(引用:『ゲームマーケット』公式サイト)
ゲーム名 | すずめ雀 |
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デザイナー | 篠崎 高広(しのうじょう)&丸田 康司(すごろくや) |
人数 | 2~5人 |
時間 | 30~40分 |
年齢 | 6歳~ |
メーカー | すごろくや |
6つの牌で役を完成させる簡易麻雀ゲーム
『すずめ雀』は、 6つの牌で役を完成させる簡易麻雀ゲームです。「1」〜「9」、「發」「中」それぞれ4つずつで構成されています。
ゲームデザイナーは、しのうじょうの篠崎 高広氏とすごろくや代表の丸田康司氏。完成まで約2年を費やしたとのことです。各メディアでも取り上げられ、ゲームマーケット2018春では行列ができたゲームの1つでした。
参考
5分で覚えて一晩遊べる。麻雀の読み合いが凝縮された新作テーブルゲーム「すずめ雀」を体験してきた – 4Gamer.net
参考
『すずめ雀』初心者でも本格的な駆け引きを楽しめるミニマル麻雀ゲームが登場 | インサイド
勝利条件
ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
4ラウンド(4局)が終了すると、ゲームが終了します。
ゲームの準備
場の中央に牌を裏向き置いてじゃらじゃら混ぜます。ラウンドで追加得点となるドラを1つ選びます。
各プレイヤーに牌5つと50点分の点棒を配ります。
手番でやること
手番では場から牌を1つ引き、役が完成していなければ牌を1つ捨てます。これを親プレイヤー(スタートプレイヤー)から順に行います。
これをいずれかのプレイヤーが役を完成させるか、場の牌がなくなるまで繰り返します。
役の完成
役は6つ目の牌を場から引く、もしくは他プレイヤーの捨て牌から引くことで完成させることができます。
ただし、完成させた際に5点以上の組み合わせになっている必要があります。また、既に捨た牌で上がることはできません。
得点計算
得点計算は、上の写真の通りとなっています。
赤い牌を使った得点がこのゲームで特徴的な点数の獲得方法になります。
実際に遊んでみて
通常の麻雀よりも牌の種類が少なく(1/4)となっているので、何を手元に残して上がりを待つかに集中することができるなという印象を受けました。
一方、牌の種類が少ないために他プレイヤーの集めているものを読んで役をつくるのは難しいように感じました。(ここは、私の技術不足かもしれまん…) ポンやチーといった他プレイヤーから牌をもらって組み合わせを作るルールはないため、自分の引き運と場に捨てられてる牌からの確率計算によって取捨選択を行います。
引いた時に赤牌が来た時の儲けもの感(?)は強いです。5点以上でないと役を完成できないというところも良いですね。数回遊んだ限りでは、役の早見表が手放せません。空で全役を言えるようになるとワンステップ上の楽しみ方ができそうな気がします。
通常の麻雀よりも早くゲームが終了するためついつい繰り返し遊んでしまいます。
おわりに
今回は簡易麻雀ゲーム『すずめ雀』をご紹介しました。麻雀をやってみたかったけど、ルールが複雑で遊べてなかった方は一度遊んでみるといいかもしれません。
麻雀は遊ぶけどボードゲームは遊ばない方との架け橋になりそうな気がしました。