ゲーム名 | ミステリアスフォレスト/神秘の森 (The Mysterious Forest) |
---|---|
ゲームデザイナー | カルロ・ロッシ(Carlo A. Rossi) |
人数 | 2~4人 |
時間 | 20分 |
年齢 | 6歳~ |
神秘の森を脱出して女王を倒す協力メモリーゲーム!
『ミステリアス フォレスト/神秘の森』は、神秘の森を脱出することを目指す協力メモリーゲームです。ジョナス少年はファンタジーの世界に入り込んでしまいました。プレイヤーは神秘の森を越え、ドラコニアの恐ろしい女王に立ち向かいます。
ゲームデザインは、『大勝負』『アルケミスト』などを手がけたカルロ・ロッシ氏によるもの。2017年のドイツ年間ゲーム大賞キッズ部門でノミネート入りした作品となっています。
グラフィックノベル『The Wormworld Saga』のスピンオフボードゲーム
本作は、Daniel Lieskeのグラフィックノベル「The Wormworld Saga」をボードゲーム化した作品です。こちらは、無料WEB漫画のような形態を取っており、日本語非対応ですがイラストだけでもなんとなく楽しめます。
参考
The Wormworld Saga – A Digital Graphic Novel by Daniel Lieske
勝利条件
ドラコニアの女王まで到達し、倒すことができるとゲームに勝利します。
終了条件
勝利条件を満たす。もしくは、途中でミッションをクリアすることができないとゲームが終了します。
いざ開封!
ボードゲームには珍しく、上面の蓋が横に開く形式となっています。主人公ジョナス少年のフィギュア、ダイス、背景イラストと一体化したカードが目を惹きます☆
左側には先程紹介した『The Wormworld Saga』の抜粋が載っています。窓枠をくぐったら、そこは神秘の森だったのです。
ゲームの準備
プレイ難易度に応じてカードを場に準備します。
カードは「森カード」「放浪者カード」「最終戦闘カード」の3種類があり、難易度は森のカード枚数に応じて変化します。
場の横には、装備品チップを種類毎に分けて横に置いておきます。
手番でやること
手番は「1.確認フェイズ」「2.装備フェイズ」「3.冒険フェイズ」の3つに分かれており、全てのフェイズが終わるとゲームが終了します。
1.確認フェイズ
場に並んだカードを1枚ずつ表向きにして、カードにどのアイコンが書かれているかを記憶します。
めくったカードを裏向きにして、次のカードを表向きにします。これを全ての並んでいるカードで行い、参加者全員で覚えます。
2.装備フェイズ
ダイスを4つ振り、そのうち2つの出目の装備チップをバックパックに入れます。
これをバックパックがいっぱいになるまで繰り返します。
お助けキャラクター「ロキ」の出目が出た場合は、必ずこれをバックパックに入れる必要があります。「ロキ」のチップは、複数種類の装備品や装備品交換などを行うので道中のお助けチップとなります。
3.探険フェイズ
装備も整ったので神秘の森を探険します。
カードを開始地点から順に1枚ずつめくり、カードに書かれたアイコンと一致する装備タイルをバックパックから出すことでクリアしていきます。
最後のカードまでたどり着き、必要な装備品チップを使えればゲームクリアとなります。
実際に遊んでみて
ファンタジー色が強く、ほど良くゲーム性があり、非常にとっつきやすいキッズゲームではないかなと思いました。
ダイスの出目から何をバックパックに入れるかを相談するステップは、各自の記憶を照らし合わせあれは足りてるあれは足りてないという話し合いになります。
お子さんと遊ぶ際は、すべて任せてしまっても良いかもしれないですし怪しいなと思ったときに子供の手助けをするプレイングが良いかもしれません。各自記憶するカードの分担などを決めて遊んでも良さそうです。
▲ゲーム終了時の様子
遊んだ際は、おじさん3人でのプレイしかも初級編だったので余裕でクリアするとう大人げない結果となりました。大人がガチで遊ぶ場合には「森の英雄」という最上級の難易度で遊ぶことをオススメします。森カードが増えるため、バックパックに占める必要装備品の数が増える上に覚えることも増えます。
また、先に紹介した「The Wormworld Saga」の導入部分を読んで(1~2話目位)から遊ぶとより世界に入り込めるのではないかと思います。
おわりに
協力メモリゲーム『ミステリアス フォレスト/神秘の森』をご紹介しました。メモリゲームなどで遊ぶことができるようになったお子さんと次のステップとして遊んでみてはいかがでしょう。