(引用:Superlude Éditions)
ゲーム名 | リュテス / Lutèce |
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メーカー | Superlude Éditions (2015) |
ゲームデザイナー | Nicolas Sato |
人数 | 2~4人 |
時間 | 45分 |
年齢 | 10歳~ |
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『リュテス (Lutèce)』について
『リュテス (Lutèce)』は、紀元前1世紀のローマがテーマのカードゲームです。後にローマ帝国の皇帝になるアウグストゥスのため、各プレイヤーは街を作り上げていきます。ゲームシステムとしては、セットコレクションがメインのカードゲームです。
(引用:Superlude Éditions)
ゲームの目的
より多くの勝利点(名声点)を稼ぐことを目指します。
勝利条件
ゲーム終了時に、最も多くの勝利点を持っているプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲーム終了条件
共通の場にある山札が尽きたとき、ゲームが終了します。
ゲーム詳細
ゲーム終了条件を満足するまでラウンドを繰り返します。各ラウンド開始時、共通の場に合計6枚のカードが配置されます。(※3人プレイの場合)
場は、キャラクターカードを配置するスペース(A~C)と建物カードを配置するスペース(I~Ⅲ)の2つに分かれています。各プレイヤーは合計8枚のカードを持っており、これを使って場のカードを獲得していきます。
手番でやること
ラウンドでは、プレイヤーは以下の通り手番を行います。全てのアクションは、同時に並行して行います。
- 手札から2枚のカードを選ぶ<
- (任意)選んだカードにお金を乗せる
- カードを獲得する
これを共通の場にあるカードの山のどちらかがなくなるまで行います。
1. 手札から2枚のカードを選ぶ
共通の場の中で、獲得したいカードを2枚選び、裏向きにします。このカードは、カードの獲得処理を行う時に、表向きにします。
手札は、共通の場を示す6枚のカードと、お金を獲得できる2枚のカードで構成されます。手番では、常に8枚を持った状態でこの処理を行います。
2. (任意)選んだカードにお金を乗せる
1.で選んだカードに、お金を載せることができます。3.でカードを獲得する際に、他のプレイヤーが同じカードを選んでいた場合により多くのお金を積んでいるプレイヤーが獲得します。
3. カードを獲得する
一斉に、2枚の選んだカードを表向きにします。カード毎に誰が欲しがっているかを順に確認します。
- 1人が選んだ場合:
選んだプレイヤーは、カードに書かれたコストを支払い、カードを獲得します。 - 複数人が選んだ場合:
最も多くのお金を積んでいるプレイヤーが、カードに書かれたコストを支払い、カードを獲得します。積んだお金が同じだった場合は、誰も獲得することができず、この場のカードは捨て札になります。 - 誰も選ばなかった場合:
1金が追加され、場に残ります。
獲得したカードは、こんな感じで自分の場に並んでいきます。各カードには得点条件や記号が書かれており、セットコレクションと4種類のマーク毎にマジョリティー争いをします。
カード獲得の処理を終えたあと、山札から場にカードを補充して次のラウンドに移ります。
感想
ラウンドの最初のカードの選択が非常に手に汗を握ります。他のプレイヤーがどのカードを狙ってくるのか考えつつ、そしていかにお金を積んでバッティングを回避して自分のカードを獲得するかがアツいです。
今回は、3人プレイでしたがなかなか思うようにとることができず(思考を読まれすぎた)苦戦しました。開始3ラウンドで1枚しか獲得できないとかだったはず。4人プレイだったら、より多くバッティングが発生してキリキリマイにだろうなと。上級者向けバッティングゲームとしてよいゲームじゃないかなと思いました。
参考
Lutèce | Board Game | BoardGameGeek
参考
Lutèce | Superlude