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ゲーム紹介『桜降る代に決闘を』

桜降る代に決闘を

ゲーム名桜降る代に決闘を
メーカーBakafireParty (2016)
ゲームデザイナーBakaFire
人数2人
時間約10~20分
年齢12歳~

目の前で使うカードを選ぶ2人用対戦カードゲーム!

『桜降る代に決闘を』は、2人のキャラクターを選びその場でゲーム中で使用するカードを選んで戦う2人対戦デッキ構築ゲームです。

ゲームデザイナーは、『惨劇RoopeR』を手がけたBakaFire氏です。

ゲーム紹介『桜降る代に決闘を』

公式大会や公式ブログでの小説連載などが積極的に展開されており、人気の作品となっています。イエローサブマリンの2017年の販売額ランキングで1位を獲得しました。


参考
テレビ東京「WBS(ワールドビジネスサテライト)」でボードゲーム特集! : ニコボド | ニコのボードゲーム日記

ゲームの目的

決闘をし、相手のプレイヤーを倒すことを目指します。

勝利条件

相手のライフを0にすることを目指します。

終了条件

いずれかのプレイヤーのライフが0になったとき、ゲームが終了します。

準備

桜降る代に決闘を:場のセットアップ

場の中央にゲームボードを配置します。その上に桜の花びらを並べます。

『桜降る代に決闘を』:メガミ

メガミは7種類あり、各プレイヤーは自分の使用するメガミを2人選んで自分のデッキを構築します。

『桜降る代に決闘を』:カード

各メガミには11枚ずつカードがあります。そのうち、7枚が通常札、4枚が切札となっています。2キャラクター分の合計22枚から、ゲームで使用する通常札7枚切札3枚を選びます。

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3枚の切札は伏せてゲームボードの下に配置し、7枚の通常札は山札にしてその左隣に配置します。

切札は常に場に配置されており、通常札の手札とは別に発動条件を満たしていれば使うことができます。切札という名の通り、非常に強力なカードとなっています。

手番でやること

桜降る代に決闘を:手番でやること

手番でやることは上の写真の通りとなっており、フェイズは、「開始」「メイン」「終了」の3つで構成されています。

1.開始フェイズ

桜降る代に決闘を:集中力カウンター

集中力カウンターを1つ加算します。この集中力を使用することで、間合いを変更します。

その後、「付与札コストの支払い」「使用したカードの回収」「カードを2枚引く」を行います。

2-1.メインフェーズ:通常行動

メインフェーズの「通常行動」「全力行動」のどちらかを行います。

通常行動では、カードの使用基本動作を好きな回数行うことができます。

カードの使用

桜降る代に決闘を:カードの使用

手札のカードを使用します。このとき、カードの必要コストを「フレアエリア」から「ダストエリア」へ移動します。

桜降る代に決闘を:カード説明

カードの左上には、使用可能な間合。カードの左下には、攻撃した際の相手へのダメージが書かれています。

相手は、攻撃を「ライフ」で受けるか「オーラ」で受けるかを選択することができ、選択に応じてダメージを負います。

基本行動

桜降る代に決闘を:基本行動

「集中力」もしくは「手札」を支払うことで基本動作を行えます。

基本動作は以下の4つです。

  1. 前進
  2. 後退
  3. 纏い
  4. 宿し

桜降る代に決闘を:桜花結晶の循環

基本動作を行うことにより、「間合」「オーラ」「フレア」「ダスト」にある桜の花びら(桜花結晶)が循環します。

2-2.メインフェーズ:全力行動

桜降る代に決闘を:全力行動

カードに「全力」と書いてあるカードを使用します。

3.終了フェーズ

手札が2枚になるまで減らします。

1~3のフェーズが終わると、手番は相手プレイヤーに移ります。桜花結晶をうまく循環させることで、相手への攻撃の機会を伺います。

繰り返し遊ぶことで、他のキャラクターの特徴とその対抗策などを考えるより練度の高い戦いが展開できるようになりそうです。

繰り返し遊ぶことでプレイヤーのスキルが上達してから楽しめるようなゲームになっていると感じました。強くなるため繰り返し遊ぶことで、固定ファンが定着するというサイクルが出来上がるのかなと。実際に拡張セットなどの販売も継続して伸びていることからもそれが伺い知れます。

ゲームとしての面白さはもちろんのことながら、いかにゲームを継続して遊んでもらうかという点まで考えて作られているゲームなのではないかと思いました。

おわりに

今回は、2人専用決闘カードゲーム『桜降る代に決闘を』をご紹介しました。

相手との間合をつめつつ、どの順番でカードを発動させるかが悩ましいゲームです。11月8日には、第2幕決定版が。2018年にはデジタル版のリリースが予定されていたりと、今後も目が離せない作品となっています。

トレーディングカードゲームが好きな方は、一度遊んでみると良い気がします。

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