ゲーム名 | エモジト (Emojito!) |
---|---|
デザイナー | Urtis Šulinskas |
人数 | 2~14人 |
時間 | 20分 |
年齢 | 7歳~ |
メーカー | HUCH! |
お題カードを顔や音を使って表現するキッズゲーム!
『エモジト 』は、お題カードに描かれたイラストを顔や音を使って表現するキッズゲームです。出題者側と回答者側に分かれ、出題者は表現を回答者は正解のカードを探します。
ゲームには「協力ゲーム」「個人戦」「チーム戦」の3種類の遊び方が用意されています。今回は、基本となる「協力ゲーム」をご紹介します。
本作はドイツ年間ゲーム大賞2018のキッズ部門にノミネートされています。
参考
『ドイツ年間ゲーム大賞2018』にノミネートされたゲーム9作品 : ニコボド | ニコのボードゲーム日記
勝利条件
ゲーム終了時、規定数のトロフィーカードを集めたチームが勝利します。
終了条件
勝利条件を満たすと、ゲームが終了します。
ゲームの準備
ゲームは、出題者(1人)と回答者(チーム)に分かれて行います。ゲーム開始時、それぞれのチームのチップをゲームボード上に配置します。
回答者には、1人1個 回答用ダイヤルを渡します。
手番でやること
手番では、「1.出題」「2.回答」「3.答え合わせ」の順で処理を行います。
1.出題
出題者は山札から1枚カードを取り、そのカードを顔や音を使って表現します。
表現方法は、「顔と音」「顔のみ」「音のみ」の全3種類。出題者のチップがどこの位置にいるかによって決まります。
⬆こんな感じで全力で表現し、その他のお題カード6枚と合わせた合計7枚のカードを場に配置します。
写真の人はヒゲまで似ててずるいっ!となるでしょうね。
2.回答
出題者のお題カードを場に並んだ7枚のお題カードのうちから1つ選びます。
回答する際は、回答ダイヤルを使います。これを使って1~7の数字のいずれかを選びます。
3.答え合わせ
出題者のお題カードの正解を発表します。回答者は1正解毎に1マス、出題者は1不正解毎に1マス自分のチップを移動させます。
ボード上のゴールテープを通り過ぎるとトロフィーを獲得できます。これをゲーム開始時に決めた枚数を集めるまで繰り返します。
実際に遊んでみて
人の表現力が試されるゲームでした。なかなか表現するのが難しいお題なんかも用意されているので四苦八苦するかもしれません。
どんなお題でも恥ずかしがらず変顔したり奇声を発したりすると新しい自分が見えたりするかもしれません。
今回紹介していない「個人戦」「チーム戦」も基本的にやることは同じなのでプレイ感はあまり変わりません。チーム戦では最大14人まで遊べるのも魅力で、ゲーム会で大人数で遊んでみてもいいかもしれません。
ゲーマー的考えで難点をあげるとすると、出題者の得点が回答者の不正解によってしか得られないという点でしょうか。本気でプレイすると、表現が下手くそだったりわざと似ていない表現をしたりする方が勝利に近づきます。なので、全員不正解だったらマイナス点にするなどのバリアントを加えてもいいかもしれません。
ただ、出題者がどんな変顔をするのかを楽しむキッズ向けゲームかと思うので、その辺に目くじらをたてるのは杞憂かもしれませんね。
おわりに
変顔をするキッズゲーム『エモジト』をご紹介しました。
変顔をしたり、見たりするのが好きな方は遊んでみてはどうでしょう。