードを全て引き取ります。これをすべての手札がなくなるまで繰り返します。
ここまでは、通常版の「ニムト」とほぼ同じです。以下、「Xニムト!」での新しい要素を説明します。
「Xニムト!」とオリジナル版「ニムト」の違い
「Xニムト!」では、カードを配置できる列は全部で3列しかありません。そして、各列で引き取るタイミングが各列カードに書かれています。
上の写真は、各列限界までカードが配置された状態です。「3」の列は3枚目、「4」の列は4枚目、「5」の列は5枚目のカードが置かれたときに、既に配置されているカードを引き取ります。
Xカード
「Xニムト!」では、各プレイヤーに個人の列が用意されています。
カードを引き取ったとき、絶対に1枚のカードをこの列に追加する必要があります。この列に加わらなかったカードは手札になります。
ゲーム終了時、手札に残ったカードと、X列に昇順に並べられなかったカードに書かれた牛のマークが失点になります。昇順に並べられなかったカードは2倍のマイナス点になります。
「Xニムト!」のゲーム終了と得点計算
いずれかのプレイヤーの手札がすべてなくなると、ゲームが終了します。
引き取ったカードに書かれた牛のマークの数を合計し、最も点数の低いプレイヤーがゲームに勝利します。
(※X列からはみ出たカードは2倍のマイナス点になります。)
おわりに
通常の「ニムト」では、まったくカードを引き取らないということはできましたが、この「Xニムト」では確実にカードを引き取るように調整されています。
そのため、どの列を引き取ってX列にくっつけることでマイナス点を抑えるかという点が考えどころになります。考えなしに、引き取ってしまうとマイナス点がX列で膨らんでしまいます。なので、引き取り計画が必要です。
パーティーゲームな感じのニムトから、ゲーマー向けの渋いゲームになっています。通常版が物足りないと思ったあなたにおすすめです。