【SPIEL ’18】現地に行くとしたら絶対に買いたい新作ゲーム１０作品

ドイツのエッセンで行われる世界最大級のボードゲームイベント『SPIEL ’18』で発表される新作ゲームの中から、現地に行くとしたら買いたいゲーム１０作品をピックアップしてみました。実際には行かないんだけどね！

そんな中、国内流通なども発表されていなかったりGenConで発売されていないゲームを選びました。

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香港の大停電を救うゲーム！『Blackout: Hong Kong』

大規模な停電が発生した香港を舞台に、時々で変化するリソースと専門家のネットワークを駆使して香港が大混乱に陥るのを防ぎます。

『グレート・ウエスタントレイル』や『モンバサ』などの重量級ゲームを手がけたアレクサンダー・プフィシュター氏とeggertspiele社の新作ゲーム。

１人プレイ用のキャンペーンルールも用意されています。

SPIEL ’18での限定予約販売となっており、一般発売の日程は発表されていないため現地に行くとしたら絶対に手に入れたいやーつですね。

ビル建築のため建築資材やワーカーを積み上げるバランスゲーム！『Men At Wrok』

『Men At Work』は、建設現場でワーカーや建築資材を積んでいくバランスゲームです。

プレイヤーは事故が起こらないように慎重にビルを建設する必要があります。長い木材の上にミープルをそして、ミープルの上にレンガなどを持たせます。

ミープルには専用のヘルメットが用意されています。

ルールの詳細は公開されていませんが、『ジャンクアート』や『フリッケンアップ』のように思わず写真に撮りたくなるゲームになりそうです。

魔女の家でジンジャーブレッドを焼く３Ｄタイル配置ゲーム！『Hexenhaus』

『Hexenhaus』ではプレイヤーは魔女の家で、カラフルなジンジャーブレッドを焼き上げる３Ｄタイル配置ゲームです。

作者は、『クマ牧場』『イムホテップ』『スシゴー』を手がけたPhil Walker-Harding氏。

各プレイヤーは、3×3グリッドで示された家からゲームをはじめます。家の上にジンジャーブレッドのシンボルを配置してリソースを獲得していきます。

Hexenhaus by Phil Walker-Harding from @LookoutSpiele #prototype #herne #Spielewahnsinn pic.twitter.com/yh6gIbbwbi

— gentges_translations (@liz_gentges) 2018年5月26日

開発期間７年の都市構築ゲーム！『Neom』

『Neom』は、『世界の七不思議』『カルカソンヌ』『シムシティ』などのゲームからインスピレーションを得たドラフトとタイル配置を用いた近代的な都市建築ゲームです。

プレイヤーは、17種類の商品を利用して都市の構築を競います。プレイヤーは常に将来の街のレイアウトを見据えたタイル配置が必要になります。

このゲームは７年間に渡って開発されており、オンラインのテストプレイ環境では3500回以上行われおり、非常にバランスの取れたゲームになっているとのこと。

落ちゲー風紙ペンゲーム！『Brikks』

プレイヤーは、ダイスを振りマークシートにその色のエネルギーポイントを記入していく紙ペンゲームです。

数字の書かれた4面ダイスと色の書かれた6面ダイスを振って、上から順に記入していくようです。詳細ルールは明かされていませんが、テトリス風なブロックが上から落ちてくるようになっています。

ゲームデザイナーは、『クアックサルバー』でドイツ年間ゲーム大賞2018のエキスパート部門で大賞を受賞したウォルフガング・ウォルーシュ氏。これは手に入れておきたい一品です。

ヒッポダイスゲーム賞2018大賞受賞作！『Belratti』

「Belratti」では、プレイヤーは絵画を購入するギャラリーのオーナー（買い手）と専門家（売り手）に分かれて遊びます。

手札として絵画を受け取り、テーマに基づいてギャラリーのオーナーは、専門家から適切な絵画を購入することを目指します。ただし、中には贋作も含まれています。

河に沿って開拓をすすめるワーカー＆タイルプレイスメントゲーム『The River』

『The River』は、ワーカー＆タイルプレイスメントゲームです。プレイヤーは、新しい土地を求めて河川を下る開拓者になります。未開拓の土地を探険するため、労働者を管理して進めていきます。

資源を使い、領土を広げ、土地を耕し建物を建てて集落を作っていきます。他のプレイヤーを出し抜くための戦略を立てる必要があります。あなたは相手を凌駕する決定的な戦略を立てなければなりません。 手番では、ワーカー駒を配置してそれに応じて共通の場から「タイル」「資源」「建物」を獲得し、個人ボードに配置します。

ゲームデザイナーは、Sébastien Pauchon氏とIsmaël Perrin<氏とのコンビ。Sébastien Pauchon氏は、代表作に『ジャイプル』『ジャマイカ』などがあります。

ロケットを打ち上げるため宇宙開発！『Lift Off』

『Lift Off』は、1950年～1960年代の宇宙開発がテーマのゲームです。

プレイヤーは、宇宙飛行士や宇宙飛行士用が使うための道具などを供給し、ロケットを打ち上げるための技術、ロケットの設計技術などを向上させます。

BGGの情報によると、カードドラフトとセットコレクションが主なメカニズムになるようです。

参考
Lift Off | Board Game | BoardGameGeek

漁船を経営してエビ・カニ・貝を釣って一儲け！『Captains of the Gulf』

『Captains of the Gulf』は、漁船の船長としてメキシコ湾で最大の利益を得ることを目指します。
漁船のアップグレード、乗組員の増員、エビ・カニ・貝などを獲得して港に運びます。
獲得したカードは個人ボード（漁船ボード）の上左右に差し込まれ、魚介類の獲得と船のアップグレードを示します。
ゲームデザイナーは、Jason Dinger氏。BGGの情報によると本作が、初作の新人デザイナーのようです。

トロワ作者の新作ゲーム『Solenia』

小さな惑星Soleniaは昼夜のサイクルを失いました。その北半球は永遠に暗闇に、南半球は永遠に日差しを浴びています。プレイヤーは、世界を旅して両半球の住民に必需品を提供することです。

浮遊都市を移動して全１６枚のカードを出すことでゲームが終了します。

ゲームデザイナーは、『トロワ』『デウス』を手がけたSébastien Dujardin氏。どんなゲームかの詳細が気になります！！

おわりに

『SPIEL ’18』の現地に行ったら買いたい新作ゲーム１０作品をご紹介しました。

行ける人が羨ましすぎる～。