ゲーム名 | でんしゃクジラ |
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デザイナー | 山田空太 |
人数 | 2~4人 |
時間 | 15~30分 |
年齢 | 6歳~ |
メーカー | イマジンゲームズ |
動物・でんしゃ・クジラカードの組み合わせるラミィ系カードゲーム
『でんしゃクジラ』は、動物・でんしゃ・クジラカードの組み合わせるラミィ系カードゲームです。絵本タッチなイラストが特徴的です。
イマジンゲームズのゲームマーケット2018大阪の新作で、作者は『枯山水』や『IKI』などの作者である山田空太氏です。
勝利条件
ゲーム終了時、最得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
決められたラウンドが終了すると、ゲームが終了します。
ゲームの準備
各プレイヤーにカードを8枚配り、残りのカードを場の中央に山札として置きます。
手番でやること
場からカードを1枚引き、すべてのカードで組み合わせが完成していなければカードを1枚捨てます。捨てるカードは各自自分の前の捨て場に積み重ねて置きます。
カードを引く先場所は、「山札」と「他プレイヤーの捨て場」の2箇所があります。「他プレイヤーの捨て場」から引く場合には、自分の手札と組み合わせて自分の手前に公開して出す必要があります。(麻雀でいうところの、ポンやチーにあたります。)
組み合わせ
各カードが、所定枚数ずつ揃うと組み合わせが完成します。カードは、「動物カード」「クジラカード」「でんしゃカード」の3種類。
動物カード
「やぎ(赤)」「わに(黄)」「さい(青)」の3種類。上半身と下半身のカードがあり、それぞれ同じ種類で2枚揃うと完成します。
でんしゃカード
「でんしゃ(赤)」「でんしゃ(黄)」「新幹線(青)」の3種類。それぞれ同じ種類で3枚以上揃うと完成します。
「でんしゃ」は先頭車両とそれ以外の2種類。「新幹線」は先頭車両・中間車両・最後尾車両の3種類で構成されます。
クジラカード
「赤クジラ」「黄クジラ」「青クジラ」3種類。それぞれ同じ種類で3枚以上揃うと完成します。
「レインボークジラ」は、オールマイティカードとなっていて他の色のクジラと組み合わせて使うことができます。
得点計算
組み合わせが完成したらアガリです。組み合わせに応じて得点を計算します。
- アガリ(1点)
- 自力(1点):他のプレイヤーからカードを取らずにアガリをする
- 同色(1点):すべて同じ色
- 5でんしゃ(1点):5枚以上の長さのでんしゃカード
- 全クジラ(2点):すべてクジラのカード
- 新幹線一気(勝ち):9枚の新幹線
jun1sさんが公開している役一覧のサマリーシートを使うとより遊びやすいと思います。
イマジンゲームズさんのゲームマーケット大阪2018での新作ゲーム「でんしゃクジラ」の役一覧をサマリーシートにしました。厚手の紙に印刷してカットすると箱にちょうど収まるサイズとなります。イマジンゲームズさんに公開の了承を頂きました。快諾に感謝致します。https://t.co/Ba6dcD0BQe pic.twitter.com/5u29WhJtaB
— jun1s@くだものあトゥーンめ (@jun1s) 2018年4月8日
実際に遊んでみて
まず、このイラストにほっこりします。ゲームの特徴としては決まった数でカード組み合わせが決まる動物・クジラカードと組み合わせの枚数がフレキシブルなでんしゃカードにあります。
麻雀などに代表されるラミィ系ゲームでは、3つ揃える役を組みあわせて完成させますが、本作では3枚以上というゆるい縛りとなっているでんしゃカードが特徴的となっておりこれをうまく枚数調整しつつ動物と組み合わせることで完成させることができます。
他プレイヤーと狙いが一致してしまうことは多々あり、なかなか場に欲しいカードが出てこずにひたすらカードを引き続けることになってしまうことも。その辺のインタラクションやなかなかアガリをすることができないジレンマがありします。
ルールの複雑さはあまりなく、役もとても覚えやすいのもいいですね。いつか新幹線一気をやってみたい!!
おわりに
絵本的イラストが可愛らしいラミィ系カードゲーム『でんしゃクジラ』をご紹介しました。
もちろん大人同士のガチな戦いもできますが、カードゲームで遊べるようになったお子さんと一緒に遊んだりするとより良いかもしれません。